レディ・プレイヤー1のレビュー・感想・評価
全613件中、81~100件目を表示
映画「シャイニング」(1980)のシーンが圧巻だった。出演者でメジャーな俳優と言えばサイモン・ペッグとマーク・ライランスくらいだと思う。 監督はスティーブン・スピルバーグ。
日本テレビ「金曜ロードSHOW!」で映画『レディ・プレイヤー1』(2018年)(Ready Player One)を見た。
2018年製作/140分/G/アメリカ
原題:Ready Player One
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:2018年4月20日
出演者でメジャーな俳優と言えばサイモン・ペッグとマーク・ライランスくらいだと思う。
監督はスティーブン・スピルバーグ。
アヴァターが多数登場し、ああゲームの映画かくらいに思って見ていたが、だんだんと引き込まれる。
映画「シャイニング」(1980)のシーンが圧巻だった。
いつもなら寝ているはずの時間になったが、面白いから最後まで見てしまった。
人気作品を多く製作したスティーブン・スピルバーグ作品の中でも興行収入はかなり上位の作品となる。
続編として「Ready Player Two」の製作が期待されているらしい。
上映時間は140分。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
『シャイニング』に『AKIRA』…人気キャラも大渋滞!『レディ・プレイヤー1』奥深きオマージュの世界
7/3(金) 19:35配信
アメリカの作家、アーネスト・クラインのベストセラー小説を巨匠スティーヴン・スピルバーグが映画化した『レディ・プレイヤー1』(18)。本作が大きな話題を呼んだ理由はなんといっても、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」や「ジュラシック・パーク」シリーズ、『AKIRA』(88)に「機動戦士ガンダム」など、映画やアニメに音楽と、様々なポップカルチャーをオマージュしているところ。日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」で本日地上波放送される本作の魅力を、劇中に登場するキャラクターやガジェットを振り返りながら迫ってみたい。
【写真を見る】誰もが好きなキャラクターになれる『レディ・プレイヤー1』の世界
西暦2045年。荒廃した街に暮らす人々は、VRゴーグルがあれば誰でも好きな姿になって活動できる仮想世界「オアシス」に現実逃避を求めていた。そんなある日、オアシスの開発者ハリデー(マーク・ライランス)が亡くなり、“オアシスに隠したイースターエッグを手にした者に莫大な遺産(日本円で約56兆円)と運営権を譲る”という遺言が発表される。ハリデーを敬愛する青年ウェイド(タイ・シェリダン)は、オアシスで出会った仲間や謎の美女アルテミス(オリヴィア・クック)と協力し、エッグにたどり着くための“三つの鍵”を求めて試練(ゲーム)に挑戦する。
最初の鍵が隠されたレースゲームでは、ウェイドは「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のデロリアンに、アルテミスは『AKIRA』の金田のバイクに乗っているが、このほかにも『トランザム7000』(77)のポンティアック・ファイヤーバードに『マッドマックス』(79)のV8インターセプター、「マッハGoGoGo」のマッハ号などなど、様々な乗り物が登場する。そんな挑戦者たちに、「ジュラシック・パーク」のティラノサウルス・レックスや、キングコングが襲いかかってくるのだ。
利用者は思いおもいのアバターを使用できるため、オアシスの街では、バットマンやロボコップなどのヒーロー、ハローキティにけろけろけろっぴといったサンリオのキャラクターまで確認することができる。このほか、バッドマンの宿敵である、ハーレイ・クインとデスストロークが一緒に歩いていたり、別のシーンでは、ジョーカーやデッドショットの姿も。このほか、ウェイドとアルテミスがナイトクラブに入り、『サタデー・ナイト・フィーバー』(77)の音楽で踊るシーンも登場する
ステージ自体が映画の世界になっている場所も。2つ目の試練の舞台となるのが、スピルバーグとは親交の深かった故スタンリー・キューブリック監督の『シャイニング』(80)。本作を上映中の“オーバールック”と表示された映画館にパーシヴァルたちが入ると、そこはなぜか『シャイニング』の舞台となるオーバールック・ホテルそっくりの空間に。さらに、双子少女の幽霊に237号室の女幽霊、エレベーターから大量の血が流れ出てくるシーンまで完全再現されている。
極めつけは、大勢のキャラクターが集結する最終決戦。「ゴジラ」シリーズよりメガゴジラに敵のボスが乗り込むと、それに対してウェイドの仲間たちが、『アイアン・ジャイアント』(99)に登場する巨大ロボットやガンダム(RX-78-2)に乗って戦う胸アツシーンも登場。さらに、「トランスフォーマー」シリーズのオプティマス・プライム、「エルム街の悪夢」シリーズのフレディ・クルーガー、「13日の金曜日」シリーズのジェイソン、「チャイルド・プレイ」シリーズのチャッキーといったホラーの人気キャラまで現れるなど、大渋滞状態となっている。
そんな遊び心と仕掛けが満載で、一度観ただけではすべてをチェックできないほど愛あるオマージュにあふれた『レディ・プレイヤー1』。元ネタとなった作品を押さえておけば、本作の楽しみも倍増するはず!
文/トライワークス
アキラ
どうも、僕です。金曜ロードショーで見ました。それほど期待してなかったですが、面白かったですね。冒頭のバイクアクションかっこ良かった。徐々に バーチャルとリアルがうまく噛み合って、スリルがでました。シャイニングは見てるので、女の子2人(幽霊)は でてくるなと思いましたよ。最後のオチは よくわからなかったですが、まあいいか。さすがスピルバーグといった感じですかね。ではまた!
映画をプレイする感覚。
・第一関門のクリア方法が初代スーパーマリオの地下ステージを彷彿とさせて胸アツ
・ゴーグルに映るガンダムのロゴがオリジナルで胸アツ
・伊福部昭のゴジラのテーマが胸アツ
・日本人だからこそ胸アツになれるものがイパーイ
・「ホースソルジャー」観て日本の平和を痛感し、日本に生まれ育ってよかったーと思ったけど、今作では別の意味で「日本に生まれてよかったッッ」
・シャイニングの完全再現が胸アツ(シャイニング事前に観ておくと3割り増しで楽しい)
・そんなん知らんわってぐらいオタッキーなネタもあるけど、わかりやすいネタもいっぱいやで
・どんなに情報技術が発達しても味覚とかは再現できないんだなぁ
・三船敏郎が出てるらしい笑
(もう一回この映画プレイしてみよう!)
バーチャル世界が超楽しい
現代よりも、さらに問題を抱えている2045年。現実社会に興味を失っているウェイドは、ゲームの世界では英雄です。その彼がこよなく愛する仮想世界『オアシス』に危機が迫り・・・
私はオンラインゲームをやらないので、ルールや約束事の細かい所はわかりませんでしたが、懐かしのキャラクター(特に日本人にはうれしい)がたくさん出てきて、それが手が込んでいて再現度が高いです。
ポップな音楽もどストライクでした。ゲーム世代は更に楽しいと思います。
エンドクレジットに、『コンサルタント マシ・オカ』の名前を見つけました。「HEROES」のオカさんがどのように関わったかはわかりませんが、日本に関することで、ブレードランナーを観た時のようにモヤモヤする事は無かったです。
一方で、現実世界の描写は物足りなく、リアルな友情なども描いているものの、悪役はいかにもなステレオタイプです。これはバーチャルを楽しむ映画です。
素敵な映画だった。でも人生変えるほどじゃないね。BTTFとかロマン...
素敵な映画だった。でも人生変えるほどじゃないね。BTTFとかロマンポルノとか相米慎二とか、そっちの方が人生が変わる映画だと思う。スピルバーグになめられてるのかな。
スピルバーグの懺悔
仮面ライダー1号・2号を見て育ったようなものの自分は、この映画に登場するキャラが大好きなオタクの方たちよりも一回り上の世代。ガンダムだの、赤い彗星シャーだのと皆さんが夢中になっていた頃は、すでにアダルト路線へとシフト?していた自分でも、思わず「おじさんも混ぜてよ」とお願いしたくなるようなめくるめくVRワールド。この映画で描かれる“オアシス”は、そんなオタクキャラを型どったアバターが百花繚乱する日米オタクにとっての桃源郷だ。
たとえガンダムvsメカゴジラのハイライトシーンに萌えることができなくとも、マリオカートを思わせるヴァーチャル・カーレースで、主人公パーシヴァルが乗ったデロリアンがコインをチャリンチャリンGETするシーンでは身を乗りだし、(まさかここでの)シャイニングへのオマージュシーンではポテチをほお張る手がフリーズ、アイアン・ジャイアントが熔岩の中でサムアップする場面では涙が頬を伝い、Zのはなつ“HADOKEN”で昇天?してしまったのである。
おそらく登場するキャラの年代を調べてみるとかなりの広範囲に渡っているのではないか。版権の都合で実現不可能とさえ言われた同名タイトルの原作に登場するキャラクターたちを一見無作為に選んだとも思えるキャスティングだが、スピルバーグ率いるドリームワークスの綿密なマーケットリサーチのたまものだろう。夢のオアシスを横取りしようと画策するiOi社は、オアシスでゲームプレイするためのアイテム課金を引き受けるファクタリング・カンパニー。プレハブ小屋の集合住宅=スタッグ住民のほとんどがその借金にまみれ、人生あきらめモードという設定も実に“リアル”なのだ。
そんなiOi社と借金まみれのガンターたちのオアシスをめぐる争奪戦は、VRとリアルをうまくシンクロさせたスピルバーグならではの演出が光っている。その創始者ハリデーの生前の姿がスピルバーグに生き写しとの指摘があるようだが、まさにほんそれ。オアシス経営権譲渡のための契約を結ぶ場面でパーシヴァルがハリデーのアバターにこう尋ねるのだ。
「あなたはアバターなのか?」
「ノー」
今まで散々バーチャルワールドへ若者を誘うような映画ばかりを作ってきたスピルバーグ。その懺悔ともとれるメッセージが印象的だ。
「現実こそが現実的だ」
戦後アメリカの庇護の元に経済成長してきた日本で育成されたオタクカルチャーが逆輸入される形でこうして日の目を見ることができたのも、残酷なほどの実利性を求めながらどこかファンタジーランドを夢見るアメリカ人の幼稚性をして日本にそうさせたのではないか。言い換えるならば日本という国そのものがアメリカ人の“オアシス”ではなかったのだろうか、とこの映画を見てつくづく考えさせられたのである。スピルバーグの言うとおり日本人が“現実に帰る”のには、まだまだ時間がかかりそうな気がするのだがどうだろう。
75
観てるうちに現実世界とVR世界の区別がつかず混乱しそうになるほどのめり込めた。現実世界での戦いとVR世界での戦いがいいバランスで進行していく。現実世界では夢や希望がなく街も廃れているが、スピルバーグが想像する未来はこんな感じなのだろうか。後で調べてみると300を超えるイースターエッグが隠されておりただただ脱帽です。これぞ映画、と感じる作品。
イースターエッグを探そう!
実際に存在するキャラやメカニックを使うメタ系の作品では一番面白いかも、スピルバーグすげーな、30代とかそのへんの若手が作っていそうな元気溌剌さ
名作の音楽使っているのもファンには堪らない、ゼメキスキューブ使うシーン大好き
サマーウォーズ、ソードアートオンライン、エトセトラエトセトラ…の作品て「全世界の人間ヲタクになればいいのに、その上で神、英雄になりたい」願望が強すぎてあまり好きじゃないのだけれどコレは平気だなぁ
この作品も結構ストレートに欲望垂れ流しだけど、スピルバーグほどの人でもこんな感じなんだーが先に来るからか、単純に映画として面白いからか
でも皆基本動きながらプレーしているから引きこもってゲームしていても身体能力高いな、健康面には問題無さそう(笑)
まさかのスピルバーグ!
ちょっと前の作品ですが面白そうだったので気にはなっていました。
いろいろなゲームやアニメのキャラが出て来て
話もよく出来てて面白く見終わったのですが、
エンドロールにまさかのスピルバーグ!
最近、あまり出て来ませんが流石だなと思い知らされました。
多分気づいてないキャラもいたと思うのですが
個人的にowのトレーサーはうれしかった。
衰えぬ才能に平伏
正直、今さらスピルバーグかよって思ってました。だから上映も見過ごしました。今さらとてつもない後悔に襲われてます。ちゃんと映画館行けば良かった。
スティーヴン・スピルバーグって天才なんだ…と改めて実感した。仮想の世界を舞台に描きながら、それを徹底的に否定してみるやり方。大事なのは現実の方だよって、逆説的に描く手法に感動します。
伏線のコインと案内人も見事でした。案内人の心の中を想像すると楽しい。きっとこういう少年がゲームクリアしてくれないかなぁーってずっと思って過ごしてたんだろうな。薔薇の蕾…
楽しかった。ただ楽しかった。ずっとずっと楽しかった。娯楽映画とは!みたいなものを見せてもらいました。
和洋折衷
色々な日本のキャラクター、そして海外映画という風に
今回の映画は描かれていた。
自分は初めてごちゃ混ぜした映画を面白いと感じた。
ごちゃ混ぜした映画はなにがなんだかわかんない方に
向かっていくのですが、和洋折衷を入れた事でゴチャマゼ映画の概念が消えたのでこの映画はつくられていた。
また全員外国人キャスト!
ではなく森崎ウィンというアジア系俳優を入れたことで
新しい風を感じた。
さらに吹き替えの方面で見ると名前は覚えていないが
声が良かった。
まとめれば新たな概念を吹き込んだ映画とも言えるであろう。
アニメ好きなら余計に興奮出来る娯楽大作。
荒廃した現実社会を背景に、VR「オアシス」が普及した近未来。「オアシス」の運営権を巡るバトルに若者たちが挑むストーリー。
スピルバーグ監督作品らしく、しっかりとお金をかけた純粋に楽しめるエンターテイメント作品ですね。
ガンダム・メカゴジラ・アキラ・カウボーイビバップ等、好きな作品が多く登場していて、素直に興奮することが出来ました。
またwikkiによれば、押井守作品の「アヴァロン」インスピレーションを受けている、とのこと。それも凄く嬉しく感じました。
ただ、やはりアバターの戦いに緊迫感を感じる事は少々難しく感じます。アバターが死ねば財産を失うとはいえ、死ぬわけでも傷つくわけでもなく・・・敵役であるIOIの「現実世界」での悪の部分が、もっと派手に明示されていたりすれば少し違って感じていたかもしれません。
アバター世界の戦いと言えば、細田守監督のサマーウォーズを思い出します。あの作品は、アバターでの敗北が原発事故や衛星落下といった現実世界の死に繋がっていて、それだけに緊迫感を感じることができました。それと比較すると、ストーリー自体は数段落ちる印象です。
それだけに、高い評価は少々難しく感じます。
【80年代ポップ・カルチャー満載ムーヴィー。スティーブン・スピルバーグ監督の傑作、又一つ。】
80年代、ポップカルチャーの有名キャラクターの数々をヴァーチャル・リアリティの世界”オアシス”のあらゆる場面に散りばめた傑作。
音楽、映画、本も含めて、全て分かった人はいるのかと思った作品でもある。(私は、「BLUE MONDAY」「WAKE ME UP BEFORE YOU GO-GO」「THE WILD BOYS」が流れた瞬間やられた・・。)
<2018年4月20日 劇場にて鑑賞>
<宝探しの気分で、2018年4月27日 再度鑑賞。>
スピルバーグありがとう!
様々なポップカルチャーへのオマージュ連発。それは映像だけじゃなく、音楽や台詞まで細部に至り、主演タイシェリダンにゴーグル付けさせるなんて、某ミュータントの再現じゃないかと。
正直話どうこうより、監督スピルバーグのやりたい事を愛情たっぷりに表現している事、一つ一つの場面でスピルバーグの「ありがとう」が聞こえてくる様な、そんな監督の愛情に涙してしまった。
この感覚は、大林監督作品にも通づる感覚。
やっぱり2人は似てるわ。
全613件中、81~100件目を表示