「泣かせる」ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー junchan zeta jonesさんの映画レビュー(感想・評価)
泣かせる
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スターウォーズは、父と子の物語だ。
この物語もそうであったのが、まず大変良かった。
しかし、今回の主人公はフォースがない。
フォースがないとこんなに簡単に死ぬのか、、、と
リアルな戦争もの映画のような(特に最後のビーチの南国感はベトナム戦争映画のよう)壮絶さがあり、今までのスターウォーズの戦闘シーンで一番悲しいものだった。
今までのスターウォーズのダークサイドは、あくまで「ファンタジーとしての悪」として描かれてきたように感じるが、このローグワンでは、ひしひしと恐怖を感じるリアルな悪だったように思う。
登場人物もみんな素晴らしい。
みんな欠陥ありきというか、諸手を挙げて私正義です頑張ります!ではない、完璧ではないキャラが、人間の哀しさやリアルな存在感を醸していて、愛おしい。
誰もエピソード4には出てこないから、みんな死んじゃうのは薄々分かっていたけど、、、、最後泣いた。
どうしてエピソード4の流れになっていくのかというのが、卒なく上手く描かれていて、スターウォーズファンとしては過去作に深みを持たせてくれて、大変嬉しい。
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