ブラックパンサーのレビュー・感想・評価
全371件中、141~160件目を表示
何か惜しい アフリカとSFの合体がマーベルで 期待は大きかったが ...
何か惜しい アフリカとSFの合体がマーベルで 期待は大きかったが もう一つ飛んでないというか…どうしても現在のアメリカの現状に対してのアンサーがまとも過ぎる 主人公が善良な国王であるから仕方ないのか。敵役との関係はキング牧師とマルコムXからか
ただ アメリカ映画がアメリカを侵略者-コロナイザー-として描く映画がヒットする事はchange gonna come 時代は変わると感じた。
戦闘シーンなど所々で流れるアフリカンドラムはカッコ良かった。それにストリングスを被せたりしていたが それは余計に感じた。
うーん やっぱり惜しいんだよな
「リンメンバーミー」ではメキシコの祭りの検索が増えたそうだが この映画を見てアフリカの文化を知りたいと思うだろうか?
たぶん 自分の感じる惜しさはそういう事かな
鑑賞記録
人生オールタイムベストの作品『クリード チャンプを注ぐ男』の監督がマーベルヒーローを撮る。この時点で「観ない」という選択肢は完全に消滅。心待ちにしておりました。公開から1ヶ月、やっとの思いで鑑賞できた本作は、自分にとっては、数あるマーベル作品の中でも五本の指に入るサイコーな作品となったのでした。
本作がスゴイのは、往年の007を思わせるアクションエンターテインメント映画としての面白さと、現代社会に対するメッセージ性の強さを両立させたことにあると思います。
まずはアクションについて。本作の白眉は韓国での大大大アクションシーンでしょう。カジノでの大立ち回り、ワンカット(擬似らしい。全然わかんなかったけど)で見せる上へ下へのアクションはどーやって撮ってんだと感心するレベル。そこからのカーチェイスシーン。ワクワクしすぎて絶対ニヤついてた。予告でちょっと変なCGだなと違和感を感じたシーンもバッチリなハマりっぷり。あそこは何度も見返したくなる!
そしてメッセージ性。
本作を観た人ならわかると思いますが、現代の社会情勢を反映し、批判し、希望を語っています。昨今の映画でここまで強いメッセージを感じたのはズートピア以来かも。綺麗事かもしれない。でも形にしていきたい。そんなことを感じさせてくれる作品です。
「時代が望む時、仮面ライダーは必ず蘇る。」
この言葉、仮面ライダーをヒーローに読み替えても成立します。そしてこのブラックパンサーは今という時代だからこそ、望まれて、見事に蘇ったのだと思います。これが人種問題や差別問題に立ち向かおうとするアメリカの人たちにウケてるってのは当然だと思います。目の前の事象と逃げずに向き合いつつも、希望は忘れないでいよう。そう感じた次第です。
まあ、難しいこと抜きで面白いから!みんな観に行って〜!アベンジャーズ新作の前に観に行って〜!!
未来のために
BLACK IS BEAUTIFUL
本家のブラックパンサーは66年の初出というから、60年代の民族回帰運動(ブラックパワー/ブラック イズ ビューティフル)とか公民権運動とかの世相を反映したものだったのだろうと思う。
そんな歴史もあってか、本作もマーベル作品としてはそれなりに社会的な感じに仕上がっている。
テーマ自体は「力のある者(映画ではワカンダ/先代ブラックパンサー)が、リスクを恐れて弱者(ワカンダ以外に住む黒人/裏切った弟の子供)を救わないのは許されるのか?」というもので、問題提起を行うのが悪役側というのがユニークだと思う。
ただ舞台が鎖国的方針をとっているアフリカの超科学国家という前提なので、如何ともしがたいSF感があって(GOGの方が違和感がないと感じるくらい)、なんともチグハグな視聴感で説得力に欠けるのが残念でならない。
ちょっと長いけど、おもしろい!
アフリカの途上国と思わせて、実はハイテク国家で、さまざまな近未来マシンやガジェットを駆使しているという設定がおもしろいです。それなのに、その裏で国王は決闘によって決めて、ブラックパンサーの能力はハーブと儀式で引き継ぐというギャップ!しかし、そこにツッコむのは野暮です。先進国と言われる日本だって、外国人には奇異に映る文化や風習を脈々と受け継いでいるのですから、ワカンダのあるアフリカではこんな感じの風習もあるのかもと、異文化への興味をもって受け止めたほうが楽しめます。
ストーリーは、いわゆる勧善懲悪の王道展開ではなく、信念の異なる王族同士の確執に、親子の情、復讐、部族間抗争が混じり、その過程で国王としての成長を描き、最後は国家を超えた相互扶助まで訴えようとしています。そんな盛りだくさんの内容を、複雑になりすぎないようにそれなりにまとめあげているのはすばらしいです。
ただ、そのために2時間超の作品になってしまったのはいいとしても、テンポがやや悪くなってしまったのは残念でした。この手の作品に期待するのは、韓国シーンのようなド派手なアクションと、小気味よいストーリー展開なので、本作のようなやや重みのある展開は評価の分かれるところだと思います。とはいえ、個人的には十分楽しめる良作だと感じました。
予想は出来たが
悪役かっこよすぎ
後半から盛り上がる
マーヴェルデビューしちゃいました♪
マーヴェル・コミックは一切読まず、過去にリリースされたマーヴェル作品は観たこともほとんどない。簡単に言えば興味がない。そんな自分が観ても楽しめるのか不安に近い感情はあったけど、『観てみるべき!』と語りかけてくる直感に従うことにしてみた✩⃛✩⃛✩⃛
ネタバレ防止のためにストーリーの詳細は割愛。ひとつひとつを丁寧に見せてくれたおかげであたしのようなマーヴェルど素人でも置いてきぼりになることはなかった。この映画の魅力の1つは、舞台がアフリカにあるとされている王国『ワカンダ』、西海岸のカリフォルニア、アジアは韓国、と多岐にわたる中、その場その場で映像の雰囲気とマッチした音楽にある。また、特にワカンダのシーンでは近未来と伝統的なアフリカン文化が融合してるのも色彩ギャップを感じさせてくれて面白い。目に美しく、耳にも優しい、そんな印象を抱く映画だった。
2時間半近くにも及ぶ長編作品でありながら、一度も時間を気にすることもなく、マーベルバージンのあたしでと最後の瞬間まで楽しめたって事はこの作品は本当によく出来てきるんだろぉな(*´ω`*)
この映画を観てあたしが一番学んだメッセージは、『自分自身が強くなれば人に優しくなれる』事と、『"覚悟"は決めるものではなく、準備が出来たら自然と決まるもの』という事。自分にとって非常にためになったキヅキ。ありがとう (๑>◡<๑)
成田IMAX3D版で
全371件中、141~160件目を表示