「Boys will be boys.」COP CAR コップ・カー 島田庵さんの映画レビュー(感想・評価)
Boys will be boys.
ゆるいw
でも、それがいい。
推定年齢10歳の男の子2人が、ニュー・メキシコ州の荒野を
「言っちゃいけない言葉を言うゲーム(?)」をしながら歩いている。
――どうやら家出中らしい。
aで始まるやつとかsで始まるやつとかdで始まるやつとか。
トラビスが主導してハリスンが復唱するんだけど、
fで始まるやつだけは、ハリスンは復唱を拒否する。
どうもハリスンの方が若干おとなしいらしく、
トラビスに「おばあちゃん子」とか「チキン」とか言われたりする。
途中で蛇の巣穴を見つけると、棒きれを突っ込んで出られなくしたり
――男の子がする、無意味な遊び満載w
全編にわたって、こんな調子。
ゆるいw
それに振り回される大人が、ケビン・ベーコン演ずるシェリフ。
かなりの悪徳保安官なんだが、
これまた、どっかゆるいw
Boys will be boys. ――男の子は、男の子。
ニヤニヤ。そしてハラハラ。
ストーリー展開には、なんだかなあ、というところもあるけど、
ハリスンが、殻を1枚破って、
最後、じわっと涙。
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