しあわせの灯る場所のレビュー・感想・評価
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【”陽気な心は一番の薬。”夢破れた元メジャーリーガーでアルコール中毒になった男が、スーパーで働くダウン症の少年と出会い、希望を取り戻してゆく姿を描いた作品。再後半は少し描き方が粗いです・・。】
■元メジャーリーガーのカルヴィンは、球団をクビになってから酒浸りの日々。 そのため、男手ひとつで育ててきた17歳の娘ケイティとの距離は広がる一方。 そんなある日、スーパーで働くダウン症の少年プロデュースとの出会いが、カルヴィンの人生に再び希望の火を灯すのだが、哀しき事故が起きてしまう。 ◆感想 ・ストーリーは分かりやすい。喪失から再生の映画の王道である。 ・序盤のカルヴィンとプロデュースの出会いから、彼らが絆を築いていくところも良い。 ・プロデュースが、カルヴィンがプロのスカウトから復帰の話を得た時に、彼が酷く酔っていたため彼の車の鍵を取ってしまうシーンも、後半の展開に繋げようとしたのだろう。 <惜しむらくは、終盤の展開である。 カルヴィンに酒を勧めなかった元同僚、ミルトンが妻の浮気の為酒酔い運転をして、プロデュースを撥ねてしまう件から、イキナリ時が過ぎたのだろうか、カルヴィンはプロチームの監督になっており、プロデュースはボールボーイになっている展開は、可なり粗い。 キチンとラストまで、瑕疵なく描いて欲しかったかな・・。>
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幸せになる秘密とは
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序盤の主人公がプロデュースに惹かれる主人公の描き方が物足りなくて、感情移入しづらかったが、仲直りのハグをしたあのシーンで泣いてしまった。
色々な登場人物が最後にこう絡まっていくとは予想も出来ず、どうなるか展開にドキドキもしながら、それぞれの苦悩や立ち向かう姿、家族の在り方、友情、深堀は出来てなくとも多様なものを描いていて、考えさせてくれる作品。
ラストが少し惜しいだけにもったいないが、爽やかな気持ちになれる良作。
プロデュース!
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