ブラックパンサーのレビュー・感想・評価
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なんでこれが高評価?
MCUに飽きていた自分でもいつかは見なくてはと思っていた本作をようやく視聴。
魅力的なヴィラン・キルモンガーやワカンダ王国の世界観に期待して鑑賞した。
しかしいざ見てみるとどうだろう?
これが自分でもビックリする程つまらなかった。
前半1時間で強烈な睡魔に襲われた程だ。
世間の評判と自分の感想にこれほどギャップが生まれるのは稀だ。
それくらい自分には"合わない"映画だった。
まずキルモンガーについてだが、彼がヴィランにならざるを得なかった動機は分かる。
が、行動が短絡的すぎないだろうか?
しかもその短絡的な行動によって、あろう事かワカンダ王国が大きく揺らぐ。
脚本のヌルさがそのまま世界観やキャラクターのIQを下げてしまっているのだから実にタチが悪い。
しかもそのキルモンガーの動機が分かるシーンもダラダラした回想シーンで語られる、全くスマートさがない。
次にワカンダ王国。
このビジュアルが往年のスターウォーズシリーズやアバター、ライオンキングなどの二番煎じ。
アフリカ文化とテクノロジーが融合したビジュアルには全く見えず、むしろ乖離していた印象。
最先端のクリーンルームにスラムのような壁画とか、かっこ美術班仕事しろ」としか言いようがない。
テクノロジーの描写もひどく曖昧で、超科学すぎてファンタジーにしか見えない。故に地に足のついた科学技術の延長にはおよそ見えない。テクノロジー・エネルギーの設定がユルい為、世界観やストーリーが全て曖昧になってしまい"根拠"が全くない。
ストーリーに必然性がなく、全てただの偶然、言ってしまえ脚本家のご都合主義にしか見えない。
故に感情移入できない。
次に気になるのは、あまりに退屈なアクションシーンだろう。
これまたどこかで見たようなシーンのツギハギで、何一つ新鮮味がない。
クライマックスに至っては暗い地下で、真っ黒いスーツの2人が殴り合う。
しかもカメラも高速で切り替わる為、ただただ見にくい。
他にも言いたい事は沢山あるがこれくらいにしておこう。
これだけの長尺なのにドラマが薄く、アクションが見にくいのは大問題だ。
MCUの中でも珍しく期待できた作品なだけに残念でならない。
王道でもいいような気もするが。
背景を描いて、単純な善悪対決の展開にはしていない凝ったシナリオになっている。
なので単純さを求めるとややこしいだけにもなる。
あの、強烈な悪役キャラがさっさと死ぬあたりから、善悪ではなく内紛になっていくわけだが、この急な方向転換で一回流れが途切れる。いい意味では意外性ではあるのだが。
トータルおもしろく見れる作品だが、こういうのって、あの悪役をブラックパンサーの魅力をみせながら倒す、ていう王道でもいいような気もするが。。
時代とアベンジャーズに助けられた作品
これがノミネートなら結構なヒーロー映画ノミネートされないとって思ってしまった。
めちゃくちゃつまらない訳ではない。それはストーリーが至って普通のヒーロー映画の展開だから。まあヒーロー映画なんてテンプレ的になるのはしょうがないのかな。
アクションはカーチェイスなどカッコいい所はあるが、スパイダーマンとバットマンの掛け合わせの様で既視感。元々原作からバットマンのパクリとして生まれたキャラだが、今やバットマンという絶対的存在のヒーローがいる中、付け焼き刃という印象を払拭するぐらいもっと独創的な戦い方を考えて欲しかった。
発展途上国が占めるアフリカ、けど実は最先端技術持ってます!みたいな設定。なんかバカにしてる様な気がした。これはそもそも原作の問題なんだろうけど、アフリカ発のヒーローという素晴らしい設定を持っているんだから、もっとアフリカという土地と文化を巧みに利用したものが見たかった。「設定を黒人とアフリカにしたよ!しかも高度文明!面白いでしょ!?」で終わってる気がした。リベラリストを喜ばせるための作品って匂いがすごい。
そしてこれはアベンジャーズに繋がる様な内容が盛り込まれてたから観るしかない作品だったなと。つまりアベンジャーズと有色人種わっしょいな風潮が無かったら確実に気にされなかった作品。と僕は感じた。
あと個人的に「ワカンダフォーエバー」がどうしても笑ってしまう。
アンディサーキスの演技は狂気が迫っていて観る価値はあると思う。
ただ今までバカにされてきた“ヒーロー映画”でもしっかり作品として認められ、アワードでノミネートされるんだという風穴を開けてくれたことは喜ばしい。
エンドゲームを見てからブラックパンサーを見たくなってみた 音楽のセ...
エンドゲームを見てからブラックパンサーを見たくなってみた
音楽のセンスと戦っている姿に興奮した、よかった
エンドゲームが見たくなった
タイトルなし
昨年劇場で鑑賞済み。
人種差別を対白人だけでなく黒人コミュニティ内での格差にも言及しつつ、最高のエンターテイメントに仕上げた歴史的傑作。
自分の存在と出自を命をかけて証明しようとしたキルモンガーに心を打たれる。
レビュー
最新鋭のスーツにロマンが詰まりすぎです😇
そんな技術がありながら、儀式などの前時代的なものに従うアンマッチさが面白かったです😆
キャラもはっきりしており、ニューヒーローとしての素質をバシバシ感じました🤩
アカデミー作品賞ノミネートにビックリ!
普通の映画じゃねぇ?黒人がヒーローだからってちょっとえこひいきじゃないかしら。アンジェラ・バジェットが母后役なのは嬉しいキャスティングだけれども余り演技のしどころがない。
アクション、ストーリー、良作だが…
王になる
マーベル作品、映画としては初の黒人ヒーローにて、歴史的興行を打ち立てた作品。
総じて良作ではあるものの、正直、アクションとしてもメッセージ性としても、そこまで大きなものを感じることができなかった。暗く長い差別という歴史を身をもって体感していない私では、感じ方が異なるのだろうか。
よく言われる悪役の魅力性についても、主人公とは別側面の正義、というだけで、あまり新鮮さを感じなかった
食わず嫌いするべからず!
マーベル作品食わず嫌いしてたけど面白かった。黒人が主人公で、女性が大活躍して、生まれながらにヒーローなわけではなく国王になることで力を授かる、という斬新な設定が多い作品なのね。派手なアクションがある中でも繊細な人間模様が丁寧に描かれているのにグッときました。
ノリきれなかった
いろいろ持て囃されているのを聴いたので観てみたけど、まったくノリきれなかった。一番ブレなかったのは玉座に忠誠を誓い続けたあの人で、主人公も悪役も含めて、芯がゆるかったように感じた。戦闘シーンの映像も物足りなかった。バーフバリの方が王の器が圧倒的だったと考えてしまうのは、期待していたものが違っただけなのか。。
知的で肉体的なヒーロー
複雑な部分は少なく単純明快で観やすくていい。
アベンジャーズに繋がる部分はあるからもちろん、アンテナ張って見る必要もあるが、そうでなくても単体として見ていて面白い。
最近のヒーローは強いだけではなく、世界レベルで知能もあり無敵すぎる。
トランプは壁を作る
個人評価:3.6
賢者は国境に橋を架け、愚者は壁を作る。素晴らしい台詞で、メキシコ国境に壁を作ろうとするトランプへの批判も含まれ、アカデミー好みの締めである。しかし最後の数分のスピーチで作品のテーマが語られるが、劇中はアクションがメインで、丁寧にそのテーマは描写されておらず、後付け感は否めない。
衣装や美術でオスカーを取っただけあり、美しさはあるが、黒人ばかりのキャストなので、やや繊細さや華に欠けると感じる。
国と民を想う王、そしてその側近達の熱い闘い
〈あらすじ〉
ワカンダ王国国王であるティ・チャカ亡き後、息子であるティ・チャラが王位を引き継いですぐ、貴重な資源であり、他国から隠してきたウ゛ィブラニウム強奪事件が起こった。
解決のために動き出すが、犯人の仲間に、祖父の指輪を持つ人物を発見。
〈感想〉
全体を通して、国の在り方が語られていた。
初めは、国の導き方かがわからなかったティ・チャラが、今の王国の考え方に疑問を持つ敵と闘っていくことで、次第に彼の意思が明確になっていく。
そこには、過去の自身が尊敬する親が、築いてきたことを否定してでも、世界にとってよりよい国に変えていこうという強い意思を感じた。
敵のやり方は極端だが、現状の王国の、自国のみを守るという考え方に対する疑問は、ティ・チャラと同じなのかなと思い、全否定はできないと思った。
ウ゛ィブラニウム製のハイテク武器でのアクションだけでなく、誇りを持って生きる女性の側近?などの世界観も、とても格好よかった。
個人的に、マーベルシリーズではアイアンマンに次いで格好いいと思った。
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