マイティ・ソー バトルロイヤルのレビュー・感想・評価
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コメディ映画と勘違いするほど笑える映画
相変わらず邦題のタイトルセンスに疑問が残りますが、映画の内容はヒーロー映画を忘れさせるほどの笑えるシーンが多く楽しく鑑賞できました。
監督がその場の俳優のアドリブを好む人なのでセリフの多くにアドリブがあったこともあり、よりコメディシーンの掛け合いが笑えました。
元々ソーの一作目も落とされた神の話のはずなのにかなり笑えるシーンが多く、良い意味で継承されています。
エンドクレジット後も今後のMCUに繋がるシーンでワクワクさせてくれました。
唯一、ハルクがクインジェットという戦闘機で宇宙の遥か彼方まで来たというのが疑問に思います。
もうすぐ日が沈むわいな
ほんと笑った。
大好き、この兄弟。
自身の像を建てて
民衆向けに劇までさせてたロキ
こんな寸劇ででてくる役者が
ソーの実兄弟にサムニール
まさかのマット・デイモン。
トロピックサンダーで
トムクルーズと気付いたときくらいの
サプライズでした。
コメディ路線に変えるべくなのか
今までの仲間たちも浅野さんも
気持ちいいくらい
みんなぽっくり逝ってしまいましたね
ところでロキ
コズミックキューブ絶対盗んだよね??
「今日は皆さんにちょっとラグナロクをしてもらいます」
MARVELスタジオ作品の中でもやや重厚な路線が
特徴だったマイティ・ソー、3作目にして路線変更!
予告編もタイトルもB級感バリバリだった訳だが、
銀河の果てにブッ飛ばされた雷様ソーが故郷アズガルドを
目指す今回の道中は、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
のようにライトでポップなノリでした。
...
謀略大好き弟ロキも、怒りの巨人ハルクも、今回は
これまでと違ってちょっとヌけててユーモラス。
新登場のヴァルキリーは呑んべえバイオレントガールだし 、
新門番スカージは二丁マシンガンに“デス”&“トロイ”と
名付けるようなイタすぎるセンスの持ち主だし、
ジェフ・ゴールドブラムもとぼけた口調で強権発動。
(あと隣のおばさんが色々と怖い)
主人公ソーはそんな周囲に振り回されて終始ドタバタだが、
本人も負けじとノリノリでジョークを飛ばしまくり。
音楽もこれまでと全く雰囲気が違い、
予告編でも印象的だったレッド・ツェッペリンの『移民の歌』
(カバーだけど)をクライマックスに持ってきたり、
ソー=雷様=電気ということなのか、70~80年代風な
エレクトロレトロなスコアもバリバリ利いている。
死の女神ヘラとの因縁や父王の秘密、ラストの展開など、
アズガルドにとって色々と衝撃的な出来事も起こり、
雰囲気的にも物語的にも大きなシリーズ変換点となった。
...
この路線変更が受けたのか、興行・レビューとも好調な本作。
このサイトでも軒並み高評価、なようなのだけど。
残念ながら個人的にはあまりこのノリに
ついていけなかったというのが正直な感想。
別に軽いノリがキライな訳ではないのだが
(『アントマン』とか超好き)、
さすがに今までの設定をブッ壊し過ぎではと感じたり、
ノリがライト過ぎて本来もう少しエモーショナルに
なりそうな所まで軽い感じになってしまっていたり。
...
まず、どうしたハルク、変身してるのに全然怒ってないやん。
ちょっと喋るくらいなら笑えるが普通に会話成り立つし、
“怒れば怒るほど強くなる”という設定は無いも同然だし、
出番もソーとデカい狼と闘っただけでおしまいって……
そんなお笑いと消化試合だけみたいな扱いでいいの?
ヘラ姉御もね、最初の無双っぷりこそスゴかったが
(タダノブー!!(泣))、そこからは細切れに登場しては
怖い雰囲気を出すだけで、あまり強敵感の無いまま退場。
物語の半分がソーVSノー天気な独裁者に割かれているので、
どっちがメインの敵だったか分からなくなるくらい。
あの最期もなんかフラストレーション溜まるしねえ。
ソーがパワーアップした意味あんまり無いじゃない。
せっかくオーディンの後継ぎとして覚醒したのに。
そもそもヘラが『アスガルドに留まれば留まる
ほど強くなる』という謎の前提にもピンと来ず、
ヘラが力を得ているアズガルドは都市を指すのか
土地を指すのか空間なのか、その辺が曖昧で釈然としない。
まあファイアー魔神スルトさんはアズガルドをまるごと
破壊したのでその辺は考えなくても良くなったが。
せっかくの大御所ケイト・ブランシェットを
勿体無い使い方してるなあ、と。勿体無いと
いえばアンソニー・ホプキンスも同様で、ずっと
捜してた父オーディンとの別れとかもアッサリだし、
彼が戦争に明け暮れていた過去の話も中途半端だし。
前作まであれだけ必死に守ってたナタリー・ポートマンも
「フラレた」の一言だけで済ましちゃうしねえ。
そこはまあ色々と制作上の都合なんだろうけどさ。
...
『人民こそ国である』という父の意志を継ぎ、流浪の民と
なったアズガルドの人々を導く王となるソーの成長譚、
という要素は好きではある。
原題通りのラグナロク(北欧神話における『終末の日』)
が本当に起きてしまうのも、思い切った展開だとは思う。
だけどそこも含め、あらゆるドラマが本作は薄い。
「今日は皆さんにちょっとラグナロクをしてもらいます」
みたいな(どこのビートたけしだ)。
なんというか、全体的な印象として「ノリが軽い」
というより「キャラや物語の扱いが雜」と感じてしまい、
たぶんそこが僕が本作を好きになれない理由だと思う。
という訳で、イマイチの2.5判定。
2.5~3.0で迷ったが、ちょっと厳しめに。
これまで鑑賞したMARVEL作品の中では、
一番楽しめなかったかな。
<2017.11.11鑑賞>
熱狂的な映画ファンに捧ぐ。ホドロフスキー監督に観て欲しい!
"いつも自称エリート達に攻撃される。超大作は、インディペンデント系やシリアスな作品より、思想も愛も無いって"
あ、私が言ってるんじゃないです!
ジェームズ・ガン監督が言ってはりました。
ブレード・ランナー2049より、カルト臭がする罠。
『マイティ・ソー バトルロイヤル』
原題 Thor: Ragnarok
※ネタバレ注意。
(あらすじ)
マイティ・ソーシリーズ3作目。
『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン(2015)』の3年後のお話。
という設定です。
アスガルドを追放された父親を探すソーの前に、強大な敵ヘラ(ケイト・ブランシェット)が現れる。
敵とは、ソーの姉ちゃんだった!
兄弟&姉、仲悪すぎだろ!って突っ込ませる為の、確信犯的ストーリー。
姉ちゃんに飛ばされた星で、ハルク(マーク・ラファロ)やアスガルドの女戦士ヴァルキリー(テッサ・トンプソン)と出会い、もちろん兄ちゃんであるソーに悪意のある羨望を剥けるロキ(トム・ヒドルストン)と、姉ちゃんに支配されたアスガルドに向かう。
冒頭、ツェッペリンの「移民の歌」で、ソーのハンマーが観客に向かって飛んでくる。
あぁー、かなり4DX意識した作り。
そして、
The hammer of the gods will drive our ships to new lands !!
と、テンション上がる前振り。
ですが、それだけではなく、この曲に込められた意味を考えるなら、そこに政治的なメッセージがあることが分かります。
2013年以降のマーベル作品は、村上春樹メソッドによりストーリーが多重構造になっている。
村上春樹メソッドとは?
簡単に言うと、小学校の時に習った「智恵子抄」ですよ。
智恵子抄の中の「あどけない話」を覚えてますか?
「智恵子は東京に空がないという」
A読者 「は?空がないってなんだよ!あるじゃんそこに!」
B読者 「化学汚染などで東京の空は綺麗に清んでいない。だからこの空は、私が思う空ではない=空はない」
AとBの読者の力量が違いますが、それでもAにはAの、BにはBの物語が広がる。そんな仕掛けと企みをもって書かれているのが、村上春樹の小説です。
AとB、双方が納得する作品は、なかなかありません。
だからこそ村上春樹作品はベストセラーになるし、だからこそ消費される大衆文学として、ノーベルがとれない理由の一つでもあります。
最近のマーベルは、まさにそれです。
本作を観ると、黄色、黒、赤、紫、サイケデリックな色彩に圧倒されます。
大好きな『フラッシュ・ゴードン(1980)』 にインスパイアされてる!と思ったんです。
が、サイケで未来的でありながら無骨で懐かしく、どこか昆虫を思わせるメカを観て、これはクリス・フォスだ!と気付いたんです。
クリス・フォスは、日本ではあまり有名ではありません。
最近では『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のガン監督が感銘を受け、メカデザインの監修として召喚されました。
それに、そもそも。
『フラッシュ・ゴードン』は、ある未完の作品に影響を受けて作られた作品です。もっというなら、SWも!
未完の作品は『エル・トポ』や『ホーリーマウンテン』などで知られるカルト監督:アレハンドロ・ホドロフスキーが、ギーガー、メビウス、オーソンウエルズ、ミックジャガー、ダリ、そしてクリス・フォスを集めて作ろうとした『DUNE』です。
このあたりは、ドキュメンタリー『ホドロフスキーのDUNE(2013)』に詳しく描かれています(観てね)。
ソーが飛ばされる星のグランドマスター(ジェフ・ゴールドブラム)は、明らかに『DUNE 』のミック・ジャガーですもん。
冒頭に『ブレードランナー2049(2017)』よりカルト臭がすると言ったのは、この点からです。
そもそもカルト映画には、大きな欠点がある場合が多いです。
例えば私の好きなジョン・カーペンター。
サングラスをかけるかけないで、5分間も殴り合う『ゼイリブ(1988)』
凝ったクリーチャーを作った癖に、綿を詰め込んだチープな人形を振り回す『遊星からの物体X(1982)』
けれど、熱狂的なファンは、そこを愛しています。
映画の歴史を見ても、長く語り継がれ愛される映画は、興行的に成功した作品より、欠点を愛する熱狂的なファンがいる作品。
2013年以降のマーベル、本気です。
『ホドロフスキーのDUNE』は、最高のスタッフをそろえ、完璧な企画と評されながら、ホドロフスキー監督の情熱と想像力と強靱な精神に、ハリウッドはお金を出すことをしませんでした。
尊厳も、深い感情も、無視したハリウッドスタイル。
マーベルは、ハリウッド超大作の皮を引き続き被るAと、
ホドロフスキーの映画に対する情熱=世界中にいる同じ情熱を持った人達に敬意を表するBの、多重ストーリーを『マイティ・ソー バトルロイヤル』でやっています。
そこは、本作の監督からも窺えます。
監督がタイカ・ワイティティ。俳優さんでもありますね。
監督作って『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア(2014)』だけでしょう?
大好きですけどね!
よくこんな、ビッグバジェットの映画を任せるなぁ-。
それは『スパイダーマン ホームカミング(2017)』のジョン・ワッツ監督もそうですけど。
マーベルが、映画業界に貢献しようとしてるのは明かなんですよ。
DCも見習って欲しいです。
またソーシリーズって、『アナと雪の女王(2013)』より、もっと真剣に家族の絆に向き合っていると思います。
アナ雪では、「私はわたし~」つって歌っていた姉ちゃんを、妹が自分の価値観で引き戻す話ですよ。
でも兄弟であっても、家族であっても、わかり合えない。違う。それでいいんだ。違いを認めて、兄弟として付き合っていくんだ。という、ソーとロキのラスト。そして、弟に姉ちゃんをやらせない!原題のRagnarokが生きてくる!
私は秀逸だと思いましたね。
脚本がまた丁寧だもん。
ざっくりとしたAのストーリーの下に、幾つかの層がある。
細かな伏線をちょいちょい綺麗に回収し、ブレードランナーの熱狂的なファンの鬱憤が新作で溜まることを予想し、SW新作、古くさい価値観にとらわれた『ワンダー・ウーマン(2017)』に対するアンチテーゼ、原題Ragnarokとあるように北欧神話をちゃんとベースにし、近々公開されるであろうSF映画を容赦なく潰す脚本。
そして好きな人は大好きだろう、ヨーロッパ的なギャグセンス。
分かる人だけに分かる目配せ。いやー、マーベル凄いです。
私も熱狂的なファンとして、映画業界に微力ながら貢献したいと思える作品でした!
ホドロフスキー監督に、ぜひ観て欲しいです。
スパイダーマンホームカミングを超える
スパイダーマンホームカミングを越えておもしろかった。ふざけすぎとは思ったがこのくらいが丁度いいかも。
劇場、外人が多かったからかもしれないが、笑ってるひとが多くてつられて笑ってしまった。
コメディ売りのガーディアンズオブギャラクシーよりおもしろかったですね。
これからのブラパンやアベンジャーズへのいい架け橋映画になったんじゃないでしょうか。
曲もかっこいいし、シビルウォーとかでいなかったソー、ハルクが裏で…って思って見ると面白いですね。
アクションシーンもよかった。
ハルクがブラックウィドウの顔みたときの動揺具合で泣きそうになってしもうた。
あと浅野忠信かわいそすぎw
ロキがほんといいキャラしてんだよな。
どうでもいいけどロキの俳優さんは黒のフォーマルな服がとても似合いますね。
いや、馬鹿なんで、こんくらいおもしろくて派手なモンが純粋に楽しめてちょうどいいです。
全キャラ無双
まず、無双シーンが爽快。ハンマーを壊されたソーの雷無双、死の女神ヘラのトゲトゲ飛ばし無双、飲んだくれヴァルキリーの登場からのシンクロマシンから身体能力高すぎ無双…と、いちいちバトルシーンが気持ちよかった。まともな大人がこんな楽しいバトル思いつくとは思えない。
全体通してコメディテイストで、これがシリーズ1作目だったらソー好きにだったかもしれない。アスガルド以外のシーンは面白い。地球とサカールの場面が楽しい。
地球でのソーとロキの姿かっこいい。ストレンジが何のために出てきたかあんまり覚えてないけどギャグっぽい感じ楽しかった。その後ハンマー壊されちゃうから、物ぶっ壊しながらソーの手元に飛んでくるシーン時間かけたんだろうな…。
サカールはGotGかっ!?っていう雰囲気。これから交わっていく世界に期待した。鉄コン筋クリートとかホッタラケの島とかのかわいらしい世界でアスガルドに足りない世界で魅力的だった。ヴァルキリーの乗ってたマシンがよかった。昇降口の機構からグローブとシンクロする戦闘方法に惚れた。ロキがワープから先に吹っ飛ばされたことと、口がうまくて捕らわれず過ごしてるのが笑えた。ロキの全然死なないっていうギャグにハマってきた。ハルクめちゃくちゃしゃべってた。バーナーのウザさも笑えた。ソーもバカ(・真面目)キャラだからもうどうしようもない感じがどうにも…。ブレードランナーでも思ったけど、後ろ歩いてるスーパーモデル体型の女性たちは異星人・異物っぽさがよく出てるなと感じた。サカール脱出の空中戦のやりすぎ感よかった。
アスガルドに戻ってからが急激に眠かった。どうやってヘラを倒したのか見逃した…気がする。
鑑賞前に小一時間かけてMCUとソーシリーズのあらすじをwiki等読み込んだおかげで楽しめたところも多かったと思う。いつもMCU作品は覚えてない伏線とか覚えてなきゃいけない伏線に悩まされる。楽しませてくれることを期待して復習しようかと思う。
原題ラグナロク→邦題バトルロイヤル…に関して、確かに、面白いところはバトルロイヤルかなと思ったが、冒頭からラグナロクだって言ってるんだから絶対原題のままでよかった。このタイトルの違いで客数が変わると思えないし、ただの改悪だと思う。
しかし、ラグナロクとか言って全宇宙の終末とかも正直どうでもいい。どうせ勝つし。ヒーローものがこれからずっと続くならたまに大敗エンドの作品があっても有意義かもしれない。アベンジャーズ後とか結構シリアスに正義とはなにか悩んでたりもするけど。
GotGみたいなやつが好きだなと確認した気がする。
思った通りの最高の作品でした😁
MARVELSTUDIOS最新作「THOR RAGNAROK」は来年公開の「AVENGERS INFINITY WAR」に繋がる重要な作品です。今回の作品はコメディ要素満載でソー単体作品の中では1番好きな作品でした。
「AVENGERS AGE OF ULTRON」から2年後の世界で、ソーはINFINITYSTONEについて調べている途中で炎の悪魔の国・ムスペルヘイムにてアスガルドをほろぼさんとし、ラグナログの預言を語る炎の巨人スルトにわざと囚われてしまうが、辛くも撃退し故郷アスガルドに帰郷する。しかしビルレストの番人はスカージに変わり、ロキの像が立てられ、ラグナログが始まろうとしているのにのんきにオーディンは芝居見物をしている等様子がおかしい事に気付いたソーは、しんだと思っていたロキがオーディンに化けていた事を暴いた。
ソーはロキを連れてニューヨークまでオーディンを探しに来たが、ロキがオーディンを預けた老人ホームは取り壊されており、オーディンの行方が分からずにいると、突然ロキは謎のワームホールによって移動させられてしまう。ソーはロキのポケットから落ちていた名刺を拾い、ドクター・ストレンジの館へとたどり着いた。ストレンジからオーディンを助けていた事を告げられ、オーディンの元にワームホールによる再び移動させてもらう。再会したオーディンにアスガルドへの帰還を促すが、寿命が近づいていたオーディンは拒否し、逆に故郷のアスガルドに重大な危機が迫っていると告げる。実はソーには死を司る女神として恐れられるヘラという姉がいた。アスガルドから力を得て、アスガルドにいるほどに力を増すというヘラは余りにも凶暴なためオーディンはアスガルドのとあるところに幽閉していたが、自分が死ねば彼女が解き放たれてしまうという。オーディンはソーとロキに言葉をかけると光となって散った。ほどなくして解き放たれたヘラがソーとロキの前に現れた。ヘラはソーが投げつけた自慢のムジョルニアをたやすく受け止めさらに木っ端微塵に破壊し、二人を一蹴する。ロキはビフレストを開きアスガルドへ逃れようとするが、追って来たヘラはビフレスト内で二人を吹き飛ばした。
空間を飛び越え辺境の惑星サカールへ落とされたソーは、そこでヴァルキリーによって捕らえられ、サカールの統治者グランドマスターに闘士として売られてしまう。先にサカールへと流れ着いていたロキはグランドマスターに取り入っており、かつてアスガルドの王に忠誠を誓ったはずのヴァルキリーも王子であるソーを突き放す。グランドマスターが主催する格闘大会でチャンピオンに勝利すればグランドマスターが望みを叶えると聞いたソーはアスガルドへ帰還するため参加したが、チャンピオンとして現れたのはかつての戦友・超人ハルクだった…。
一方、アスガルドではヘラがウォリアーズ・スリーを含めたアスガルドの戦士らを皆殺しにし、保身から膝をついたスカージを処刑人として手下にすると、オーディンの宝物庫の地下に封じられていたフェンリルやかつての兵士を蘇らせた。そしてアスガルドを、ひいては九つの全世界を支配すべく、それを防ぐ為にヘイムダルが持ち出したビフレストの鍵となる剣を探し始めていた。
今回のソーは、ムジョルニアを破壊されたり、髪を切られたり、片目を失ったりと失う事が多かったです。しかし、失ったからこそ今まで知らなかった事が知る事が出来ました。ムジョルニアの秘密には驚きました。まさか、ムジョルニアはあくまでもソーの本来の力を制御する為の武器だったなんて考えもしませんでした…
ソーが本来の力を解放した時のアクションは本当に凄かったです。やっぱりソーはカッコいいです。ソー以外の脇を固めるキャラクターも魅力満載でした。ロキもいつもと変わらず裏切る事が多かったです。でも今回はソーに見破られていました。それと、今回の強敵ヘラを演じたオスカー女優「Cate Blanchett」さんは本当に美しくてジャークな演技を演じてくれました。アクションも美しく男性陣に負けない動きでした。ハルクは久し振りの登場でいつの間にかことばを話す事が出来ていました。ソーとの会話がとても笑えました‼︎ナターシャが画面上に現れた時は結構動揺していました‼︎2人が再会出来ることを心待ちにしています。そして今回の新ヒーローヴァルキリーもとてもいいキャラクターを演じていました。来年公開の「AVENGERS INFINITY WAR」にも登場するので期待しています‼︎
最後になりますが、MARVEL作品には欠かせないエンドロール後のオマケシーンもありますので席から離れずに‼︎
今回のエンドロール後のシーンは来年公開の「AVENGERS INFINITY WAR」のオープ二ングのシーンです。
文句なしで楽しめる!
アベンジャーズは地球を救い、ソーはアスガルドに戻っていた。ロキとともに父オーディンの行方を捜しに地球へ向かうと、そこにはオーディンの言霊と、姉のヘラの姿が…。
コロシアムでのハルクとの再会が激アツ!!「いいぞー!!」と叫ぶソーが可愛すぎる !からのタコ殴りが最高でした(笑)
端々のギャグが地味に秀逸でGOOD。
ハルクってあんなに喋るキャラだったんですね。
雷神ソーめっさかっこいい!ロキはラストにキューブストーン盗んだろうな…
とにかく、マーベル観なくてもアクション満載で楽しめる良作。
ソーの映画としては
今までのソーの映画の中では確かに話としては1番面白いかも知れない。
ただコメディー路線にしたかったのだろうけど結構なスベり具合で観ていて辛くなってしまう。
ソーvs緑の怪物が絵的には派手で1番盛り上がる所なんだろうけど、その反面で破壊の女神ヘラの強さが伝わりにくいのは非常に残念。
ムジョルニアを簡単に破壊してしまうほどのヘラとの戦いをしっかり描くべきだったと思う。
後、ソー・ハルクの共闘がメインとして宣伝されているがロキを中心に見た方が楽しいと思う。あのメンバー(アベンジャーズ含め)の中で1番リアルに人間味のあるキャラなのは間違いなく、誰だって自分が可愛い。
それを体現しているロキは素晴らしい。
敵(悪)に勝てなくても…
マーベルのいろいろなヒーローが出てきて、アベンジャーズみたいで楽しい作品です。アベンジャーズ観てる人なら、観るべきですね。シビル・ウォーから、いろいろなヒーローが結構でてくるようになりました。
今回は、自分の国(国土)があるかぎり、敵に勝つことはできないという話なんですが、まぁ、観てください‼️
ラグナロクに立ち向かえ
アベンジャーズ・メンバーの中でもソーは最強の一人である筈なのに、作品的にはまあ無難に面白いといった感が。
アイアンマンは鉄板だとしても、キャップには『~ウィンター・ソルジャー』『シビル・ウォー~』で大きく差を付けられ、魅力的な新ヒーローも続々登場し、来年のヒーローたち三度結集を前にちと押され気味…そこへ、この最新作。
一気にどうした!?
秘められた力が解き放たれたかのように、大ハッスル!
間違いなくエンタメ性はシリーズ1番!
シェイクスピア劇風の雰囲気や取って付けたような恋愛要素は削ぎ落とし、痛快テンポのアクション中心。
冒頭アクションから始まり、話題のソーvsハルク、クライマックス・バトル、合間合間にも見せ場を設け、飽きる事無い。
バトルシーンにかかる「移民の歌」が最高にテンションMAX!
さらに今回はすでに言われてる通り、コメディ要素がたっぷりと。
冒頭から炎の悪魔が話してるのにクルクル回るソー、ソーとロキの“「助けて!」”、ソーとハルクの掛け合い、宇宙の何処ぞの星で私服姿がシュールなバナー、着地出来なかったバナー、イカれてるグランドマスターや“俺っち”なコメディ・リリーフのキャラなどなど、ユーモア度は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』や『アントマン』にも匹敵。
いやはや、楽しい楽しい!
でも、そう笑ってはいられない今作。
アスガルドに終末の危機が。
遂にケイト・ブランシェットがMCU参戦。
演じるは、死の女神、ヘラ!…いや、ヘラ様!
冷酷残忍で、その力はソーを上回る。あのムジョルニアさえ…!
ソーとは意外過ぎる関係が。
ケイトがさすがの存在感、見事な女帝っぷり!
フリーザ様やハマーン様のように、“ヘラ様”と呼ぶに相応しい。アベンジャーズとも戦って欲しいくらい。
そんな強大な敵を前に、ソーは即席チームを結成。その名も、“リベンジャーズ”!
短髪のソー。(切ったのはお馴染みのアノ人!)
ロキは相変わらずいつ裏切るか。
遠い星でばったり再会のハルク。
そして、ソーを売り飛ばした女賞金稼ぎ、スクラッパー142。彼女の素性、本当の名は…。ヘラと共に、今回美味しい役所。
それにしても、MCUの監督の人選には舌を巻く。今作の監督タイカ・ワイティティも全くと言っていいくらい無名だが、その演出は快調。
ビジュアル面でも目を見張るものがあり、ある人物の悲しい過去のシーンが、まるで神話の絵画のようなセンス。
お楽しみのリンクネタも勿論織り込み、魔術師ヒーローや女スパイのワンシーン登場にニヤリ。
全編ポップだが、根底には暗い陰も潜む。
敬愛する人物を失ったソーの悲しみ。強大な敵に絶望。己の力の限界。
ある人物の悲しい過去。
ヘラの激しい憎しみ。
アスガルドのまやかしの平和。暗黒の歴史。
ラグナロク(世界の終わり)の予言。
だが、ただ黙って運命や予言に流されるだけじゃない。
己を解き放て。
終わりに立ち向かえ。
例え世界が滅びようとも、でもまだ終わりじゃない。
生きてさえいれば。民と共に。
エンディングのオマケ映像は必見(ジェフ・ゴールドブラムの方じゃないよ)。
そのまま『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』のOPになるそうで、期待が増した!
最後に、邦題問題。
原題通り“ラグナロク”の方が良かったと思う。
分かり易さを表した配給会社の苦肉の邦題である事は分かるが、やはり“ラグナロク”は劇中何度も引用されてるし、それにタイトルには必ず意味が込められ、例え最初分からなくても、意味を調べ、映画を見てその意味を知る。
それも映画を見る醍醐味の一つ。
ラグナロクの予言は誠であった
オマケ映像はいつものごとく2つ。
1つは地球に向かう途中で現れる超巨大宇宙船。
2つ目はスカールで無事に生き残ったグランドマスター、どうでもいい。
それよりロキがキューブを持ち去っている可能性の方を明らかにして欲しい。
頭からソーが笑わせに来る。
スタンリーがソーの頭を刈る。
スルトの存在は最後に効いてくる。
ロキは大体オチに。
ハルク大活躍。
Dr.ストレンジは別に本筋には絡まないチョイ役。
アスガルドは星ではない、民だと。
ムジョルニアはもう出てこない?
ソーは以後ずっとオーディンと同じ眼帯スタイル?
スカールの住人がスターウォーズのスカベンジャーにみえる。
やりすぎ⁈
MCU作品の中で安定のかっこよさ、面白さはあったが、ちょっと笑いを取りすぎもあって私は良いが賛否が出るだろう。
あとは直近の目玉のインフィニティウォーへの伏線はチト少ない。逆にウルトロンの伏線は回収したね
安定しておもしろい
アベンジャーズシリーズもなかなか出ましたが、安定して面白いですね。マイティーソーはコメディーましましなので楽しんでみられます。
今回は、ハルク、ソー、ストレンジ、、くらいかな?次回のアベンジャーズシリーズも楽しみですね。
ソーのシリーズは初見でしたが、笑える要素満載で楽しめました。ガーデ...
ソーのシリーズは初見でしたが、笑える要素満載で楽しめました。ガーディアンオブザギャラクシーの、主役が強い版みたいな感じ。宇宙船でアイアンマンの話がチラッとでて、あぁこれはmarvelだったなと思い出すくらいで、あとはハルクもロキもヴァルキリーも知らない人ですが、凸凹チームで楽しい。この辺もgotgっぽいと感じた理由かも。なんか、国?なのか星?なのか分からないけれど無くなっちゃって、この後地球に来てどーすんだね感がある終わり方でした。続きが気になるからきっと続編も見る。
上映開始15分が私のクライマックスでした
IMAX3Dにて鑑賞。
ごめんなさい、上映開始してすぐのスルトとの戦いに於ける「スルトのとんでもく奇怪で強そうなビジュアルデザイン」「それをものともしないソーのハンマーを用いたバトルの無敵さ」「観客のテンションをより昂らせる選曲(ツェッペリンの移民の歌)」…しかしその後はコメディ要素が必要以上に散りばめてあり、アメリカ〜ンな作品に移行して行きました。
ソーのトレードマークのハンマーも早々とヘラとの対面で砕かれ最後まで復活しないし…次回作で復活することを祈ります。
好き嫌い分かれることとは思いますが、1作目でソーに惚れ込んだ私には釈然としないコメディタッチの作品でした。
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