ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリーのレビュー・感想・評価
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シリーズから外れてしまった・・・
がっかりした。
SWが持っていた映画の雰囲気から完全に外れてしまった。
脚本、音楽、登場人物、演出。今までの作品に一貫していたものが失われてしまっている。
これはもはやSWではない。
なんか違う.....
全作品劇場で観てきた往年のファンですけど、第一印象は「なんか違う...」なんです。
EP4冒頭の「反乱軍のスパイは究極兵器デス・スターの設計図を手に入れた」は、それぞれ観た人が想像を膨らまして楽しんだ方が良かったのかも....
ヤヴィン4の監視塔の見せ方や、最新VFXを駆使して描かれる反乱軍クルーザーも入り乱れての宇宙戦、ラストのベイダー卿のカチコミっぷりはファン感涙ものですが、過去作ファンなればこそ楽しめるというもので、これまでのSWで感じたような新たな感動はなかったです。
スピンオフというか、EP3.5としては、本作以前の反乱軍結成を描いた方が入り込めるかも...
どうしてジェダイでもない反乱軍が「フォースと共にあらんことを」を合言葉にしてるのか描かれてないですからね。
やはりSWは、ジェダイとフォースが物語の軸だと思うです。本作にはそれがないから「なんか違う...」と感じるんです!
納得のギャレス監督
1980年代に公開された初代三部作の一作目にあたるエピソード4と、
2000年代に公開された新三部作のラスト、エピソード3の間の話が、このローグワンという作品。
しかし内容はエピソード3を感じさせないようにしている。スターウォーズ特有の黄色文字で前回までの粗筋を文字で伝えるオープニングが、今回は無い。
更に「エピソード3の続き」ではなく「エピソード4の前日談」としているように、物語の時間的にもエピソード3から離れている。
なので、機械デザインの移り変わりなんかを感じさせるような要素はない。最初からエピソード4準拠仕様である。
監督は2014年版ハリウッドゴジラの人。
ゴジラを足元から見上げるようなカットや、あり得ない視点ではない、人が立ち入れるような場所から巨大なものを見せる手法を多く使い、
結果的にそれが尋常ならざる巨大物体の現実感を強くさせる。それが上手い人物だが、
ゴジラの時も槍玉に上がった脚本の取ってつけた感がある癖が、残念ながら今回も発揮されてしまった。
一番感じたのは無駄な描写が多いというもの。
主人公の女性、ジンの生まれとその経緯を探る中で「こいつ必要だった?」というぐらいのキャラがアッサリと退場する。
しかも後にパイロットととしてジンら反乱同盟軍に貴重な情報を渡す役割の人物が拷問を受けるシーンがあるが、その拷問の必要性にも疑問符がつく。
そしてジンの言葉を信じず最悪のケースを考慮しないで強硬策を取ろうとする反乱同盟軍のお粗末さ。「お前ら会議するタイミング遅すぎんだろ!」とツッコミたくなる。
極めつけは終盤の作戦の無計画さだ。正直帝国が用意周到過ぎて詰み将棋レベルの勝機の無さだが、帝国が手緩いおかげでなんとかなりそうな雰囲気を出して終盤を迎えるという・・・あまり「決死隊」とは思えないレベルで、なんか上手くいく。
一方、無駄ではないが中途半端、あるいはもう一声二声必要だった最たる例は、盲目の戦士ルチアートというキャラクターについてだ。
初登場時はギャグキャラっぽい感じなのだが、怒濤の強さを発揮した以降は、ギャグにもなれずクールにもなれず、最終的には同監督の前作品でもあるゴジラの寒い演出を担わせられて映画が終わるというものになってしまった(山崎貴のような演出と言ったら分かりやすいだろうか)。
終盤はエピソード4の最初を見ればわかる通りバッドエンドに近い形になるのだが、その終わりかたもどこかチープ。
ジンらのラストは某映画の終盤を彷彿とさせるが、某映画より内面描写はお粗末なので・・・ウーン・・・といったところ。
ただ今作は旧作デザインでの艦隊戦を現代の最新技術で描いた初の試みがあり、ギャレス監督の巨大物体の見せ方の上手さもあいまって、終盤の映像的快感はかなりのもの。
特に宇宙から地上を文字通り見下ろすシーンや、宇宙空間から艦隊まるごとワープしてくる様を艦の中から見てるように描くことで、スターウォーズにおける最大の見せ場、宇宙空間での戦闘の魅力を十二分に発揮しており、
シリーズの中でも頭ひとつ飛び抜けた戦闘描写をしている(EP7は艦隊戦がなかったから判断しにくいが)。
・・・故に物語並びにキャラクターが残念だった。
もっとダークな感じでもよかったし、もっとシンプルにしてもよかった。
ハッキリ言って、前半及びに幾人かのキャラクターを排除して上映時間を一時間半ぐらいにすればよかった
最高映像
もう20代から約40年近く全シリーズを見てきたファンとしては、どの作品も時代の先端を行く映像技術がつまったものばかり。今回も堪能させてもらいました。でもSW4の時の感動と衝撃を超えるにはストーリーの緻密さが欲しかった。戦闘シーンは今回が最高でした。
スターウォーズが帰ってきた!!
フォースの覚醒で感じた不完全燃焼感が
解消しました!これぞ!SW!
創造力を掻き立てられる星の映像や登場人物。
ルーカスのユーモア感はやや少ないものの、
それ以外はSWのワクワク感、ドキドキ感が
蘇ってくるような感覚で本当に満足。
個人的にはフォースの覚醒より数倍面白い!
スピンオフだからこそ観れる影のスターウォーズ
本編の三部作では決して描かれない影のスターウォーズを見事に描いてくれました。「スターウォーズはただのSFアクションじゃないんだ!!」と言わんばかりの名作だと思います。
これほどストーリーにのめりこんでキャラクターに感情移入できたスターウォーズは初めてかもしれません。泣けました。
あと15分のばしてキャラクターの背景を長くしてくれたらなお良かったろうになぁ。やはり撮り直しが少なからず影響してるのでしょうか。
それでも十二分にストーリーもアクションシーンも楽しむことができました!
カメオ出演の数々やREBELSのイースターエッグなどファンとしては興奮が止まらなかったです(笑)
そして最後には誰もが待ち望んでいたダースヴェイダー!!!最後の最後で全部持っていきましたね(笑)
エピソードIVにスムーズにつながる終わり方で続けて観たくなってしまいました。
スピンオフ作品だからこそこのような「スターウォーズじゃないスターウォーズ」を観ることができたのだと思います。いやむしろこれぞスターウォーズです。
さあエピソードVIIIのハードルが上がったぞ(笑)
全作品観てるとより…
スターウォーズ全作品はもちろんですが、特に4.5.6.をしっかり把握しているとより楽しめる作品かと。CGはふんだんに使われていましたが、4.5.6の作風に寄せていて、3から4ほどの違和感もなく、その辺も製作側の素敵な仕事ぶりが垣間見れました!
あ~そうなのね!と思うシーンも多く、ファンにはたまらない作品です♪
お粗末な脚本
天下のスターウォーズも三流監督の手にかかればここまで落ちるか。
人物をしっかり描けていないので、キャラそれぞれの動機がハッキリしない。ハッキリしないのに謎の演説を始めたりするからウンザリする。単純な話のクセに説明ゼリフも多いお粗末な脚本。惑星エンドアの戦いとほぼ同じ構成の後半の展開はほんとどうかしてる。
無くなることの意味
やはり、深く感じる作品だ。
ローグワンの出し方。この軽快さの奥深さがいい。
エンディングにあのミュージックとは次回作への糸なのか。
廃人となる者にも、一筋の心は宿る。
全てにおいて、枠組みや組織、ルールなるものは、それぞれのスタンダードを構成してしまう。
しかし、個々の生き考えるものは、あの星さえも超える場合がある。
死に行く時、人は何を思うか。
黄金色の空と大地は静かに照らすのだろうか。
人間は無限大だが、実に儚い。
誰かに届く、ということは、生涯をかけての彩どりなのかもしれない。
エピソード3.9と言われるが…
結局、スターウォーズ・サーガを知っているがゆえに、面白くもあり、つまらなくもある気がした…。
単独作品としては、全く盛り上がりもないのかも知れない。これは、いわゆる新三部作と言われているエピソード1~3そしてエピソード7にも共通かも?
まあ、もう一回観てみるけど、二回で良いかなぁ…。
泣ける
ストーリーが意外と泣ける。
これ見た後にエピソード4見たくなったけど実際に見ると映像技術の古さにがっかりしてしまうと思う。
字幕、吹替両方見たけど個人的には吹替の方が良かった。K2SOの声が良かった。
希望へと
スターウォーズを最初に観た時からのデス・スターの設計図をなぜ持っているのか?という長年の疑問が解決しました。
ストーリーは予備知識がないと、誰?この人。から始まりますが、徐々に引き込まれていく展開。空地戦闘シーンはやはり迫力がありますが、またしても犠牲者が多くて哀しくなります。
特に気になるキャラは居ませんでした。居ても今回限りなので力は入れてないのか…?
個人的に取って付けたかのようなR2-D2らのシーンが、少し不満だったので評価を1つ下げさせて頂きました。
レイアのシーンを見たらエピソード4を観たくなります。面白かったです。
スターウォーズ史上最高に熱い物語
最高でした!
スターウォーズ最大の突っ込み所、
誰かにスターウォーズを見せて例の如く突っ込まれても「だってスターウォーズだから!」としか反論出来なかった突っ込み所、
『デススター脆弱すぎ』問題に偉大なるアンサーを頂きました!
完璧でした。
音楽に関しては、帝国のマーチを鳴らす直前にきっちりとエピソード4にしか流れない「帝国のモチーフ」を流したのが偉い。
エンドロールの閉めもちゃんとエピソード4だったのが偉い。
あそこ、共和国のテーマ使いたかっただろうけど、ちゃんとわきまえて堪えたのが偉い。
終わってから無性にエピソード4が観たくてたまりません!
スターウォーズ 的ではないないけど
事前に聞いてた通りのかなりの重厚な戦争映画だった
彼らが最後どうなってしまうのかはスターウォーズを見てる人ならみんな知ってるし、予告編から伝わってくる重くるしさは正直スターウォーズシリーズ的な空気からかけ離れてるのもあって見る前はあんまり期待せず スターウォーズじゃなきゃ見ない ぐらいのテンションだった
ただ見終わった感想としては、エピソード1〜3含めても重苦しい雰囲気のプリクエルシリーズの中では一番良い! という感想
なんだかスターウォーズシリーズの中において 縁の下の力持ち 的な側面がすごくある映画だったなぁ
傷つきながら戦うローグワンが命がけで守る 希望 の先の物語を知ってる側としては見ていてグッとくるものがあった
あとはこの映画を見にくる人のほぼ全てが待ち侘びたあのお方の見せ場 個人的には1000点だった! ある種伝家の宝刀だけどやっぱりあそこをキッチリやってくれるとそれだけで号泣してしまうのが人間というもの !
他にも これは新時代のCGの使い方だ! という裏技も見れてもう言うことなし!
思ってたより全然良い映画だった!
すいませんでした
期待しすぎた
おお!というシーンもいくつかは有ったけど、全体的に退屈。
スターウォーズはどのエピソードもなんだかんだ言ってびっくりさせるような見せ場があるけど、今回はラスト近くのダースベイダーのカチコミシーンまであまりそういうのがなくてちょっと残念。
普通
なんて言うか、スターウォーズって、やっぱり
ルークであり、ハンソロであり、チューイ、そしてレイアなんだなぁと改めて感じました。
確かにダースベイダーも出てくるし、○○○や○○、それにXウイングやらデススターやらなんやら出てくるんですが、なんだろう。なんかスターウォーズっぽくない。こんなにスターウォーズのガジェットだらけなのに。
スターウォーズっぽく作ったSF感が最後まで拭えない作品だった。
全体の演出、音楽の使い方、すべてが何かが違う。
それを考えるとフォースの覚醒の出来はやはり素晴らしいモノだったのだと思う。
個人の好みの問題と言ってしまえばそれまでなのだが、ゴジラ、しかり、個人的にはギャレス監督作品の演出は肌に合わないようだ。
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