「縁側でにっこりと微笑むサノスお爺さん」アベンジャーズ インフィニティ・ウォー ついんまーくつーせかんどさんの映画レビュー(感想・評価)
縁側でにっこりと微笑むサノスお爺さん
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シリーズ最高傑作にして最大の問題作
とか当たり前のキャッチコピーは良いとして、サノスさんがめっちゃめちゃ好きになりました。
言ってる事は勿論そうなんだけど、やってる事はダメだよねって普通に思うんだ。
今まではサノス陣営が無作為に調停と言う名の虐殺を執行していた。
ここで終わっていたら機動戦士ガンダムのギレン・ザビと同じ行為です。(銀河万丈だけに)
そのため、インフィニティストーンと言う神の慈悲による裁きが必要だった。
でなければ彼の言う「均衡を保つ」行動に私情が入るから。
彼は世界を自分の思い通りにしたい訳じゃないです。
自ら汚れ役を買い、最愛の娘、仲間を失うなんて方法は取らない。
常に代償を払い続けているから。
ワンダに言った言葉やクイル、そしてトニーの行動に対し褒めたのは、サノス自身がやっている犠牲と同じだったから。
もう知り尽くしていたから。
犠牲の上に成り立つ正義の師としての彼の行動。
こんな悪役素敵じゃない?
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