「ワカンダ」ブラックパンサー pinobelleさんの映画レビュー(感想・評価)
ワカンダ
一言っでいうとツッコミ所満載の映画ですね。同時期にアメリカで公開されたメイズランナーよりも桁違いに人気があるようですが。
最初に、このワカンダという言葉、何十回も出てきて暫く頭から消えません。なにかスポンサーになっているのか思うくらいよくこの言葉が出てきます。
で、制作スタッフを見るとプロデューサー以外主要な俳優、監督は黒人、まさに黒人の監督がハリウッド映画を作ると、こういう風な映画になるんだなと感じてしまう映画でししたね。
舞台も韓国が舞台になるんですが、有名な韓国俳優が出るわけでもなく無名の役者が一言二言話すだけこれはまるでバブルのころの日本(代表的なのはブレードランナー)のような扱い、日本と同じように某携帯メーカーが出資をしているのでしょうか。
なので主役、悪役のメインは黒人でその二番手が白人という通常のハリウッド映画とは逆パターンの設定。
出てくる近未来都市はブレードランナーをモデルにしていると実際にデザインしたデザイナーが言っていますね。
ストーリーは以前見たGods of Egyptに似ていると感じました。
一番気になったのが女優はともかく、主役のチャドウィック・ボーズマンよりも悪役の筋肉マッチョのマイケル・B・ジョーダンの方が全然顔も体もカッコイイという事ですかね。
黒人の感性だと主役の顔はチャドウィック・ボーズマンになるのでしょうか。
アメリカの黒人の人口比率は約12%、日本は当然それ以下ですし、日本人には深入りし難い内容が多くそこまで感動もしないし、アクションも前半はほとんどなしで後半のみだけなのでアメリカほどヒットしはないのではと思うのですが。
なので、評価は3.0で普通です。