「衝撃の結末!サノスの正義とは?」アベンジャーズ インフィニティ・ウォー ratienさんの映画レビュー(感想・評価)
衝撃の結末!サノスの正義とは?
「アイアンマン」から始まったMCU作品、10年の節目ということで、いよいよラスボスとの決戦って感じかな。
各作品どれもが楽しませてくれる一本なのに、その世界観が一つにまとまるってのは改めてスゴいと感心します。今回、時系列でまとめて見直してみたんですが、まぁ、その作品ごとの関連性から繋がり方まで、見事としかいいようがない!まさに映画界に新風を吹き込んでくれたシリーズ。 その「アベンジャーズ」が最高のクライマックスを迎えました。
今回、登場人物がメチャクチャ多いのに、その誰もに見せ場があって、ホンッと上手くまとまっていると思う。 2時間半という長時間にも関わらず、笑いと緊迫とド派手なアクションで、飽きることなく魅入ってしまいました! 何回見ても楽しめる。最高に興奮させてくれる一本です。 【内容に触れていきますが、これから観ようって人は知らない方が面白いと思いますので、要注意】
まず、本編はいきなり宇宙船のSOSから始まります。「マイティ・ソー バトルロイヤル」のラストで逃げ延びたアスガルドの人々が全滅?この衝撃的なオープニングからもう目が釘付けになります。おまけに、ハルクがノックダウンされるし、ソーは手も足もでない、ロキも絶命(?)しちゃいました。
倒されたハルクはドクター・ストレンジの元に飛ばされ、サノスの脅威を伝える。ドクター・ストレンジは、アイアンマンに協力を求めるが、そこにサノスの手下が現れて、ニューヨークは再び惨劇の舞台と化してしまう。インフィニティ・ストーンを所持するドクター・ストレンジが連れ去られたので、アイアンマンと手伝いに来たスパイダーマンは、宇宙船に忍び込み、飛び出していった。
インフィニティ・ストーンを装備しているビジョンもサノスの手下の攻撃を受けていた。そこに助けに来たのがキャップを筆頭としたアベンジャーズの面々。なんとか、守り切ることが出来たが、ビジョンからインフィニティ・ストーンを外すため、ワカンダへと向かう。
サノスに敗れたソーは、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の面々に救われ、合流する。ハンマーが壊れたため、新たな武器を手に入れようとするソーと、サノスからインフィニティ・ストーンを守ろうとする二グループに別れた。
それぞれのヒーローに、それぞれのドラマが展開しながら、一本の幹にまとまっていく。
ホントに素晴らしい。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の面々と合流したアイアンマン達は、タイタン星でサノスを待ち伏せて、対戦する。
同じ頃、ビジョンを狙ったサノスの軍団がワカンダを襲撃し、大戦が始まる。
この二つの戦いも、ホンっと、大混戦の大迫力で楽しませてもらいました。
【ラストに触れるネタバレ】
2部作なので、この話が途中で終わるのは解ってたのですが、まさか、あんなところで終わってしまうとは・・・
インフィニティストーンの争奪戦だから、ビジョンは助からないと思ってたけど、まさか、その後に新メンバーは全滅?
サノスの指パッチンで全ての生命が半滅する?サノスの言い分は、増えすぎる人口は滅亡に向かっている。そのため、間引きが必要って事みたい。確かにその理屈も一理ある。
天敵のいない人間が戦争を起こすのも、それが要因ってのを、昔なんかの本で読んだ気がする。でもね・・・
いつものオマケ映像に懐かしのフューリーが登場するんだけど、まさかの消滅・・・ちゃんとマーベルに送信していたのがうまい。
初見時には「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」「スパイダーマン」「ブラックパンサー」の続編はどうなるんだろう?って、えらい心配しちゃいました。