13時間 ベンガジの秘密の兵士のレビュー・感想・評価
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話は分かりづらい
ストーリーはまったくわかりやすくない。
むしろ何もわからんレベル。
なんか米兵っぽい主人公陣営が現地民兵っぽい連中と戦ってるなぁとしか。
実話ベースということであるが、とにかく敵側の事情が語られないつくりなのでとっつきにくいと思う。
場所を変えつつ小規模な戦闘が続く緊迫感のある映画。
戦闘シーンは文句なし。
アメリカン・スナイパーでも同じ感想を抱いたが、ストーリーへの脚色が薄くなってしまい映画としては微妙な出来になりやすいのではないかと思う
実在の人物に対しての配慮が入るためか?
戦闘の
臨場感、恐怖感がリアルで生々しかった。
戦闘の規模としては決して大きく無いが、助けが来ない絶望的な状況は、想像を絶する恐怖感だと思う。
現在もリアルで起きている戦争は、この映画よりももっと悲惨な状況があちこちで起きていると思うと、改めて平和の大事さが身に染みる。
【リビア、ベンガジで2012年に起きた武装勢力によるアメリカ領事館襲撃事件の全貌を描いた実録ドラマ。脚本が粗いが臨場感溢れる戦闘シーンは見応えがある作品。】
■2012年9月11日、リビアのベンガジ。武装した一団がアメリカ大使がいる米国領事館を制圧して館内の者たちを襲撃する。領事館付近に待機するCIAに雇われた民間軍事請負組織・GRSのメンバーは、すぐさま事態を把握。
待機命令が下されるも、傍観できないと銃を手にして領事館へと向かう。
◆感想
・リビアでカダフィを斃す革命が起こった後に、各国の大使館員はその無秩序な状態を察し、大使館員を引き上げさせていた。
だが、アメリカのみはベンガジに秘密裏に設置していたアネックスを残し、彼らをGRSのメンバーが守っていた。
ー 今作でのCIAのチーフのボブの”秘密裏にしている施設”と言う理由で、母国に支援を頼むタイミングが遅すぎる。事実、彼は命からがら帰国する際に、GRSのジャックに”済まない”と詫びている。-
・それにしても、そんな状況のベンガジにクリストファー大使を送り込んで来る米国の判断ミスも観ていて腹立たしい。
ー 今作では描かれないが、彼は領事館でイスラムの支持者たちに襲われた際に、放火され窒息死している。又、何故にイスラムの支持者たちが暴徒化し、襲って来たかも今作では上手く描かれていないために、歴史を知らないと混乱すると思う。
今作で、ちらっと描かれている通り、アメリカで製作された映画”イノセンス・オブ・ムスリム”がイスラム教を侮辱するモノだとして、一部のイスラムの支持者たちを暴徒化させたのであるが、そこが巧く描かれていない。ー
<今作は、たった6名でアメリカ公館を守った13時間を描いているが、マイケル・ベイ監督の脚本が拙く、非常に分かりにくかった作品である。
だが、流石破壊王マイケル・ベイ監督の戦争アクションは非情なまでに戦慄する臨場感あふれる出来栄えである。
今作は、総合的に見ると、今作が日本での上映がスルーされたのも分かる作品である。>
海兵隊はいないのか
領事館の警備に海兵隊がいないなんて思わなかった。
911の後でも、民間警備会社に頼むの?
CIAの秘密基地だから?
混沌とした社会状況で誰が敵か味方かわからない状況が最悪。
戦闘シーンは迫力がある。
CIAの基地のリーダーが後に勲章もらうのは?
大使が勤務地でなくなるなんて事があるんだな。
午後ロード 録画視聴にて
ラストは涙
ミリオタかもしれない私はこういう作品がほんと観ずにはいられません
マイケル・ベイ監督作品だけあって、さすが迫力ある銃撃シーンでした
でもこの作品はそういうところより、仲間のために戦う人達の想い、これが本当に心にきます
どうやったらあんなに心が強くなれるのか、こういう作品を観る度に思います
そして命令系統重視、それは確かに守るべき事だけど、味方が危機の時もっと早く助けに援軍を手配してほしい、そうしてたら犠牲者がでなかったかも
私がいつも観るのはアメリカ側の視点作品だから常にアメリカは正義で敵は悪者、でも敵側視点ではその人達の正義もあって、この作品のラスト近くのリビア人の奥さんの悲しみのシーンが心に残ってます
いつになったら世界中の軍人さんが暇になるのだろう
こういう作品が全てフィクションの世界になれば良いのに
お気に入り俳優さんのマックス・マティーニは今作でもステキでしたが、ジェームズ・バッジ・デールもとっても良かったです
後半の銃撃戦は必見です
リビアのCIA拠点を守るため、イスラム過激派と闘う民間軍事会社の傭兵たちの物語。
実話を基にしたお話のようです。
拠点を巡る攻防は、見事。リアルで、それでいて映画的な迫力もしっかりとある、見事な銃撃戦。拠点防衛での戦闘というシチュの為、少数で大勢の過激派を相手にしていても違和感を感じないのが良いですね。
ミリタリーアクションが好みの方には、ぜひ鑑賞をお勧めしたい一作です。
ただ、映画としては、中盤まではやや冗長。「アラブの春」真っ只中で、敵味方入り乱れる混沌とした世情ですから仕方ないのでしょうが、若干観難さも感じました。
あとは、やはりプロパガンダ色は出ますね。独裁者カダフィ大佐の失脚は兎も角、文化が違うアラブに、アメリカ式の民主主義を押し付けることの独善性に触れられていないことは、個人的には評価をマイナスしたくなることです。
私的評価は普通にしました。
「ブラックホークダウン」の二番煎じ
悪い映画じゃない。
迫力の映像、役者の演技、ストーリーのテンポの良さ…
だけど、
「ブラックホークダウン」みたいな映画を作りたい!
って思ったんだろうな、という作り手の思いがビンビン伝わってきて、
でも、そのレベルにはなかなか到達しない…というのが分かる。
本作に決定的に足らないモノは
「葛藤」だと思う。
戦争映画で言えば
「何のために戦っているのか?」
ということ。
「ブラックホークダウン」や
「プライベートライアン」にはあった。
本作には無い。
本作は
「生き残って、家に帰る」なので、葛藤はない。
なので、ドンパチだけが目立つ作品になってしまった…
タイトルなし
マホメットを侮辱したとされるアメリカの映画をきっかけにリビアのアメリカ領事館とClA施設が襲撃され、アメリカ大使らが死亡した事件を描いた実話ベースの映画。
米軍の支援を得られず孤軍奮闘した元シールズら、民間?護衛チームの活躍を描く。
戦闘シーン中心の映画で、事件の背景等はほとんど描かれていない。
うん、一部わかりにくかったけど、
前半の前半くらいまではまだ平和な、キレイな大使館だったけど、その「11日」を迎えてからは一気に戦闘モード。
戦闘になると、ハラハラ、緊迫感伝わる描写もありつつ、しかし、戦闘中盤の大使館は、ただでさえ敵味方わかりにくいのに、みんなヒゲ生えてたり似たようなカッコだったりで、登場人物も多かったり、それで夜の戦闘で暗かったりすると、誰がどこに攻撃してなにがどうなってるのかわからんかったり。
ああいう戦闘シーンは、かなりわかりにくかった。
後半からはまだ落ち着いて見られたけど、それにしてもこういうのが実際にあったということで恐ろしい。
建物を建てては壊し、ムダに資源を武器に使い、そして命も失い、、、それでその土地、国民に残ったものはなんなのか。
むなしさもある。
迫力の傭兵映画
2021年8月15日
映画 #13時間ベンガジの秘密の兵士 (2016年)鑑賞
勝手にインド映画と思ってました
2012年に実際にエジプト、リビア、イエメンで起こったアメリカ在外公館襲撃事件のうち、リビアでの事件を題材にした作品
#イノセンス・オブ・ムスリム という映画が事件の発端だったらしいです
どうにかならなかったのか?
アメリカ人の犠牲者も多数、
シリア人も多くの人が死んだ。
僕はこの映画をアメリカGRSの武勇伝的見方は出来ない。
この事態にならないようにどうにか出来なかったのか?残念でならない。
アメリカ最高バンザイの映画
2021年7月10日
実話ベースの映画が好きなので視聴してみました。
想像していましたけど、筋肉モリモリ兵士がアメリカを背負って戦う、あるあるな映画でした。
ストーリーも分かりやすい。
死亡フラグも教科書通り、お手本のような立て方と回収。進研ゼミで勉強したのかなと思いました。
ただ、実話なのであんまり茶化さないでおこうと思います。
映画としては大したことありませんが、平和をありがとう?な映画でした。
暑さしか理解してあげられない(笑)
猛暑で過ごしてる僕たちなら暑さだけは多少理解してあげられますが、銃社会ではないのでその恐怖は一生わかってあげられません。 治安の悪い国に比べたら平和ボケの日本なんでしょうが、こっちはこっちで煽り運転大国や虐待大国ですけどね、あと・・痴漢大国? 映画はすごく面白かったです! 汗まみれ泥まみれになりながら戦うの好きです! 防弾車で大使館からCIA基地まで移動するシーンとかものすごい敵の攻撃で、観てるこちらが「急げ!急げ!次を右!次を左!あいつを撃て!そいつを撃て!」って言いたくなってハラハラものでした(笑)
アメちゃん万歳映画? そう安直でもない。
まず正すべきは邦題だろう。
タイトルが指している人物は兵士ではなく、元兵士で民間軍事会社の契約社員だ。
何を意味するかというと、米軍のバックアップは十分ではないということ。
デルタフォースもちらりと登場はするが、目立たない。
こういう不正規戦はPMCの方が熟練するのかもしれない。
シリアスで硬派なミリタリー映画好きにはお勧め。
実話を元にしているだけあって、
紛争地域の緊張感をリアルに描けていると思う。
ほとんどの日本人は武装した民兵をナマで見ずに済んで一生を終えるだろう。
実際そういった緊張感とは無縁だし、土人などと違って自分は上等な存在だという自負がある。
けれどAKを手にした彼らが、気まぐれを起こすだけで簡単にこの生命は終わる。
アメリカ万歳映画とは、
ハートロッカー、ローンサバイバー、ゼロダークサーティ、ネイビーシールズ、チームシックス
アメリカンスナイパーといったような映画だと思う。
実話という割に脚色が過ぎるという奴だ。
その点でこの映画はブラックホークダウンを見終わった感覚に近い。
元シールズなどの主人公たちは今やPMCとして危険地帯でCIAを警護していた。
警護対象は暴徒がどれほど危険かを理解できず、緊急事態の後にパニックとなる。
状況は刻刻と変化していき、地元民は味方か敵か見分けは付かない。
混乱ばかりが広がり、疲労も重なり判断はどんどん難しくなる。思考も鈍っていく……。
字幕の翻訳がGrenade launcherをロケットとなっていたりするが、おおむね良好。
銃撃戦は少し雑に感じたが、作品全体は非常に出来が良い。
なぜビデオスルーだったんだろう。
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