ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリーのレビュー・感想・評価
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I have bad feeling about this.
プリクエルが始まった時からずっと感じていたこの気持ちはエピソード7で取り越し苦労だったと思ってしまったんだ。
ギャレス版「ゴジラ」は良いシーンは良いんだけど、
という感じだった。
ギャレス版「スターウォーズ」もそんなもんだったかな。
もっと演出が上手なら、もっともっと泣けた気がする。
チーム結成!のシーンとか物足りなかったなぁ。
ただ、スターウォーズがディズニーに身売りして以来、安い(ゆる)キャラ化してしまったベイダー卿が、シリーズ中最も“ベイダー パイセン マジ オッカネー”と思わせてくれたのはうれしいです。
あと、お馴染みの音楽でエンドクレジットが始まるだけで、満足してしまう自分を戒めたいです。
希望は、死なないー。
スター・ウォーズシリーズは1~6まで観賞済。スピンオフのアニメ作品やゲーム、小説などは未見。
スター・ウォーズシリーズは世代としてはEP1からリアルタイムで追っかけられる環境にあったものの、伝え聞くほどにはハマれず、後に見た456の方が個人的には好きでそのせいでEP7もまだ見れていないんだけれど、小島秀夫監督の『ギャレス監督は僕らに「新しい希望」をくれた!』って感想に興味を惹かれ、EP7を見るよりも先にこちらを見てみた。
事前に泣けるスター・ウォーズって言うのは聞いていたものの、EP4の冒頭で何行かの説明しかされなかったレイア姫の持つデス・スターの設計図が、こんなにも色んな人の想いや"希望"を託されたものであり、後の作品でデス・スターを破壊した事による反乱軍の"希望"になる元であったのを知った時に涙が止まらなかった。
ひとつの希望の為に集まった人々が行う後半の作戦は爽快さと共に、切なさをも感じさせたし、この作品で見納めになってしまうのは勿体ないほど、みんなキャラ立ちしていて一人一人のスピンオフも(ローグワン以前ので)作っていいんじゃないかと思うほどだった。
ジン・アーソの、最初は肉親に置いていかれた寂しさを、
キャシアン・アンドーの、反乱軍の為に手を血に染めていたことに疑問を感じ始め、ローグワンに参加する過程や、
K-2SOの、基本的に人をあまり信用しない所から、最後は仲間の為に自らを犠牲にする所や、
ボーディー・ルックの、コメディリリーフかと思いきやミッションの立役者になる所、
ベイズ・マルバスの、一匹狼のようであるかと思っていたらチアルートが無二の親友な所や、
ソウ・ゲレラの、仲間の為に非情になるを得なかった人生、
そして、チアルート・イムウェの、「こいうがいれば大抵なんとかなるんじゃないか」って言う安心感溢れる予言や棒術、
キャッチコピーの"希望は、死なないー。"が後半、一人ずつ倒れていく中でも希望が託されていく様を見ていると見事な位ピッタリで、思わずレビューのタイトルにしちゃう位だった。
前半は結構キャラの説明やデス・スターを破壊しなければいけない理由付けの矯めに尺を取っていたけれど、テンポが良く、個人的には全く退屈せずに色んな人々や武器、建物のディテールも楽しめた。
後半、タイトルのローグ・ワンの理由が後々反乱軍主力になるローグ中隊はこの決死隊の志が基礎にあったって言うことを知って、ローグ・ワンが息絶えてもその志は脈々と継がれて行ってるのだと気付き、そこでも涙が出てきた。
前半は種を撒いて、後半で怒濤の見せ場を見せていく流れは、直後に見直したEP4と似た構成で驚かされた。
最後がEP4の10分前だって言うのは知っていたんだけど、エンドロールまで行くと(事前に復習出来なかったのもあって)すぐEP4が見たくなった。
後最低一回は劇場で、今度は吹替版で見てみたいな…。
シュワルツェネッガーに続けて!
スター・ウォーズ初のスピンオフと言うことで、(イォーク・アドベンチャーは除く(笑))期待して観に行きました。
突っ込みどころは、多々あるんですが、戦闘シーンは、過去最高ではないですか?
episode3の冒頭のクローン戦争も画的には凄いですが、何て言うか軽いんですよね。(CGだなあ。とわかる)しかし、ローグ・ワンは、ビーム銃なのに、実弾っぽいリアルさがしっかりあって、迫力が段違い。宇宙船同士の戦闘シーンは、CGは仕方無いのですが、迫力は、昔に比べて増してますね。
正に全編warsで、良かったのですが、先に述べた突っ込みどころというか、もうちょっと・・・な部分を。
前半がちょっと単調でダルい上に、画面が暗い。決戦の惑星スカリフが南国的明るさで、極端な感じが。わざと?
後、反乱軍も綺麗事じゃあ、やってらんねーんだよ的キャラであるキャシアンが、反乱軍アジトで演説打ったジンにアッサリ共感して強奪作戦に参加しちゃうのも??
K-2SOもアイアンジャイアントのデザインでもリスペクトしてるのか?もうちょっと愛嬌のあるデザインでも、良かったのでは?
ゲイレンの策略で弱点を持ってしまったデス・スター云々のアイデアも良かったのですが、いっそのこと、単純に設計図奪還作戦の為に集められた荒くれ者達が作戦遂行中に使命感に芽生え、命をかけて成功させるみたいな感じでも良かったかなと?
奪還作戦も綿密な作戦というより、結構場当たり的に乗り込んでいくし。
旧作のベイル・オーガナを同じ俳優出すならダース・ベイダーもヘイデン・クリステンセンにすべきでは?初登場シーンなんか顔出してもいい感じだったし。
CGキャラ二人も出してきて、ターキン提督なんか、最初、え?一瞬びっくり!
レイアは、ワンカットだけですが。
しかし、ついに人間までCGで作り始めてきましたか!
後、10年もしたら、episode6直後の話もルーク、レイア、ハン・ソロをCGでやれるんじゃないですか?
傑作であり、ある意味危険な映画
新たなる希望の前章譚であり、後付けの映画である。そのため、つっこみどころはある。がしかし、私は傑作である、と思う。映画の仕上がりは、アービンカーシュナー作の帝国の逆襲に比肩する。映像技術の進化、脚本の巧みさなどを考慮すれば、それ以上ともいえるか。
スピンオフ作品であり、本サーガとは作品を覆う空気感が違う。去年のエピソード7もまた、4〜6作とはまた違うシリアスな空気が存在した。が、今作はさらにシリアスな戦争状態、を映像の空気に纏わせている。
ギャレスエドワーズは、スターウォーズを自らの手に引き寄せ、深く濃厚に味をつけ私達に差し出した。その手腕には拍手を送りたい。
ラスト近くに至り主人公たちは、次々と戦禍に倒れ無残に散っていく。胸がつまり、涙まで溢れそうになった。私はここがある意味、危険な映画だ、と観終わったあとに感じてしまったのだ。滅びの美学という言葉さえ思い出した。自己犠牲を厭わず主人公たちは、反乱軍の目的の為に死んでいくのだ。ここに感情移入してしまうように、この映画は作られている。いや突き詰めてしまえば、スターウォーズは戦争映画だ。しかし、かつての作品群にはここまでの悲劇的な空気はなかったのではないだろうか。エピソード3の悲劇性とはまた違ったもの。名もなき人々が倒れていくラストに至る戦闘シーンは、あのプライベートライアンさえ想起させるものが私にはあった。エンタメ映画なのだから、そこまで考察しなくてもよいのかもしれない。希望を後世代に託し、自らは倒れていくその物語に感極まったことが、どういう意味を持つのか、ちょっと整理しきれない思いにとらわれてしまう。危険な、と表現したのは整理しきれない思いを持ったからであり、作品の評価をおとしめるものでは決してない。
ルーカスが作り出したスターウォーズという作品、生み出したキャラクターたちは素晴らしく強固である、と改めて感じ入った。今作、必見の映画であることは論を待たない。
May the Force be with us!
“May the Force be with us"
予告編で登場したこのセリフを耳にした時からずっと期待をしていた。ジェダイたちが姿を消した時代を描く今作において“フォース"は根拠もなく信じるおまじないのようなものだ。故にフォースを持たざる者たちがどのような活躍をし、そして、いかにしてエピソード4へ希望という名のバトンを繋ぐのか?
この設定こそが「スター・ウォーズ」の世界観に今までにないリアリティを生み出した。エピソード3.5としなかったことは大正解だ。ジェダイたちの活躍が売りの本家では描けない生身の人間たち(とロボット&エイリアン)にスポットを当て、戦争アクションとして、このスピンオフは大成功を収めている。
エピソード4を見た人なら、どのような結末になるのかは容易に想像がつくだろう。だからこそ、ラストに向かうにつれて主人公たちが取る行動に胸が、そして、目頭が熱くなっていく。逆にエピソード4を未見の人たちは、この結末に驚き、鑑賞後に旧シリーズを見たくなることだろう。
主要キャラクターたちの描き方がイマイチ薄いというのがなんとも勿体無く、悔やまれるところであり、正直、シリーズとして詰めの甘いところや粗もある。けれども、長い長い「スター・ウォーズ」の歴史を知っている者からすれば、その部分は脳内補完できてしまう程度のもの。
May the Force be with us…この“us"には我々観客も含まれているような気がして、ますます好感を抱いてしまう。これぞ僕らの「スター・ウォーズ」と呼びたくなるような、熱い熱い希望を繋ぐ物語である。
スピンオフですから
良い評判は聞こえてきたが期待せず劇場へ。
スピンオフってことは大半の人はシリーズが好きで観に来ているわけで、そこにあれはこれ言い難いのだが…
前半退屈。後半はシリーズの遺産でなんとか盛り上げた。といった感。
主人公の行動や過去に感情移入までいかないし、話がちょっとわかりにく過ぎる。全編帝国軍に対するレジスタンス的行動ばかりでスカっと感が薄い。そしてラストの尽き果て方はちょっと驚いた…
S・Wファンが好きならなにも言うまい、という感想になってしまうなあ。EP7は乗れたんだが。
Xウイング、タイファイター、AT-ATなどその辺は十二分に出てきて活躍したし、ベイダー卿の存在感はバッチリだったのでそこが楽しめる人にはいいのでは。自分は乗り切れずでした。
スピンオフは
面白いが...
デススターに関する伏線が拾われた
episode3.5
episode3.5ですけど、正直作らないほうがよかったと思います。スターウォーズといったらライトセーバーで戦うものだと。残念ながらジェダイのいない設定なので銃撃戦メインですね。ドニーイエン居なかったらほぼそうです。
秀逸な作品
ハリウッドキングオブSFサーガのスピンオフ&プルクリエ
まぁ、いくつも乗っかってる作品であり、このところ邦画に押され気味のハリウッド映画満を持しての登場という訳で。
スピンオフだから何をやってもいいということで、STARWARS鉄則みたいな『縛り』は大幅に緩和されている。そういう意味で自由度が増した分、ストーリーとしての深みは増したのかなという印象を持った。
吹替版を観たので、細かい補足的なものはテロップで追いかけられない為、幾つか疑問(※多分、隊の名称を『ローグワン』にした理由とか 咄嗟に思いつく言葉では無い筈なので)は残ったが、まぁそれはヲタクを標榜するなら何回も観るだろうから流して大丈夫だろう。ラストの切なさ、しかし繰り返し台詞ででてくる『希望』そして、『フォースとあらんことを』のしつこさが、最近の難解な映画とは違う、老若男女に寄り添った作りを表明していると思う。
構成自体もよく練られていて、それぞれの役の役割が納得のいくものがある。まぁ、その結びつき、関連性は浅い感じが否めないが、世界観そのものが空想な世界だから、そういう人間関係だということで強引に納得してしまえば苦痛でもない。
最後のレイア姫のCGは皆が言うほど不自然じゃなかったし、そんなに長いカットじゃなく、すぐにエンドロールに切り替わるので、気にはならなかった。
このところ、密室劇や、狭い空間の話ばかり観てきたので、たまにはこれくらいの世界観のだだっぴろいプロットをゆったりと観ることも大事なんだなと、気付かせてくれたのはよかったよかった^^
昔からのスター・ウォーズファンは感涙もの!
完璧な形
スターウォーズシリーズのスピンオフ的ストーリーとしてエピソード4の直前を描く今作。
感想としては、素晴らしいありがとう!といった感じで満足でした。
なんならスピンオフとかでなくスターウォーズシリーズの中の重要な1本として扱っても良いと思います。
というか、スターウォーズシリーズを知ってる人なら盛り上がる内容にもなってますし、名も無き戦士たちが最後どうなるかは大体は想像できてしまうのだけれどもそれでも最後は感動してしまう。それは物語としてしっかりと作られているからだと思います。
希望は、死なないのです。
ただ前半の鈍重さや、スイッチの不自然な配置。チアルートらのチート感(しょうがないか笑)など不満なとこもあるので全てにおいて完璧という訳では無いですし、前半のつまらなさは致命的です。
でも、これらのマイナス点を補っても後半のワクワクや感動には変えられないくらい素晴らしいです。
なのでトータルでは満足です!
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