「ザ・エンターテイメント」ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス イッスィさんの映画レビュー(感想・評価)
ザ・エンターテイメント
大注目中のアメリカンコミック、前作から約3年越しの続編。気づけば私もアラサーの仲間入り…
前作に比べ映像や色彩がかなり明るくなっているように感じ、さらに映像も迫力があり4DXで観てもよかったなと鑑賞後に後悔…。
今回は本当に多種多様な銀河系の種族が出てきて、いかにもSF的な作品に仕上がっており、そうなると自然とテンションも上がるもの。
真面目さの中に随所に垣間見える”ポップさ”下品ともとれる”ジョーク”も健在で、流行りに乗っかってそのような演出を取り入れているのではなく、キャラクター達の掘り下げに一役も二役も買っているように感じさらにガーディアンズ達が好きになった。
本作のラスボス、”知性を持った惑星”というキャラクターがどのように表現されるのか気になっていたが、原作では惑星に顔がへばりついた一見笑ってしまうような姿だったが、アメコミは日本と違い本当に原作よりも実写版の方のクオリティが高い。
さすがハリウッドと言ったところか。
歪んだ理想郷の持ち主ではあるが、カート・ラッセルの温かみのある微笑みは100点満点の理想郷。
そしてなんと言っても今作注目すべきはスターロードの育ての親、ヨンドゥの活躍っぷり。
グチャグチャの歯並びにニカッと笑いながら矢を飛ばす姿はただただカッコよく、我ながら子供のように目をキラキラさせてしまった。
ヨンドゥを筆頭に前作よりもアクション要素が満載ななのも今回の特徴だと思う。
アクション映画しか観ないという人は多いと思うが、そのような方は是非鑑賞記録を更新して欲しい。
恐らく来年になるか、アベンジャーズとの共演も待ち遠しい。首を長くして待っていよう。
ベビーグルートはネコ並みのあざとさ。