「裏切られて、狂ってるレジスタンス」スター・ウォーズ 最後のジェダイ dekamoさんの映画レビュー(感想・評価)
裏切られて、狂ってるレジスタンス
ダースベーダーの後継者の誕生した物語ととらえれるだろう。次への期待を込めて評価したい。
1か月ほど本作に合わせてシリーズを復習して臨んだ。それだけにどんな内容だろうと勘定は高ぶる。なんとなくep3が改めて印象に残っていた。ダースベーダーの誕生の物語だ。前作ep7ではカイロレンは都合が悪いと物にあたる幼さや父親を気にする姿を描かれていて敵対関係として弱かった。しかし、父親を殺し、ベーダー卿におけるシディアス卿といえる忠誠を誓ったスノークをも殺した。ついに、自らの考えで銀河に新たなルールを作るとして最高指導者となった。マスクがダサいのもやはりフリだったんだなと。壊してくれてよかった。
印象的だったのは、観ていて裏切られる展開の連続だ。ルークが何を語るのかと思えば何も語ってくれない。レイア死んだなっと思ったらフォースなのか何だかで飛んで戻ってくる。ポーの作戦がうまくいくかと思ったら失敗に終わる…どころじゃなく絶命のピンチへと。責任取ってフィンが死ぬかと思ったら横からどつかれてローズがひん死になったり。ルークが来た・しかも最強だっと思ったら謎の能力ののちに消えたり。これほどに展開の裏切りをされると逆に良いのかと思った。
武器商で稼いでる富豪やDJのようなどちらの立場も取らないものがいるのが面白かった。戦争映画としてSTARWARSを観て、戦争が下らなく不必要なものであるというとらえ方を見せた。
レジスタンスが狂ったような作戦にでるのは戦渦の影響だろうということで納得しておく。
スノークのルーツが謎なのは気になっている。復活して教えてほしい。戦犯であるポー・ダメロンとフィンは死んでくれても良かった気がする。ルークが助けに来なかったらレジスタンスは全滅だっただろう。
BB8とポーグのかわいさは間違いない。だいぶ笑った。
ひとまずここまで。