聖の青春のレビュー・感想・評価
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映画にする意味あるかな
村山聖の生涯は凄えなあと思ったよ。
もう、それをなぞってるだけで、演出の必要とかないのね。
映画にして映像化して見せる意味は、何かあるのかな。
松山ケンイチはやっぱりうまいんだけど、カッコよすぎるな。
オープニングのシーンで、道端に倒れてるんだけど絵になってて「村山聖じゃここまで絵にならない。やっぱ松ケンかっこいいわ」と思ったね。
東出昌大の演技を心配したんだけど、羽生さん役はほとんど演技しなくて良かったね。ただ「あなたに負けて死ぬほど悔しい」と言うときの表情の動きは良かった。《桐島》の「いいよ俺は」を思い出したなあ。
まんまる 松山ケンイチ 番宣では すでに体重落ちてたけど 20〜3...
まんまる
松山ケンイチ
番宣では
すでに体重落ちてたけど
20〜30キロの増量凄いですねっ‼︎
将棋詳しい人には
物足りなかったみたいですが
対局シーン
緊迫感は伝わりました...
結構な
持ち時間なイメージでしたが
あのカウントダウン焦るぅ
最初
誰?って思ってた役者さん
筒井道隆だった(笑)
なんか肩が凝る
結構期待して観に行った作品!
なんですが、、、
もちろん内容は原作があるので、悪くない。。。
俳優の方の演技も素晴らしい!
でも、なんかすごく窮屈な感じの編集なんですよね。
もちろんそれが将棋の対局シーンにおいては素晴らしくハマるのですが、それ以外のシーンではなんかビミョー
何を伝えたいのかわからないカットも多々見られ、どうしてもそこが気になり、最終肩が凝って終わってしまった。
という内容でした!
でも、役者の方々の演技は緊張感も伝わり、最高でした♩
短い人生を「将棋」に捧げた1人の男のドキュメント!是非ご覧下さい♩
プロとはこう言うことか
村山聖の生きざま、とても力の入った作品でした
当時の村山九段は怪童、難病の天才の印象でした
訃報を知った時は少なからずショックだった記憶があります
当時を彷彿される役作りの松山、東出両君に脱帽しました
顧みずに打ち込む時間、それが青春
松山ケンイチのまるまるとした肥満体型にした役作りはすごいと思った。村山はネフローゼでありながら、あれだけの不摂生をして過ごしていたのだろうか。だとすれば、その生活が命を縮めてしまったと悔やまれる。だが一方で、健康を顧みず将棋をはじめ、好きなことに時間を費やした姿そのものが、青春の形とも言える。村山、羽生の対決がずっと続いていたらどんな将棋界だっただろうか。
こんなにも近くで、、、。
映像に出てくる見たことのある見慣れた街並み、そりゃ大阪を映しているんだから当たり前か。
市内の映画館で鑑賞しながら不思議な親近感を感じた。
十数年前にこの近くで起きていたんだな。と思うと感慨深い。
年齢は一回り下なので小学生、中学生ぐらいかー。
まずマツケンは「めっちゃ太ってるw」と一目で感じた。もうコートを着ていても後姿でお肉が溢れてしまってる。なんせ20キロの増量は半端ないなー。
でもそれが役作りってんだから頭が下がります。
しかしながら村山聖を知っている訳ではないが、NHKの特集等で見た感じだと非常に癖等をとらえていて勉強して演じてるんんだな、と感心した。
リリー・フランキーは本当に素晴らしい役者だと思う。やさしいオジサンやイカれたジジイ等、ありとあらゆるキャラを演じ切る、しかも不自然では無く、今回も本当に師匠「森信雄」を作り上げていた。
あと東出昌大くんも羽生さんそのものだった、初めて観た時は「うわー、ちょっとキツイかもw」と思ったが、非常に自然でそれでいて人間味のある羽生さんを演じられていた。素晴らしい。
さて、作品は非常にリスペクトはもちろん村山聖についても調べられているのだろうなと感心した。
僕はルールはもちろんわかるが、将棋もそれほどやったことが無い村山聖も「なんか聞いたことがある」くらいだったがさっきウィキペディアで調べると作中でしっかりと描かれていた。
他のレビュー等では対局をしっかりと描いてほしい。等といった点も書かれてはいるがそのシーンだけだと間延びしてしまうだろうし、あまりわからない人には難しいだろう。
その代わりにそれぞれの棋士の表情や仕草等が事細かに捉えられていて臨場感、緊迫感等が見ていて感じられた。
特に知り合いでもないし、応援していた訳でもないけど改めて偉大な棋士がしかもこの様な若さで亡くなったと思うと非常に悲しいし、どれ程辛かったのか?と感じる。
しかしながら、上手く表現できないが将棋に出会っていなかったらもっと早くに無くなっていたのかもしれないし、楽しみの無い人生だったかもしれない。
ユーモアのある人でもあったのかな?と感じた。
「牛丼は吉野家じゃないと意味が無い」と何度か言っていた。
非常にわかるw うんうんとずっと頷いていたw
でも最近のすき家だらけの現状をしったらどう思うだろう?w
羽生さんと飲み屋でお互いの気持ちを言い合うシーン非常に好きです。外にしんしんと雪が降ってて。でも店名が「よしのや」じゃなかったかな?w
最後に、誰かが「棋士なんてのは負けず嫌いの集まりなんです」って事を言っていたのを思いだした。
最後まで羽生さんに勝つことを、名人になる事を夢見ていた村山さん、またいつか色々な人と対戦できるでしょう。遅くなりましたが、ご冥福をお祈りいたします。
異空間の住人たち
映画としては星を下げても、な点もチラホラでしたが、役者と元ネタでズドンと腹に収まりました。妙な挿入シーン、それこそが絶妙で、隔絶された世界の住人達の知られざる、魂の闘い。といったおもむきに途中からは入り込めました。まさに将棋は侠の世界なんだなぁ、と。
そこに入り込めるかが鍵になりますが、実はよく分からない世界の、一般人では理解し得ない妖しさと魅力が中々に表現されていたと感じました。
神様のやることはわからない。
昔テレビのドキュメンタリーで見て、
その壮絶な人生に驚いた天才棋士、
村山聖さんのお話。
彼が若干29歳で他界するまでの、
4年間が描かれている。
無骨に将棋に向き合い、
ただ羽生さんを超えるためだけに、
人生をかけた男は、切なすぎる。
いつも病弱で悔しい思いをしながら
戦ってきた聖さんは、
風貌やリアル映像では
伝わってこなかったけど、
とても不器用でピュアな人だ。
そんな人物を美談にせず
まっすぐに描いているから、
スクリーンに気持ちを共有させ、
胸が揺さぶられる。
生まれつき腎臓の難病を患った彼を、
松山ケンイチさんの20Kg増量で挑む。
心象を表現する目配せ演技はさすが。
羽生善治さん役の東出昌大さんも、
今まではイマイチな役者さんだなぁと思ってたけど、
神経質な感じをよく掴んでいた。
フランキーさんはまたもや登場ですが、
安定した役作りですな。
節々に演出や脚本の甘さもありますが、
役者たちの見応えがあるので、
良作にまとまってる感じです。
誰よりも負けず嫌いな
将棋の天才の短い人生の記録や、
生きることへの実直さを案じるだけでも、
価値ある映画ですね。
最後の二人の対局場面は、
駒を打つ音に
はちきれそうな緊張感があった。
駒に命が宿っていた。
YOUTUBEにその対局があげられていて、
改めて見ると、涙が溢れてきました。
こんなにも生きたかった人を
死なせてしまうなんて、
神様のやることはわからない。
聖さんのいうことはもっともだな。
僕たちは、
上を向いて笑顔で生きていていないと
いけないのですね。
棋聖
だいぶ脚色はあるみたいだけど、映画として云々というよりこういう人物が存在したというのは一つの奇跡だと思う。
松山ケンイチももちろんよかったが、羽生役の東出が非常に良かった。彼のベストアクト、何かしら賞をとってもらいたい。
88
なぜ子供の頃のエピソードを入れないのか
原作の小説は、師匠の森さんと村山聖さんの師弟愛が丁寧に描かれていたのですが、映画ではほとんどない。
おそらく羽生善治さんの知名度のために二人の関係を主軸にしたのでしょうが、底が浅く感じてしまいました。
さらに幼少期の、病室から出られない環境から将棋を始め、熱中してどんどん強くなり、名人の谷川さんを目標にして棋士になることを志すところも描写されない。
森さんに弟子入りするところや、弟子入りの時のトラブルもないので二人の関係も感じられない。
それら必要だろうシーンを削って、入れられているのが白鳥だったり主婦の買い物シーンだったり。
これがなければ印象的なエピソードをもっと盛り込めたはず。
役者さんが素晴らしかっただけに本当にもったいない。
熱演がなければ☆1か2になるかもしれない。
印象がぼやけてしまう
僕の映画の観方が悪いのか、もしくは編集の仕方や、主題の設定が悪い(あるいは未設定な)ため、何を見せたい映画なのかがわかりませんでした。
原作を読めば主題がわかるという批判に対しては、「その通りです」としか言いようがありません。しかし、文字よりも情報量が圧倒的に多い映像を作るに当たっては、中心がぼやけてしまわないように、主題に沿わないエピソード等は省いてほしかったです。
編集も同様に一貫性がないです。前後と関係のない、かといって伏線が生じるわけでもない場面を挿入していたり、語り手がいなくて内容があやふやだなと思っていて最後の方になって語り手が登場したり、せっかくの面白い題材がもったいないです。
最後に「この物語はフィクションであり…」と表示されます。それを表示するなら、徹底してフィクションにつとめて、何かしらのテーマを主張してほしかったです。
ここまで、悪いことを書いていますが、幾つかのシーンでは笑えたりするので、村山聖の人となりがわかるという点は良いのではないかと思います。
最後にフィクションですは悲しい
最初はこんなもんかなぁと観てましたが、だんだん、作ってない?と疑問がふつふつ…。
エピソードとか、だいたいは真実も入ってたけど、初めて村山 聖さんの事を知る方の為には、できるだけ、ドキュメンタリーに近い方がいいと思うのですが。松山ケンイチさんは本人のさした将棋と羽生さんの将棋を覚えて対局されたそうですが、体重も増やして頑張ってくれたと思います。やはり、最後は泣けました。
終盤息がつまる程緊迫して見入った、 なんだろう、自分の生き方と重ね...
終盤息がつまる程緊迫して見入った、
なんだろう、自分の生き方と重ねて
悔しくもあるし、憧れもあるし、安堵もある
気持ちが渦巻いてる。
ごおおおお、がああああ!
最初はテンポが悪く、ストーリーの流れがつかめなかった。 ただ、中盤...
最初はテンポが悪く、ストーリーの流れがつかめなかった。
ただ、中盤以降泣いた。
その辺の映画にある、いかにも泣かそうという場面などない。
ただ、2人で将棋をさしているだけだ。それだけで、2人の純粋さ、必死さ、苦しさ、その生き様全てが伝わってきて、気がつけば泣いていた。
観に行って良かったと心から思えた。
二人の役者がすごい
試合の詳細がわからない殆どの観客にとっては将棋表現は二人の顔芸なのであって、それで充分魅せられたのはすごかった。村山聖を描くことに注力してるため、事実とはいえ、お話としてはボンヤリしている。将棋は詳しくないけど将棋界がやっぱり面白いことは大崎さんのおかげで知ることができて良かった。原作読む必要あり。
役作りが凄かったですね。東出さんの羽生さんが似すぎてて! 寿命より...
役作りが凄かったですね。東出さんの羽生さんが似すぎてて!
寿命より熱中するものがあって尊敬する。俺も熱中しなくちゃという気持ちになりました。
村山聖の魂の叫び
羽生と同世代で、『東の羽生、西の村山』と並び称された天才棋士村山聖の短い一生を描いた作品。
不勉強ながら、村山聖の事はこの作品を目にするまで知りませんでした。もちろん、羽生善治の事は知っているんですが、彼と同世代にこんな凄いライバルがいたとは。野球では“松坂世代”“ハンカチ世代”、ゴルフでは“石川遼世代(とは、あんまり言わないかな?”などと、色んなスポーツで“XX世代”と言う言われ方で、同世代の傑出した選手たちがいたりしますが、将棋でも羽生世代と言われる名棋士が居たんですね。
この作品は、村山と羽生に尽きますね。村山聖を演じるために20Kg以上も体重を増量した松山ケンイチ。あそこまで容貌が変わるということは、20Kgでは済まない気がしますけどね。でも、映画公開の頃には、スッキリと戻っていて一安心です。
そしてもうひとりの羽生善治を演じた東出昌大。いやぁ、羽生になりきっていましたね。劇中掛けていた眼鏡も、羽生本人からもらったものだそうです。でもちょっと気になるのが、羽生本人の身長は172cmと言われているんですが、演じている東出昌大の身長は189cm。圧倒的に違うんですけど?でも、調べてみると、村山聖の身長は160cm前後だったらしく、演じている松山ケンイチの身長は180cmだそうです。と言う事は、本物は172cm(羽生)対160cm(村山)、俳優は189cm(東出)と180cm(松山)なので、余人を交えず二人のシーンであれば、比率的にはそんなに違和感はないのかも(笑)。って言うか、将棋は座って指すので、そもそも身長はあまり気にならないという話も・・・。
さて、真面目に作品の話に戻ると、羽生と村山の最後の対局。凄い!将棋なので、当然動きが激しいわけは無いんですが、何か心に刺さってくるような気迫を感じます。心が揺さぶられました。村山のセリフに「将棋は殺し合い」と言うのが有るんですが、それを見事に表現していたと思います。
全180件中、101~120件目を表示