ゾンビ・サファリパークのレビュー・感想・評価
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ゾンビinジュラシックパークよりも
ゾンビinウエストワールド。
ラストシーン、生き残った女性が助けに来た軍にゾンビと間違われて撃たれて終われば、ゾンビ映画を作ろうという気概を感じたが、甘く煮しめたような今風の終わり方はいただけなかった。
ちゃんとゾンビ映画…!!!
名前からしてB級感溢れる作品なんだろうなって思ったらちゃんとゾンビ映画で嬉しかった…!
オーブンで老化させて足を遅くさせるとは?って感じだが、そういうことは言っちゃいけないね
老化させなければ全速力で追いかけてくるから結構強めのゾンビ
他のゾンビ映画より襲われたら死ぬスピード早かった
ゾンビ世界大戦後のリゾート!
Amazonプライムビデオでたまたま見つけて暇なときになんとなく観た映画でした。
邦題といいB級感漂うジャケット写真とか雰囲気といい、正直まったく期待をしていないまま鑑賞したのですが、良い意味で期待を裏切ってくれ、なかなか面白かったです。おふざけゾンビ映画と思いきいや結構しっかり作られており、そういう点も好感が持てます。
人間vsゾンビ戦争やゾンビ狩りを観光にしたリゾート施設で大儲をしているの設定も、今までありそうで無かったため、マンネリ化しつつあるゾンビ映画の中で、目新らしさすら感じます。
そんな中でも、ゾンビ映画の基本はしっかり抑えています。結局、恐ろしいのはゾンビではなく人間達という設定を守りつつ、現代の難民問題を批判するような設定となっており、メッセージ性も何気に入れてきています。
ゾンビが襲ってくるという恐怖も後半に行くにつれ窮地が多くどう乗り越えていくかも楽しめる要素としてありました。本作のゾンビは割とスピードはのゾンビなので走ってくる緊張感もあります。
ただし、ちょっと主人公のヒロインが好きになれなかったのが面白かったと言い切れないのが残念でした。すべて自分を正当化しようとしている行動や発言が飛び出すのですが、何かと矛盾していたりと、観ていてイライラします。ヒロインの恋人の設定もいい人なのか悪いやつなのかが中途半端すぎたように、全般的に登場人物やその関係性に関しては余りうまく描き切れていなかったとは思います。
そうはいっても、続々とゾンビ映画が量産されている中では、割と貢献している映画だったと思いますので、是非ゾンビファンの方は一見の価値ありそうです。
行ってみたいな
2022年9月10日
映画 #ゾンビ・サファリパーク (2015年)鑑賞
原題は The Resortなので邦題の方が分かりやすい
ゾンビをサファリパークにするって発送は面白いし、その供給元は移民というのもいい発想
だけど、ストーリーが今ひとつでしたね
良作ゾンビ映画の1本
乱暴に言えばジュラシックパークの恐竜をゾンビに置き換えた話ではあるが、皮肉に満ちた展開やクライマックスの見せ方には光るものがあり鑑賞後の満足度は高い。
パークの真実が判明するくだりはなかなか良い。
パークの運営と同時に行っている難民支援が、実はパークのゾンビ補充だったところは、どんなことがあろうが利益を追求する人間のグロテスクさが良く出ている。また、その真実が段々と判明していく一連のシーンもスリリングで面白い。
その真実が判明した時、今まで屠ってきたものが数時間前までは生きていたことに気づき罪悪感や残酷さを覚える。しかし、運営当初のゾンビたちも元を辿れば人間だ。すでに死んだ者は殺しても良い、ましてや自分とは関係ないものであればなおさら、都合よく解釈することで罪は正当化されていく。そして、そこに利益が生まれれば倫理観はなくなっていく。
パーク内にゾンビたちを解き放ってしまう原因が世界に真実を伝えようとした者たちというのも皮肉的だ。正義とは時に他社を巻き込み暴走していく、誰かが傷つくまでそのことには気づかない。
ラスト、ゾンビ禍が繰り返されることを示唆し映画は幕を閉じる。結局のところ愚かな選択の果てには破滅しかないのだ。
この感想だと社会派ホラーのようにも感じるが、あくまでもエンタメホラーとして作られている。
特にクライマックスのパークへの総攻撃シーンは思わず手に汗握る出来となっている。無数のゾンビに追われながらミサイルの爆破をかいくぐり全力疾走する主人公。
なかなかの迫力とスリルのあるシーンだ。低予算ながら見せ場では手を抜かず、見ごたえのある場面を作っており好感が持てる。
手垢のついたゾンビものではあるが、独自の設定や見ごたえのある見せ場があり楽しめる。このジャンルにはハズレも多いが掘ってみるとこういった作品も出てくるのでやめられない。
思ってたよりも設定はしっかりしてた。 ゾンビの補充どうするの?って...
思ってたよりも設定はしっかりしてた。
ゾンビの補充どうするの?って思ったらちゃんと説明があったし特に大きなツッコミどころもなく概ね満足。
登場人物たちのキャラが立つ前にサクサク死んでくしちょっと噛まれたら速攻見捨てるし感情移入も何もあったもんじゃない。
ゾンビが俊敏なのは最近の映画やドラマでは当たり前になってきたね。
ジュラシックパークのゾンビ版…以上!
ゾンビ大戦。戦争後遺症。難民問題。ゾンビ人権団体。ゾンビを使ったニュービジネス。とちょっぴり社会派な内容?
最後も問題提議して終わる感じ+αまあゾンビものあるあるな感じ。
時間に余裕のあるゾンビ好きな方なら観ても良いかも知れません。評価は普通。
ゾンビ版ジュラシック・パーク
もはやそのまんまゾンビ版ジュラシック・パークである。感染や襲撃の恐怖をジワジワと描くようなことはせず,ひたすら逃走&銃撃。噛まれた仲間は容赦なく射殺。単純明快でテンポが速い。ゾンビたちも古典的なゾンビではなく“最新モデル”。のんびりゆらゆらと歩いていることもあるが,いざ襲撃となるとその動きは俊敏で走力もある。ゆえに逃走劇のスリルは倍増。
ゾンビサファリパーク
まぁ良かった!
設定が割と面白いなと思うね。タイトルは神。
最後の射撃が上手いおっさんがなんで生きてるかよく分からん。そのせいで不完全燃焼感ある。
初期のゾンビが動き速い設定もうちょい活かしてもよかったな。
初心者におすすめゾンビ
まずゾンビアポカリプス後の背景があってそれをサファリパークとしている設定が面白かった!
他のアポカリプス後を描いた作品あるけど、ゾンビを資源として考えるのは共通なんだな〜と思った
最初サファリで倒してたら資源枯渇しないのかなって疑問があったけど、序盤で出した難民を伏線としてて疑問回収できたから良かった〜(頭のイイ人は最初から分かってそうだけど)
それに掠ってただけだけど、ゾンビの権利団体とか名前が出てて、実際こんな世界になったらありそう!とか納得しちゃったし、小ネタっぽい設定が面白かった!
こっからはちょっと否定的なんだけど、設定・背景は面白いのにストーリー展開は割と普通だったのがちょっと残念だったかも
死ぬ順番とか結構予想通りだったし、生き残るのも想定内だった
だからゾンビ映画ホラー映画慣れしている人には、「あーね」ってなっちゃう
あとキャラが死ぬことに対してあんまり悲しめなかったのも残念部分大きい…唯一武装系のおっちゃんに対してはショックがあった
グロさもR12だからそこまででもないし、ビックリ度も少ない。普段あんまり見ない人とかと一緒に見たりおすすめするのだったら向いてるかなー(過度なラブシーンとかないから一緒に見てて気まずくなんない!!(重要))
こっちは勝手な見解なんだけど、基本的にこの映画のゾンビって目が白濁とかすっごい虚ろっていうより、まだ瞳の光?的なものが残ってるなと感じた
リゾート前夜祭シーンで拘束されてるゾンビが、パニック中にCEOのこと指差してたし、理性的な感情的なものが潜在的に残ってるのかなって思った
もしかしたら難民者で殺される時の恨みが残ってるのかな〜
まあ全部妄想なんですけどね
発想が面白い
難民をゾンビにして、商業化すると言う…なんとも言い難い設定だけど、ゾンビ狩りを運営する会社の女社長の言うことも分からなくもない。結局、それが言いたかったのかなぁーとさえと思う。
難民を受け入れる側と 商業化する側との癒着による、難民の横流し的な構図…。
それに反発するゾンビの保護団体。
その三角関係を見ると、倫理に反してるとしか思えなと考えられる辺り、ただのゾンビ映画では収まらない、面白い流れだなと思った。
野生動物のトロフィ・ハンティングと同じ様な仕組みなので、やっぱり世の中 こんなことがあってはいけないなと考えさせられた所もあった。
設定が重いが映像は軽い
自由にゾンビ狩り出来るレジャー施設『リゾート』のシステムがダウンして人間が狩られる立場に逆転という発想はとてもフレッシュだが、過去に大きな戦争があって・・・という背景をヘヴィに押し出してしまっているのでB級ゾンビ映画としてライトに楽しめない。噛まれてちょっと出血するだけという映像ばかりライトなゾンビ映画。
ゾンビの権利保護団体の一員みたいな女が大した理解と覚悟もなくUSB突っ込んでデータハックしたらウイルスが入っていて自分も窮地に追い込まれる、という単純明快自業自得もいいところ!なんだけど、重い背景がセットになるとこのバカさ加減をすんなり受け入れられなくなってしまう。
キュートでセクシー、羨ましい限りの主人公もネチネチ過去を引きずるその割に、ゾンビに襲撃された時には他人に対して「撃て、撃ち殺せ~!」と急かすキャラのブレっぷり。自分はほとんど何も働かないのにフィアンセの行動には批判的。マジすかパイセン、いい度胸っすね!
結局、可愛らしい彼女が過去を乗り越えウォォォァァッ!!とマシンガンをぶっ放すような爽快なシーンは見られず無念。
リゾート参加者達はそれぞれ個性的でキャラ立ちしていて良かった。
ヘヴィで攻めるならもっと緻密に設定やキャラ作りがあっていいと思ったし、どちらかと言えばもっと単純な設定で固めて人間がゾンビに狩られるシーンをコミカルかつ凄惨にするとか、もっと血肉を極めてくれた方が面白かったんじゃなかろうか。
助けていた筈の難民をゾンビにしてたっていうのはめちゃくちゃショッキングだった。ぬいぐるみ持ってた可愛らしい子供がゾンビ生産所(?)にいたシーンは驚いたし。なんかさらっとそのシーン流れて終わっちゃったけど。
個人的には色々勿体ない映画だと感じたけど、ゾンビ映画初心者には良いのかもしれません。グロや爽快さを求めてはNG。
ツカミもオチも。なかなか面白いです。
ゾンビものは好きでなかったのだが、昨年から、アイアムアヒーロー、高慢と偏見とゾンビ、バイオハザードと見てしまい、耐性ができたみたい。
本作もなかなか面白かった。
ジュラシックパークのパロディーにもなっているが、冒頭からツカミはよく、想像通りのオチまで一気に見せてくれた。
公開している間にぜひ映画館で鑑賞して欲しいです。
ネタバレはしないのでここまで。
斬新な設定に、お約束の展開。人間の本性が垣間見えるゾンビ映画!!
【賛否両論チェック】
賛:急に驚かせる描写は少なめなので、苦手でも観られそう。人間の持つ残虐性について、改めて考えさせられる内容も。
否:設定はかなり無理やりで、ストーリーもお約束。グロシーンも当然多数あり。
雰囲気はまさにB級感が満載ですが、“ゾンビのサファリパーク”という面白い設定と、絵に描いたようなお約束のストーリーが相まって、観ていてハラハラさせられます。
そして後半では、サファリパークの恐るべき実態も明らかになり、人間の持つ残酷さが浮き彫りになります。“ゾンビもかつては人間”という当たり前のことに、改めて考えさせられますね。
ゾンビ映画特有の、急に驚かせるようなシーンもありますが、他の作品に比べるとかなりソフトに作られているので、苦手な人でも観られそうです。気になった方は是非。
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