「笑いと涙のスペース・ファミリードラマ」ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス アルタイルさんの映画レビュー(感想・評価)
笑いと涙のスペース・ファミリードラマ
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『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』は、前作で結成された“はみ出し者チーム”が、より強い絆で結ばれていく過程を描いた感動的な続編です。アクション、コメディ、音楽、そして家族というテーマが絶妙に絡み合い、まさにジェームズ・ガン監督の真骨頂といえる作品。
まず、冒頭の「ベビー・グルート無双」からして最高。敵をなぎ倒す中、無邪気に踊り続けるグルートに早くも心を掴まれます。音楽の選曲も引き続きセンス抜群で、80年代の名曲が物語と感情を引き立てる演出として生きています。
そして本作の最大の魅力は、キャラクターたちの“心の成長”。ピーター・クイルと実父エゴとの再会を軸に、ガモーラとネビュラの姉妹関係、ロケットとヨンドゥの意外な共通点など、それぞれの背景と感情が丁寧に描かれています。とくにラストのヨンドゥの描写は涙腺を直撃。彼が“ピーターの本当の父親”だったというテーマには、多くの観客が胸を打たれたはずです。
とはいえ、前作に比べてやや展開が散漫で、エゴの目的や最終決戦に少し強引さを感じる点はマイナス要素。また、ギャグが少々過剰に感じられる場面もあり、シリアスなシーンとのバランスがもう少し取れていれば完璧でした。
総合評価は4.0。 楽しさとエモーショナルが見事に融合した、マーベルらしからぬ“家族映画”。ベビー・グルートとヨンドゥの活躍だけでも観る価値アリです。
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