ブラックパンサーのレビュー・感想・評価
全371件中、261~280件目を表示
ブラックパンサーよりも
周囲の人たちが魅力的。ブラックパンサーは前半で韓国釜山へ出張って行くが、両脇には最強の戦士とスパイ、背後には極めて頭脳明晰な科学者の妹。こういう水戸黄門みたいなヒーローは好みじゃないなあ。ラストの戦いも敵役キルモンガーとブラックパンサーのバトルよりも周囲の部族間の戦いの方が面白い。馬の代わりにサイとかね。
いまひとつ乗れない最大の理由はブラックパンサーとキルモンガーの関係性。キルモンガーは絶対悪でも何でもない。彼には彼の正義がある。ふたりはカードの表裏の関係。原作を知らないのだが、このふたりのモデルはキング牧師とマルコム・Xなのかな?キルモンガーは一匹狼的で彼の方が私の好みに合ってしまった。
しかしワカンダという架空の国とそこに住む人たちの造型や世界観は圧倒的に素晴らしい。提示されるメッセージも素晴らしい。観て損はないと思う。
ブラックパンサー
2018年21本目の劇場鑑賞。
マーベルの人気キャラクターで、
アメコミ史上最初の黒人ヒーローとして知られる“ブラックパンサー”が主人公のアクション・アドベンチャー大作。
チャドウィック・ボーズマン扮するブラックパンサーの活躍を、
アフリカ文化を背景に迫力のアクションと主人公の葛藤と成長の人間ドラマを織り交ぜ壮大なスケールで描き出す。
「ブラックパンサー」というタイトルのアメコミが存在すると思っていたけど、
デビューは1966年「ファンタスティック・フォー」#52だそうです。
アメコミヒーロー映画としてはまさに異色な本作は、
とにかく政治臭が強かったです。
ワカンダの描写が最先端技術と古代文明とが融合した世界観が素晴らしい。
キャストは、
マーティン・フリーマンとアンディ・サーキス以外はほぼオールブラック。
ジャバリ族のリーダー、
エムバクがいい味出してました。
音楽は素晴らしく、
ヒーロー映画とは思えないような音楽だったのですが、
どれもが「ブラックパンサー」の世界観にぴったりとマッチしてました。
アベンジャーズのからみが無かったのは残念でしたが、
「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」で登場したクロウが再登場してます。
エンドロール後にはあのキャラクターが登場!
次回は4月27日「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」でお会いしましょう!
ビジュアルが良い
そうだよね。
単体では一作目だけども
意外な展開だけど、カッコ良さが足りない。
テクノロジーを持った農業小国
単品としてとても良い出来のSFファンタジー
マーベル系スーパーヒーローにしては異質の「ヒーロー」だと思います。コスチュームに胡散臭さはなく、能力の説明もちゃんとある。単品として見て、良く出来たSFファンタジーアクションものだと思います。(最後の最後に、ちょろっとマーベルユニバースを無理矢理絡めてきたけど、いらないやろ・・・)
なんといっても、アフリカ系の登場人物達の躍動感溢れる存在感が素晴らしかった。王様が戦う?!え、継承システムそんななの?!女性がめっちゃ強いんですけど?!SFみたいな乗り物とか装備があるスーパー文明とか言ってる割に剣とか槍で戦うの?!など理不尽に思えること多々あっても、「SFだし」「ファンタジーだし」「・・・アフリカだし!」で納得できてしまうのがすごいw
途中の韓国ロケの必要性がよくわからなかったけど、資本参加してるのかな。まぁ、韓国じゃなかったら香港とかそこらになったのかもだけど、ちょいうざかった。
後、物語の冒頭がちょっとわかりづらかった。冒頭に出てくる「国王」が主人公なのかと勘違いしてしばらく「???」な状態で見てしまいした。途中で説明があったけど、もうちょいどうにかならなかったのか。
でも、とりあえず、普通のスーパーヒーローものでは活躍しない「黒人」や「女性」がめっちゃ活躍してて、それも鼻につく感じではなくすごくかっこよく描かれていて楽しかった。(正直、主人公の戦闘シーンより女戦士の戦闘シーンの方がかっこよかったり・・・。槍さばきだけでももう一度見にいきたいぐらいw)
頭からっぽに楽しめる良いエンターテインメントでした。
ほぼロッキー 274-8
ワイルド・スタイリッシュ・サイバー!
シビル・ウォー キャプテンアメリカから何年経った?突然出てきたマッシブなヒーローが、やっと劇場に現れた。ブラックパンサーはアイアンマンやソーのような超常的な力は持っていないが、冒頭からアクションで魅せる魅せる。スパイダーマンのようにしなやかだが、彼ほど軽やかではない。これはシビル・ウォーで見せてくれた通り。
しかしアクションだけではなかった。超テクノロジーによる数々のデバイスも駆使して野性的かつサイバネテックに戦う、すごいやつだったのである。しかもブラックパンサーだけではない。ワカンダ国民全員がそうなのだ。ザ・部族って感じの人たちがビームやシールドを使って戦うのは面白くも格好いい。
アクションは意外性もあって非常におすすめできるのだけど、ストーリーには不満もある。まず、シビル・ウォーが初出であるがゆえに誕生譚が描かれない。ダイジェストがちょろっと入るだけ。それはそれで味があっていいのだが…まあ、「クモに噛まれたんだ」って会話だけで済ますスパイダーマン ホームカミングよりはいいかな。
とにかく、俺がヒーローものに期待しているのは誕生譚なんだ。ヒーロー能力を与えられ、力を自覚し、ヒーローとして覚醒する。そういう作品を観たかった。ライミ版スパイダーマンやアイアンマン、ドクターストレンジなんかがいい。
しかしブラックパンサーはすでに能力を持った状態で登場する。しかもソーやホームカミング版スパイダーマンのようなヒーローとして目覚める話かというと、それもちょっと弱い。すでに王としての崇高な意思を持っているからだ。では敵との戦いでキャラが立つかというと、ヴィランであるキルモンガーの極悪性もちょっと弱い。ゆえにカタルシスが薄いと感じた。
でも全体はきれいにまとまってるんですよ。おそらくブラックパンサーひいてはワカンダ王国の人間性がわかれば、かっちりとはまって楽しめるようになる。はず。アベンジャーズにも出るし、きっと2もやってくれるだろう。そこでの活躍に期待。
…でもキャラ的にもキャップと被ってるよな…
ワカンダ・フォーエバー
爽快感のあるヒーローモノではない。アクションは少ないし、CGはアニメみたい。それでも前半の楽しさと、一転して政治色が強くなる後半の深刻なストーリーの力強さに引き込まれていった。前半のテンポの良さが、後半になるにつれて失速するのが惜しい。
『ブラックパンサー』は、ハリウッド映画でよくある白人主人公がたまたま仲良くなった助っ人黒人に助けられるってパターンの逆を嫌味なくやっているのが面白い。ブラックパンサー/ティ・チャラたちと行動を共にすることになるワトソン...じゃなくてエヴァレット・ロス役のマーティン・フリーマンがとってもチャーミングだった。
ティ・チャラの妹の存在が味わい深い。普段は軽口を叩きつつも兄が王位を継承する為に闘う姿に熱くなって一生懸命応援してる姿が凄くイイ。
王の誕生を茶化すことなく描いた骨太で濃密な大作映画だった。
ブラックパンサー
なぜ低評価?
星5以外は考えられない。
原書読みでないと理解し難いような展開や、説明不足といった点もほとんどない。
近未来と伝統の融合も素晴らしかった。それにシュリちゃんがコミックよりあどけなくて好き!笑
ここからは感情的になりますが。
コメントに差別的なのが目立つのが気になる。何が画面が全体的に黒いから眠くなる、ですか?内容が薄い??監督がどういう期待を背負って、それに応えようとどういう心意気で、またはブラックパンサーという初の黒人ヒーローがどういう過程で作られたキャラなのか知らないから軽薄なことが言えるんだろう。知らないのはそれでいい、それはちっとも悪くない。ただ知らないくせにサラッと作品全体を貶める真似に腹が立つ。
どうせ日本では今までのMCUと比べて低評価が多いだろうなと予測してたので、ショックというよりは単に呆れています。ロッテンのがマシ
追記
賛同するコメントとても嬉しいです。
ただ、これはあくまで私の"感情的な"感想で、議論的価値のないいち学生の文句なので返信は控えさせていただきます。また、画面が黒いから眠くなる〜の表現は明らかに光の彩度ではなく、黒人だからといった意味合いで非常に差別的でした。
全371件中、261~280件目を表示