「みんな褒めてるなぁ…」アベンジャーズ インフィニティ・ウォー キレンジャーさんの映画レビュー(感想・評価)
みんな褒めてるなぁ…
正直、何を評価すればいいか分からない。
決してこの作品を否定している訳ではないけど、もう少しキャラクター減らせば、もう少し話は整理できたろうし、こんなに長い尺にもならなかったろうし…。
「これだけのキャラクターと人気俳優たちをよく1本の物語にまとめたなぁ」という評価は、作品の質とは別にしておかないとね。
サノスもただの絶対的な悪として描くつもりはない様だし、まだまだ奥行きがあるかと思うと、本来はワクワクするんだろうけど、ここに至って正直ゲンナリしている。
逆にスパイダーマンやアイアンマンはメカニカルさが仕上がっていて良かった。
それから、まあ比較するのも変だし、今更って気もするけどやっぱり日本人にとってのヒーローって少年から青年が担当して、その若さ故の葛藤や無謀や挫折を織り交ぜて描くものでしよ?こんな自分勝手なオッサンばっかりじゃどうにも…という気もしているのも確か。ケンカや仲間割れ、失敗も「いい歳して何してんだよ」と思ってしまう。
MARVELが好きなら観てみたら?
っていう映画です。
マーベル作品はそもそも、それぞれが違う時間軸・違う星に、こんなヒーローが居ますよ。と言うもの
アベンジャーズ作品は、力と力のぶつかり合いにより生じた時間軸・各星の歪みで1ヶ所にヒーローが集められた状態。
アベンジャーズインフィニティウォーは、歪みが進んでこのままだと全ての時間軸・それぞれの星が消滅します。と言う状態
オールキャストで危機的状況だと一目で解る豪華仕様です。
日本のヒーロー→年取らない
アメコミ→年取る(成長する)
の違い
ケンカや仲間割れ、失敗を経験して大人になるものです。
日本のヒーローは怪我しても一瞬で治るし、建物が壊れても知らん振り(それも一瞬で直る)
アメコミのヒーローはちゃんと怪我するし完治までに時間が掛かる。
街の修繕はトニー・スタークにして貰う
トニースタークには心がある。