ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックスのレビュー・感想・評価
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ドラックス、もといバティスタの魅力が開花
楽しかった、という一言で済ませたくなるくらい、ハッピーな仲間の絆の映画になっていた。この連中のいいところは、まったく足並みも揃っていなければそれぞれのテンションも違っているところで、結果的に一緒にいるだけなんだけど、その成り行きが実は大切だと知ってることではなかろうか。
ドラックス役のデヴィッド・バウティスタに関しては、WWEのレスターとして登場した“バティスタ”時代から知っていて、ちょくちょく映画で見かけるようにはなったが、ロック様のような華もトークスキルもないので「強そうなデカブツ」という程度の扱いで終わるのでは、と、随分失礼なことを思っていた。
ところが本作でのドラックスはどうだ。愛嬌があって、客席に笑いを巻き起こし、それでいて価値観が根本的に違う異星人ならではの異物感も失っていない。バティスタ、いい、いいですな。今後のドラックスの活躍が楽しみです!
続編としてのクオリティを遥かに凌駕した、ご機嫌なノリの快作
またも彼らはやってくれた。懐かしのナンバーを散りばめたご機嫌なノリは相変わらず。続編モノの定石としてストーリーをワイドに広げ、謎のままだった父子関係、さらに全宇宙を揺るがす秘密さえも解き明かしていく。
単に底抜けに明るいだけではない。彼らが最高なのは、誰かが悩みを抱えていると、それに気づいた仲間が全力でフォローし合うところ。互いに「しょうがねえなあ」と憎まれ口を叩きあいながらも、悩みや悲しみは自ずと豪快に吹き飛ばされていく。出身も生い立ちも、育った星の環境や外見、何ひとつ違う彼らが織り成す、まさに多文化主義のパレード。このシリーズを観ていると、「アベンジャーズ」とは比べものにならない自由な価値観と出会えるのだ。
いたずらっ子のようなノリで弾き出すジェームズ・ガンの演出も相変わらず波に乗っている。後半、あのキャラに焦点が当てられたのもたまらないものがあった。世界は口に出さない無骨な優しさで満ちている。さようなら。そして、ありがとう。
銀河にとどろくロック魂、2作目も快調!
幼い頃に地球から連れ去られた主人公ピーターが、当時のヒット曲を詰めたカセットをウォークマンで聴き続けているという設定は、続編にも継承。70年代のゴキゲンなロックナンバーが要所で鳴り響くので、往年の洋楽好きにはたまりません。個人的にはジョージ・ハリスンの「マイ・スウィート・ロード」が流れるシーンが感無量。歌詞も、父親にして神のようなエゴにピーターが傾倒していく展開を予感させる。ウォークマンネタにからめて、あるところでZuneが登場して爆笑!
個性派揃いでバラバラなのが魅力でもあるガーディアンズは、元囚人たちが成り行きで手を組みヒーローになるという点で、DCエクステンデッド・ユニバースの「スーサイド・スクワッド」に通じる。だが果たして、将来アベンジャーズに合流して一体感のある映画になるのだろうか? まあ収拾がつかなくなったとしても、それはそれでガーディアンズっぽいかもしれないが。
ピーター出生の秘密!大いなる脅威に絆で立ち向かえ!
ピーターの出生の秘密!大いなる脅威に絆で立ち向かえ!
前作でチラリと触れていたピーターの出生についてなんですが、本作では、父親と名乗る男が現れて、怪しげな惑星に連れて行かれます。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」って、ホンっと面白い。ストーリー展開もそうだけど、お笑いからアクションまで、何回見ても楽しませてもらってます。
オープニングのモンスターとの対決。それだけでも迫力満点の面白さなのに、ベビー・グルートがちょこまか動いて、ホンっと可愛らしいうえに微笑ましい。初っ端からホッコリさせてもらえます。
そして、金色宇宙人の無人戦闘機軍団との攻防!これまた大迫力で目が離せませんが、謎の宇宙船が現れ、一気に軍団を破壊してしまった。
ところが、自分たちの宇宙船も大破しており、そのまま墜落してしまう。
と、そこに現れたのがピーターの父親を名乗る宇宙人。「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」では、おなじみの懐かしメロディーのBGMに合わせて、'80年代のヒーロー、カート・ラッセルが魅せてくれます。
神の力を持つという父親の星で起こる大騒動が、今回のメインです。
アクション満載のうえに、笑った、笑った、ギャグのオンパレード! 下ネタもバンバンでるのですが、いやらしいシーンはありません。(ちょっと残念) にも関わらず、絆について考えさせられる深い愛の物語でもあります。
【ネタバレ】
ピーター親子の物語を軸に、血の繋がり、心の繋がりを問いかけます。
ピーターとガモーラの素直になれない愛。ガモーラとネビュラの姉妹の繋がり。グリックスとマンティスの何とも微笑ましい繋がり。
ヨンドゥのピーターへの想い、ヨンドゥへのみんなの想い・・・最後は切なかった。ホロッとして終わっちゃうのか・・・なんて、思ったら、そこは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」!ラストシーンで笑わせてくれます。
今回のオマケ映像は、ベビーグリートがちょっと大きくなって、反抗期になってました。
とにかく、本作で一番の見どころはやっぱりベビー・グルートでしょ。メチャメチャ可愛い!
我が家にもフィギュアが飾ってあります。
銀河のならず者たち:続集‼️
最高!文句なしの傑作です!
ガーディアンズオブギャラクシー1がとても好きで、2もとても楽しみにしていました。
観てみたら個人的には1作目より好きでした!相変わらずギャグシーンは面白いし、音楽も最高です!
冒頭のベビーグルートが踊っているオープニングは、ガーディアンズオブギャラクシーらしくて、とても好きです。(ベビーグルートも1作目のグルートとはまた違う良さがあって好きです!)
戦闘シーンはラストバトルの映像はとても綺麗だったし、アクションもとても良かったです。
それぞれのキャラクターも個性的で、前作に引き続きとても良かったです。また、新キャラクターの登場や前作ではあまり活躍しなかったキャラクターも、今作で活躍したりしました。
まさにヨンドゥは、今作で大活躍。最後は本当に泣きました。この作品を観て、ヨンドゥが大好きになりました!
ストーリーも好みです!あの親子の話が感動的でとっても好きです!
ストーリー、キャラクター、音楽、バトルシーン全てが素晴らしいです!
おバカだけど感動的。そして面白い!
アイムグルート、アイムグルート!
アイムグルート、アイムグルート?、アイムグルート!
アイアムグルート!、アイムグルート!
ふう、下品な言葉で申し訳ない。熱く「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」の面白さを語ったが、ここからは日本語でいこうと思う。
かなり観るのが遅くなってしまった本作だけど、元々は酷いマーベル疲れをおこしていた時期の作品で、アベンジャーズに深く関わっていそうにない作品は観ないことにしていたのね。
だけど、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を観たらネビュラのことが気になって気になって、もしかしてMCUで一番好きなキャラクターに躍り出た可能性すら感じて、最もネビュラが活躍していそうなこの作品を観たのは自然な流れだったね。
結果としてネビュラの活躍自体はまあまあといったところだったけど、彼女のことはかなり知ることが出来たし良かったと思っているよ。
前作はクイルとガモーラがストーリーの中心でその他のキャラクターの扱いが薄かったけど、今回はロケットもドラックスもグルートも活躍して、ヨンドゥに至ってはメインキャラクターばりの大活躍だったよね。
それに押されて、よくよく考えてみるとストーリーは大したことなかったけど、序盤からのアクションの連続が楽しくて、あまり気にならなかったね。
テンポの良さ、派手なアクション、ギャグ、クイルの音楽、全体的なおバカさが、この映画の魅力だと思う。
突き抜けきれてなかった前作をすべての面で軽く越えてきたよね。ネビュラも可愛かったしね。
うん、ネビュラはなんか可愛いよね?
あと、思いのほか泣けるよね。不器用で頭が悪いからこそ感動的だったよね。普通から少しズレたおバカなガーディアンズらしい涙だったと思うね。
それから、エンドロール中と後のオマケ映像が、MCU史上最も多かったんじゃないか?三回か四回あったよね。観なくても問題ないけどせっかくだから見逃さない方がいいと思うよ。
これでネビュラの予習もすんだし、続編への期待も高まったよね。
アイムグルート!ウィーアーグルート!!
家族の絆の強さと脆さ。
やっぱりサイコーなガーディアンズ達!!
玉手箱
やっぱ、面白いですね~。このシリーズは1作目にのめり込めなかったので2作目はスルーして、3作目の面白さに度肝を抜かれて、2作目を見直したところです(笑)。MCUの人物相関がうろ覚えなので時々混乱しながら(名前と顔が一致しない問題…汗;)、必死に観ました。あっちこっちにギャグが散りばめられていて、肩肘張らずに観られて楽しめましたが、そうやって油断しているところに家族愛とか友情とかがス~っと入ってくるので、不意を突かれて涙するパターンが何度もありました。マンティス(ポム・クレメンティエフ)とドラックス(デイヴ・バウティスタ)の掛け合いが結構ツボでした(笑vs涙)。他にも数え切れないほど見所満載、まるで玉手箱でした。エンドロールもサービス満点!こうなると1作目を復習したうえで、もう一度volume3を観たいです!
一つのファミリーに
ピーターの出自の謎に迫る!
劇場版3作目の公開前に、予習のために鑑賞。2日前に1作目を観たばかりなので、前作とのつながりもよくわかって、とてもおもしろかったです。
ストーリーは、ピーター率いる「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の5人は、惑星ソブリンから依頼された仕事を果たしたものの、ロケットがソブリンから大切な電池を盗み出したために大量の追手を差し向けられてしまい、その窮地を謎の男・エゴに救われるが、彼が「ピーターの父親」だと名乗ったため、ピーターたちは戸惑いながらも彼の星へと向かうというもの。
前作で語られずに残っていたピーターの出自に関する謎が、本作で盛大に回収されます。それどころか、後の作品にも登場してくるセレスティアルについてもしっかり語られており、緻密に計算された設定に基づくMCU展開には改めて驚かされます。そんな見応えある内容を軽妙なトークやギャグを交えて楽しく展開していくので、最後まで楽しく鑑賞できます。デビッド・ハッセルホフなどのマニアックなネタもかなり楽しかったです。こういうセンスはたまらなく好きです。
前作では利害関係だけで結ばれた即席チームだったガーディアンズも、年月とキャリアを経て、仲間の絆を感じさせるチームに成長しています。そんな彼らの姿が観られてなんだか嬉しくなりました。中でも、前作ラストからちょっぴり成長したベビー・グルートがとってもキュートで、挿し木を懸命に世話したであろうロケットの優しさも伝わってきます。
さらには、脇役であるヨンドゥにもピーターへの秘めた思いがあったことが描かれます。それがエゴと袂を分かつこととなり、部下から見限られることに繋がるわけですが、そこにヨンドゥの人柄が色濃く滲みます。ラストでのロケットやピーターとのやり取りやラヴェジャーズの追悼シーンは、涙なしでは観られませんでした。エゴとヨンドゥの姿から「生みの親より育ての親」という諺が頭に浮かびましたが、一方でガモーラやネビュラとサノスの関係性を思うと、大切なのは血縁だとか親子関係だとかいうものではなく、相手を思う深い愛なのだと改めて感じました。
キャストは、クリス・プラット、ゾーイ・サルダナ、デイブ・バウティスタ、ビン・ディーゼル、ブラッドリー・クーパー、マイケル・ルーカー、カレン・ギランらの前作俳優陣に加え、カート・ラッセル、ポム・クレメンティエフ、シルベスター・スタローンが参戦。前作以上に盛り立てています。
さあ、これで準備万端!いざ最新作へ!
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