劇場公開日 2018年3月1日

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「MCUについていきます!」ブラックパンサー mg599さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0MCUについていきます!

2018年3月17日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

マーベル・シネマティック・ユニバースの一角を担うブラックパンサーの登場である。
すでに「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」(アンソニー&ジョー・ルッソ監督)に登場していて、これが単独初作品。

アンソニー&ジョー・ルッソ監督のような総花的な演出(ある程度はしょうがない)ではなく、ライアン・クーグラー監督は、人間ドラマをきっちりと見せようとしていた。
ブラックパンサーのチャドウィク・ボーズマンは既定として(彼も良かった)、敵役に勝手知ったるマイケル・B・ジョーダンをもってきたのはその現れである。

我々は映画に出てくる肌の色には、どちらかというと鈍感なほうだと思うが、それでも本作の黒人の占める割合はすごい。フィクションの映画で白人しか出てこない映画はいまや皆無だと思うが、ここまでやってくれるとむしろ気持ちいい。
ま、それもふとしたときに気づいたのであって、映画そのものとはまったく関係ない。

ワカンダ王国の技術、資源を見せることで世界が平和に向かうかどうか、はなはだ懐疑的ではあるが、ドラマの着地点としてはそれしかないであろう。

次は「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」(アンソニー&ジョー・ルッソ監督)で登場である。

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mg599