「良くも悪くも疾走感だけの映画。」ジェイソン・ボーン るるる〜さんの映画レビュー(感想・評価)
良くも悪くも疾走感だけの映画。
冒頭から最後までジェイソンボーンことマットデイモンがボロボロになりながらもタフガイ然として全力で走り抜けます。
残念ながらただそれだけの映画ですね。
全編通じてやや見所に欠ける感があり、続編製作決定以後のプレスリリースで過度な期待を持たれた方は要注意です。
走りっぱなしで画面はせわしないのに、常態としての疾走が言葉を発しない沈黙に等しく、何故か度々睡魔に襲われました。
カーチェイスや殴り合いは有るけれど打ち合いがほとんど無いという珍しいアクション映画でもあります。
加えてスパイ映画の心理戦みたいなものも皆無といってもいいです。
トミーリージョーンズもしばらく観ない間にかなりお歳を召しましたね。
それぞれ配役はいいのに、ちょっと残念かな。
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