レディ・プレイヤー1のレビュー・感想・評価
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「オアシス」の裏面、そのゲームタイトルは「アヴァロン」
世界中の人々がVRゲーム「オアシス」に没入する2045年。ゲームにハマり過ぎるあまり身を滅ぼす「ネトゲ廃人」的なプレイヤーの続出にも言及される。
ゲームに没入して「現実」に戻ってこれなくなる「未帰還者」を生むオンラインゲームを舞台にした押井守監督『アヴァロン』と比較すると興味深い。『アヴァロン』では、ゲーム中で攻撃されて「現実」で嘔吐するシーンや料理と食事のシーンで「現実」が身体的に示される。
対して『レディ―』では、「オアシス」制作者のハリデーの記憶やパーシヴァル=ウェイドとアルテミス=サマンサの恋愛で「現実」のかけがえのなさが示される。前者では、ゲーム中に「現実」が立ち現れることで、「『現実』とは思い込みだ」と語られる。
一方後者では、あくまで「現実」はゲームでは代替できない至高のものだと説かれる。スピルバーグ監督の思惑とは関係なく、『レディ―』は『アヴァロン』の問いかけへのアンサーになっているように見える。
そしてまた、スピルバーグがどこまで意識したかはわからないが、ゲームクリアしたウェイドにエッグを手渡したハリデーは、自分はアバターではなく、また「現実」の自分は確かに死んだ、と答えている。つまり「ゴースト」なのだ。
映像はすごいが・・・
SAOとワンピースを合わせたストーリーと言うと分かりやすいかと思う。
映像やアクションは見ててワクワクする
ただ、結局ゲームの話じゃんと、自分もゲーム世代だけどいまいち盛り上がれなかった。
主人公はロードポーネグリフ(お宝への鍵)を探すたびに、すでに死んだ作り手のやり残した思いを辿っていく。恋愛や友情の心残りを知って主人公は変わっていく。
そんな感じ。
でもこんなんスピルバーグが作る必要ないよなと。
ストーリーが単純で序盤から流れが読めちゃうしキャラに魅力が無いから正直20分くらいでやめようか迷った。でもスピルバーグ作品だから見た。
しかし映像やアクションは確かに面白いから、採点に迷う。
オタクくんにこそ見てほしいニチャニチャ映画
VRに入り込む人たちは外の人たちから見ると不気味でバーチャルに逃避するだけの世界はディストピアなんだと思い知らされました。
「現実こそがリアルなものである」バーチャルを楽しみつつも現実と向き合って生きていくことが大切ですね😉
映画やアニメのネタがふんだんに使われてて最高でした。
特にシャイニングの世界観に入りつつゲームに落とし込む様子やゴジラとの戦闘シーンはオタクの私にとってワクワクさせてくれます
地雷映画。現実で戦争してバーチャルまで戰うこたぁないだろう
身体の不自由な方がこの世界で楽しむのは良いのだが。
RPGゲームは好きだ。PC9800VM2を買って、楽しんだのは日本ファルコムの『ザナドゥ』だ。そのくらいRPGは好きだ。だが、3Dになった途端やる気が失せた。画像が現実的になった影響で、現実の方が楽しいと思え始めたのだ。勿論、ゲームの脚本に飽きたのもある。全てがバーチャルでしか楽しめない2045年の人達が可愛そうだ。
ヒトラーが言ったナチス・ドイツの復活の年なのは意図的なのだろうか。
『アバター』や『サマーウォーズ』をリスペクトしているが、偉大と言われる演出家のすることじゃない。『アバター』も『サマーウォーズ』も現実世界あってのバーチャルだった。
この映画は昔から白人演出家が描いてきた『フライング・ダッチマンの奥さん』の話だ。日本で言えば『北極3号』
オタクが変態扱いされていた時代が懐かしい。これでは社会が正にオタク野郎♥なってしまっている。
派手でなくて良い。落ち着いて見られるアニメが見たい。勿論、実写映画もね。
後、20分もある。
75歳までしか生きる事のできない絶滅危惧種民族は55歳までの方しか、このバーチャル社会は経験できませんよ。経験したくば、LAでもNYでも行って、アメリカンドリームを追い続けましょう。しかし、アメリカは自由と民主主義までバーチャルじゃなければよいのですが。
こういうSFが苦手なんやろな
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未来の話。巨大なバーチャル空間で別人になれる仕組みが大ヒットしてた。
その開発者が、その空間内である物を探し出した人に全てを相続すると遺言して死亡。
主人公らはそれを探すために色々となぞ解きをして行く。
悪の会社が組織ぐるみで参加しており、極悪非道な手段を使って来る。
でも結局そいつらを倒して主人公の勝利。
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評価はいいみたいやが、おれはこのテのSFは嫌いみたい。最初の10分ほどで分かった。
とにかくド派手なだけで、人間心理の機微の表現より映像で勝負するような映画ね。
登場人物も多過ぎて全体に騒がしくゴチャゴチャしてる感じ。
思えばこの手のSFで面白いと思ったことがない。
それとアメリカのヒーローものと、中世ヨーロッパが舞台の映画が苦手。
これだけ自分の好みがはっきり分かってれば、今後はスルーできる作品も増えそう。
いろいろド真ん中すぎて。。。
五十路になった私にとってヴァン・ヘイレンの『ジャンプ』で幕が上がった瞬間テンション爆上がり!!!
他にも『ルール・ザ・ワールド』や『ステイン・アライブ』『フェイス』などドストライク曲が多数。
金田のバイクやデロリアンがカーチェイスし、それをキングコングが襲ったり。
まさかの洋画の舞台でメカゴジラVSガンダムが見れたり。
バブルの頃ならまだしも、2018年の公開時、そこまで日本の力はアメリカエンタメへの影響力は無かったはず。
となるとやはり日本の漫画やアニメ、映画などのキャラクターの魅力によって天才スピルバーグに起用されたと思われ、日本人として純粋に誇らしい気持ちになれます。
実際の世界でもVR技術がどんどん進んできており、そう遠くない将来同じような状況が起こらないとは言えない気がするけど、ハリデーが最後にエッグを探しながら言った「最後にやっとわかったんだ。現実はつらく苦しくいいことばかりじゃないけど、うまいメシは現実の世界でしか味わえない。なぜなら現実だけがリアルだから。」という言葉、どんなにヴァーチャルがすごくなっても、リアルの感覚には勝てないし、それ以上になってはいけないんでは?と思いました。
ジェームズ・キャメロンの『アバター』をエンタメ方面に思いっきり振り切ったような作品ですが、久々にスピルバーグ監督の超エンタメ映画を観ることができて幸せです。
ワクワクが止まらない熱い映画
近未来起こるかもしれない、デジタルな仮想世界の映画。
登場人物の個性が活きている面白い映画であり、謎解きやアクション、恋愛等の要素が多く、ワクワクが止まらなかった。
私は特に、謎解き要素が好きだ。
まだ終わって無いと主人公が気付くところは熱かった。
しかし、ガンダムなどの映画とは関係のない現実のキャラクターが登場するところはつまらなくなるからやめて欲しい。
もうフィクションではない
2022年現在、メタバースってもう始まっているらしいので、もはやフィクションではないと思いながら観た。
ゲームの世界の中だけでも、ヒーロー軍団が金の亡者を倒して自治できることになってヤレヤレだった。
あったら楽しそうな世界
VRの世界でなりたい自分になれ、エッグを探すための鍵を探し出すストーリー。
3Dが多いのを知らなかったので少しびっくりしたが、
映像綺麗だしよくできていた。
有名な映画やアニメなどの作品がたくさん出ててきて面白かった!
後半にかけてだんだん盛り上がっていき、IOIとの戦闘シーンは楽しかった。
ラストコイン一枚使って掲示板?に名前が復活したところは謎だったが、面白かった!
小ネタが面白い
ゲームの世界の話。
グラフィックがすごい!
主人公はちょっとオタクな普通の男の子だが、そのオタクっぷりでコンテストをクリアしていく。実世界を牛耳る巨大企業でもクリアできないのを出し抜いていくのが面白い。
一番は色々なキャラクターが出てくるところ。ゴジラやガンダム?や波動拳が出てきたところも興奮した。
ジャパニーズびいき
メインチームに忍者、サムライ
主人公はFFに出てきそうなルックス
AKIRAの金田のバイクに、春麗
最期の方の対決には
ガンダムにメカゴジラ
波動拳も
ジャパニーズサブカルチャー満載!!
メッセージは、
バーチャル世界もいいけど
リアル現実を。
エヴァに通づる
実質,既にこうなのかも.
VRというデバイス観点で見ると,いやいや…となる場面も多い本作品ですが,実質的には既に充分こうした世界観の上に我々は暮らしているのではないか,ということを考えてしまう作品です.いや,むしろそれが言いたいことなんでしょうね.
たとえば借金のカタにVR奴隷にされる,なんてシーンについて,VRで爆弾を埋めるなんて強制労働を見ていやいやそんなことあるかと思ってしまいます.しかし,退屈で生産性のない作業を,UIばかり洗礼されたソフトウェアによって,さも有意義なように「させられている」ことなど,今の社会の有様なのではないでしょうか?
というのも,ここ最近我々はDXだのなんだのと,ITという手段を目的にしてしまい,目的がなんであったのかを忘れてしまいがちです.私たちはバーチャルに対して,リアリティや効率化などを盲目的に期待し要求してしまいますが,それは一体なんのためになのでしょうか?
そうした観点では,本作品は本質的には近未来なんかではなく現代を描いたもので,ネットに支配されるのではなく,手段としてネットの良い部分と共生しながら,目的である人間性を忘れずに生きていこうと,そんなメッセージを感じるものでした.
ところで,悪役ソレントおじさんの残念さについては,批判するよりも自分がそうならないか恐ろしく感じさせられるものです.ソレントさん,儲けることに必死のピュアなサラリーマンなんですよね.なので本作品で一番可愛そうなのは彼で,明日は我が身のように感じてしまいます.
予備知識があればある程面白い
内容は他の映画「ジュマンジ」的なやつだけど、メガゴジラやらガンダムやら色々出てきて日本人としてはワクワク楽しかった。
CGのクオリティー、アクションも迫力あったしストーリーもスカッとする気持ちの良い映画。
途中色々出てきたキーになる映画やらゲームやらが世代が違うせいで知識がなく、??と観てた瞬間はあったけど、
その後ググるとシーンやらなんやらそのままで、予備知識持って観てたらさらに面白かったのだろうと思った。
純粋に頭を空っぽにして観て楽しい映画でした。
スマブラ以上の新旧キャラのオールスター
SFファンタジー、と言う表現が近いかな。オアシスと言うゲーム内の世界を舞台に、製作者の仕込んだイースターエッグを探す物語。敵はオアシスの世界を自分のものにしようとするライバル企業…と言う話はまあ置いといて、新旧入り乱れたキャラたちのオマージュの凄さよ。デロリアンと金田のバイクに始まりコングは出るわアイアンジャイアントは出るわメカゴジラに極めつけのガンダム!ガンダムカッケーな!と言う熱さだけで十分盛り上がれる作品。祭だな!
さあ、仮装舞踏会(パーティ)を、楽しもうではないか。
突っ込みどころ満載。 突っ込みまくれ!
一人でにやけても良し、皆で盛り上がっても良し。
イースターエッグの如く、ちりばめられたキャラクター、BGM、台詞、シチュエーション…。
あれ?このトラックの下の潜り抜け方、何の映画だっけ?
そんな、既視感溢れる映像・BGM…、それだけでもテンションが上がりまくる。
メジャーなものから、マイナーなものまで、温故知新。
しかも、あの映画にこの場面を掛け合わせるなんて…。
チャッキーの最強!恐るべし!
それだけでも、キャアキャア言ってしまう。
ゲーム好きの心をくすぐる場面は他にもある。
銃を振りかざしたソレントが、撃つのも忘れて思わずウェイドを見つめるシーン。
敵会社のブレーン達。
敵会社の一員が、最後の問題のゲームに取り掛かる前に、それがやりなれたものだと知って始める時の表情。
本当に、ゲームが好きなんだなあ。でなければ、あんな表情思いつかないよ。
原作未読。
原作を読まれた方からは『薄っぺらにした!』と怒りの声も聞く。
うん、謎解き要素は、かなり雑。ご都合主義と言われても仕方ない。
映画が設定した社会の問題は何も変わっていないから、主人公の活躍も「だから、何?」とストーリー重視の方から突っ込みがあってもおかしくはない。
そこが、スピルバーグ監督の強みでもあり、弱みでもあると思っている。
『ブリッジ・オブ・スパイ』でも、『宇宙戦争』・『マイノリティ・リポート』でも、難しい背景や哲学的な部分はさわりだけ見せて、見事にそぎ落とし、監督が描きたいヒューマンドラマ、もしくはアクションを、とても解りやすくまとめて描き出す(この映画でも、社会構造はともかく、ゲーム依存・それによる破産等は描きながらも、棚上げ)。
さながら、壮大なる小説を、児童書にまとめるが如く。
観客が喜ぶツボ・興奮するツボ・感動するツボを見事に探り当て、それを映画として表現する。
それをあざといと見るか、薄っぺらいとみるか、ハマるか。
今回、私はハマった。
「リアルが大切なんだよ」
唐突に出てくるメッセージ。そして、ジェームズとオグとの関係性から導き出されるこの映画のテーマ。今一つ、脚本的に練りこまれているとは言えない。
でも、散りばめられた前振りはある。
↓ ↓ ↓
<以下、ネタバレに近い記述あります>
↓ ↓ ↓
三つの鍵を集めた後に、さらに試練て、なにそれ詐欺!と叫びそうになった。
けれど、その後の展開をみれば、とても重要なシーン。気持ちよくねじ伏せられてしまった。
仲間が集まる過程も、一見ご都合主義。
ふつう、アバターと現実の人との一致って、そう簡単にはいかんやろ?(オフ会に出たことがない身での思い込み?)
でも、姿かたちは変わっても、言葉の使い方、言い方、身のこなし、二人で交わした会話で同定していく。
確かに、現実世界から逃れた仮想現実なんだけれど、身体能力とか、教養・主義、相手に対する態度とかは、あくまで現実の反映、生き様。
それに何より、謎を解く武器は、ハリデーを尊敬しているハリデーオタク。ただ、”知識”としてハリデーのことを知っているだけではない。ハリデーのことを理解しようとし、ハリデーの身になって考え行動しようとするその思いが、謎を解く。
確かに、彼らが活躍するのは仮想世界。だが、そこに、真剣に相手を理解しようとする人間としての触れ合いがある。
現実世界で、相手を理解しようともせずに、通り一遍の儀礼的付き合いで済ませているのと、どちらがリアルなのだろう?
なんてことを考える。
でも、やっぱり、教訓を得たり、感動したりというより、とにかく楽しむための映画!
巨大な花火、百連発的な。
一夜の夢の世界へいざ行かん。
【余計なお世話】
著作権処理、大変だったろうな。
監督だからこそ、成しえたこと?
監督・制作と、著作権を許可した方々に感謝!
珍作
荒廃した未来世界、ヴァーチャル世界「オアシス」で開発者の遺言に駆られた人々が、一斉にゲーム世界での宝探しを競う。中盤からは非道な組織と年若い主人公等との争いになり、主人公側が勝利。ゲーム内にいた開発者から現実で生きる素晴らしさを説かれ、現実での幸福な人生を始める。
アクションとコメディの映画で、内容の半分以上が引用、パロディネタという珍作。
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最近、アメリカでの過去の人気作のリメイク、日本でのアニメやマンガの実写化が話題になりますが、今作はそういったものに共通する、映像的な面白みに注力しています。つまり、既に知っているものが作り変えられ、再提示されることで新鮮に見えるという愉快さを、極度に積極的に用いたエンターテイメントでしょう。
セリフ上では制作者たちから「ねえ、この映画知ってる?」「このネタ分かる?」って言われているみたいな、オタクっぽいネタが頻出です。
ただし、私はセリフでの引用ネタはあまり面白がれませんでした。字幕で読んでいるから、というのが大きいかもしれませんが、引用の仕方がオシャレに感じられません。セリフにもう一捻り欲しかったかもしれないです。「メカゴジラ!」「アキラの金田のバイク!」ってわざわざ言わなくても良いような気がします。(世間的には盛り上がってるのにスミマセン。)
ただ、未来の人が何十年も前の娯楽の話で盛り上がっている、というのはちょっと面白いと思いました。
アクションシーンはかなり好きです。めちゃくちゃにゴチャゴチャしてはいますが、迫力があったし、大人数が入り乱れている感じが賑やかで良いです。ゲーム世界という気楽さのおかげで、現実なら結構悲惨な破壊のシーンを痛快に楽しめました。死が深刻な問題じゃないので、巨大な相手に突っ込んでいっても、恐怖感よりむしろワクワク感の方が勝っています。
ただ、後半の、現実とゲーム世界での危機が並行するのは、ちょっと余分な気がします。現実に見せかけた映像で敵を騙すシーンは面白かったけど、敵の陣地内に潜入して…とか敵の車が乗っているトラックに体当たりしてきて…みたいなチマチマしたスリリング要素はなくても良かった気がします。そこに別に驚くような視覚体験や、印象的なアイディアはなかったように思います。有名キャラが暴れまわるのを集中して観ていたかったです。
恋愛要素も、ゲーム世界での恋愛というのはちょっと新鮮ですが、それ以上は特に新しさはないような気がします。
(もちろん、私の好みの問題ですが)
映画の最終的なメッセージが、現実の方が素晴らしい、的な内容だったのにはやや説教臭さが感じられ、スッキリしないです。ヴァーチャル世界のおかげで現実が一層楽しくなった、とかではダメなのでしょうか。
とはいえ結局のところ、知っているキャラがハイクオリティな映像で動き回っているという視覚体験だけでもかなり面白がれましたので、観て良かったです。
タイトルなし
日本のアニメや、ハリウッド映画のキャラクターも出てくる(確認できないのも多いだろうが)ので、オタクには嬉しいのだろうが、内容的にはCG満載で、貧富の差がある現実の世界から、皆ゲームの世界でアバターとなって、クリアに夢中になっているという、子供向け映画。思った通りだった。
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