ぼくは明日、昨日のきみとデートする

劇場公開日:2016年12月17日

ぼくは明日、昨日のきみとデートする

解説・あらすじ

七月隆文の同名ベストセラー小説を、「ストロボ・エッジ」の福士蒼汰&「バクマン。」の小松菜奈共演で実写映画化したファンタジックラブストーリー。「僕等がいた」「アオハライド」など数々の青春ラブストーリーを手がけてきた三木孝浩監督と脚本家の吉田智子が再タッグを組み、京都の風光明媚な景色を背景に20歳の男女の甘く切ない純愛を描く。美大生の高寿は、通学電車の中で見かけた女性・愛美に一目ぼれする。勇気を出して声を掛け、会う約束を取りつけようとする高寿だったが、愛美はなぜか泣き出してしまう。意気投合した高寿と愛美は付き合うことになり、幸せな日々を過ごしはじめるが、そんなある日、高寿は愛美から信じられないような秘密を明かされる。

2016年製作/111分/日本
配給:東宝
劇場公開日:2016年12月17日

スタッフ・キャスト

監督
三木孝浩
原作
七月隆文
脚本
吉田智子
製作
市川南
共同製作
村田嘉邦
弓矢政法
高橋誠
大川ナオ
吉川英作
山本浩
荒波修
エグゼクティブプロデューサー
山内章弘
企画
臼井央
春名慶
プロデュース
臼井央
春名慶
プロデューサー
川田尚広
西野智也
撮影
山田康介
美術
花谷秀文
録音
豊田真一
照明
川辺隆之
編集
坂東直哉
音楽
松谷卓
主題歌
back number
助監督
清水勇気
製作担当
鳥越道昭
装飾
高木理己
視覚効果
鎌田康介
スタイリスト
望月恵
ヘアメーク
ワシダトモキ
スクリプター
古保美友紀
音楽プロデューサー
北原京子
プロダクション統括
佐藤毅
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(C)2016「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」製作委員会

映画レビュー

4.5複数回視聴がおすすめ♪何度も観返すことで、愛美からの逆軸人生が見えてくる。

2024年4月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

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共感した! 4件)
ななやお

4.5電車とプラットフォームが象徴するもの

2020年4月28日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

知的

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共感した! 28件)
高森 郁哉

4.0小松菜奈さんが美しい

2025年7月6日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

Amazonプライムで2024年に鑑賞しました。
泣ける恋愛映画の傑作の一つ、運命に縛られた恋、運命を受け入れるストーリーを描く物語。小松菜奈さんが美しく魅力的。
映画を一度観て物語の構造を知ると、二度目の鑑賞からはヒロインの抱えた悲しみが映画の冒頭から伝わってきて、もっと泣けます。
福士蒼汰さんが演じる彼氏は物語の中で恋愛が進むにつれて垢抜けていく印象があり、微笑ましい。
当方は鑑賞後にいろいろ読んで、物語の背景世界について理解を深めました。
これを観た後、小松菜奈さんをお代わりするため「恋は雨上がりのように」を観ました。

○時間の流れのアイデアについて
「僕は明日昨日のきみとデートする」は七月隆文さんが原作ですが、時間の流れのアイデアは、SF作家・梶尾真治さんの短編「時尼に関する覚え書」(短編集「美亜へ贈る真珠」に収録)に影響を受けているはずです。
ちなみにこの短編タイトルの「時尼」は「ジニィ」と読みますが、ロバート・ネイサンの小説「ジェニーの肖像」に敬意を表したもの。
小説「ジェニーの肖像」は画家の主人公がジェニーという少女と知り合い、ジェニーのスケッチを描くことで、画家としてチャンスを掴む物語。ジェニーは会う度に目に見えて成長し、まるで画家に追いつこうとしているようだ、というSFファンタジィです。
1948年に映画化、主演ジョゼフ・コットンとジェニファー・ジョーンズ。

○時間の流れのネタバレ
愛美さんは我々の住む世界とは別の世界の住人で、5歳、15歳、20歳、30歳、35歳と、成長しています。 ただし愛美さんが住む世界は我々の世界と時間の流れが逆、という設定です。
SFの多元宇宙という設定の一種です。

映画の終わりのほうで、大学の教室の中、愛美さんと高寿さんが黒板にグルグル巻きの2つのコイルが接する絵を描いて時間の流れを話しています。
大きな時間の流れは逆方向なのに、接するところでは一緒に時間が流れる。愛美さんが我々の世界にやって来て、2人が一緒に過ごすときは同じ時間を過ごし、1日が終わると昨日と明日に別れてしまうのです。

愛美さんたちは5年に一度、30日間、我々の世界に旅行に来ることができます。30日間のうちの1日が終わると、愛美さんは我々の世界の昨日に行きます。
我々の世界と大きな時間の流れが逆のため、愛美さんが高寿さんに会うとき、二人の年齢は以下です。
・高寿5歳、愛美35歳
・高寿10歳、愛美30歳
・高寿20歳、愛美20歳
・高寿25歳、愛美15歳
・高寿35歳、愛美5歳
愛美さんは5歳で高寿さんに救われ、自分の運命の人だと確信します。離れたところから慕い続け、15歳で高寿さんに会いに行き、20歳になれば相思相愛になることを知ります。
20歳で高寿さんと過ごす30日間を経験し、お互いが相手を助ける、二人で一つの命であることが分かります。 この後は高寿さんの記憶のとおり、30歳、35歳で高寿さんに会い、高寿さんの記憶のとおりに接しています。
高寿さんにとっても同じで、20歳で二人の関係を理解し、愛美さんの記憶のとおりの役割を果たします。 25歳で15歳の愛美さんにあった際にこれから起こることを伝え、35歳で我々の世界に来た5歳の愛美さんを助けることになります。

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ケイ

3.5ファンタジーだけど

2025年7月5日
スマートフォンから投稿

泣ける

悲しい

主人が好きな映画ということで初鑑賞。私は元々恋愛映画が苦手なので評価が辛口でも許して欲しい。

奇抜なタイトルから、何か不思議な設定なんだろうと思っていたが、途中で時間軸が逆ということがわかりびっくり。
初めは女の子馴れ馴れしすぎじゃない?と違和感を持っていたが、その違和感こそが正しいと気づくと、小松菜奈の演技良かったなと。
日にち単位で時間軸は逆だが、その中の時間単位では同じなのがなかなか受け入れられなかったが、そこはこの作品の本質ではないと思い、映画に集中→やっぱり時間軸が...と集中できないタイミングも正直あった。
女の子が初めて連れてきてもらったと言った祭りも、祭りが初めてなのか、こっちの世界に連れてこられたのが初めてなのか(多分前者)とか、5年ごとに重なるとしてもおそらく同じ空間で重なっているのでその瞬間建築物とか、人口とかの質量は一時的に倍になるの?とか、やっぱり考え込んでしまうことも。
ただそんなことは置いておいて、どうしても離れ離れになってしまう2人の心情の動きや決意はファンタジーではなく、強く愛し合った軌跡が美しく切なく描かれており、素直に素敵な作品だと思う。

ただ、私が彼なら、この時間軸の違いに気づいた時、これ以上好きになっても意味がない、辛いだけなので距離を取り一切会わないとは思う。みんなは違うの?

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マユ

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