「東出昌大、今までで一番かっこいい」ぼくは明日、昨日のきみとデートする まつこさんの映画レビュー(感想・評価)
東出昌大、今までで一番かっこいい
私の好きなジャンルの映画じゃないにしろ、何故か心に残る作品。いいなと思った点をピックアップして書いてみます。
●三木孝浩監督
今まで何というかあまりこの監督の作品に期待してこなかった自分がいました。数々の名作の実写化を観て、何度も何度も「しゅん…」として映画館を後にしていたから。
そんな三木監督の最新作ですが…
これは…おそらく最高傑作です。笑
ある程度大人になって自分のやり方がもう曲げられなくなってしまう成長が出来なくなってしまう人って結構いるけど、これは三木監督の最高傑作、というか成長作です。
そう思う人いませんか?私は始まって5分で、「これはイケるかもしれん!」と思ったら本当にそうだった。そりゃ数々の邦画名作と比べると、そりゃそうだよっていう感想が多量に出てくるけれど監督自身の過去の作品よりも上回るって素晴らしい事だなーと思いました。
●東出昌大
すごいカッコ良い笑。何この人、こんな人大学にいたら無茶くそモテるでしょうに。もっとこういう役をやって欲しい、東出君には!東出昌大史上1番カッコ良いんじゃないでしょうか…。元々かっこいいのにそんなにぐっとくる役って意外と少なくて、いつも「まぁこんなものだろう、元がいいからいいや」なんて思っていたけども。この東出君は「桐島、部活やめるってよ」以来のドキドキ。「桐島〜」を観た時に、何だこの人は?!カッコ良ーーー(笑)!と思ったあの日を思い出してしまった笑。
(や、聖の青春の羽生さんも良いけど笑)
なんならデスノートもこんなキャラで良かったんじゃないだろうか。なんて…。
本編自体は涙がポロポロ出てきて、でも色んな矛盾やこんなに人柄の良い2人がここまで切ない運命辿るんかい、なんでやねん、とモヤモヤもしたけど、せっかく観た映画なんだから映画好きとしては、良かったな〜と思うポイントを思い出しながら家に帰りたいと思います。