レディ・プレイヤー1のレビュー・感想・評価
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スピルバーグ監督からのプレゼント
仮想世界オアシスの後継者となるべく仮想世界に隠された三つの鍵をめぐる冒険。
ストーリーは単純ですが監督の愛に溢れた作品です。
私はそれほど映画やサブカルチャーに詳しくはありません。
また、ETやインディジョーンズもリアルタイムでは無くテレビから入りました。
が、子供の頃に夢中になったデロリアンが疾走する姿を見るとそれだけでワクワクが止まりません。
バックトゥザフューチャー、ガンダム、ゴジラ、スト2、チャイルドプレイ、ジュラシックパーク、スタートレック、AKIRA、その他多くのキャラクターがこれでもかと登場。下手すると多くの批判を浴びかねない映画でもありますが、地位も名誉もある監督がリスクをとって映画化した。
それだけでありがとうという感じです。
監督の映画(製作作品を含む)で育った私たちへの最後のプレゼントかもしれません。
ただし、キャラクターに思い入れが無い人が観ても何も感じないでしょう。
ニヤニヤが止まらない娯楽作品
ゲームの世界で宝探し。
映画そのものとしては、まぁ面白い方、という感じか。
ただ、30代周辺が見れば最っ高に楽しい作品。あの頃のヒーロー達が帰ってくる!子供の頃夢想していたクロスオーバー、拝める日が来るとはね…知らない奴も沢山いるけど、そこは雰囲気で楽しめる!楽しみを知れば底は無いもので、もっと各ヒーローの活躍する場面が見たかった…と思うのは流石に望みすぎでしょうか笑
これはある意味、80年代の記録映画なんだろうな。過去このような楽しい時代があった。受け継ぐ世代はこれを元に世界を作っていってね。でも現実もちゃんと見ようね、と。
キャラ探しとしては吹替の方が良いと最初は思ったが、日本語の一言、これを聞くためだけに字幕にすべき。めっちゃ格好良かった。
メカゴジラまで
ガンダムは予告編で出てたけど、メカゴジラまで出るとは思いませんでした。ガンダムは日本版にしか出ないって話聞いたけど、メカゴジラもそうなのな?
金田のバイクは?アメリカ人わかるのかな?
ともかく、娯楽作としては上出来でした。
主人公たちも、敵役も死んでないので、続編も可能ですね。
やっと帰って来た
なんというオタク愛
寒い演出
20世紀のエンターメイメントが凝縮
有名なアニメ、映画のオマージュやキャラがたくさん出てきて、画面の隅々まで目が離せないです。
メカゴジラvsガンダムは、ニヤリとします!
ストーリーは王道で、ネトゲ内で宝探しをしていきます。
敵が間抜けな運営って定番ですが、有りそうな展開に笑ってしまいました。
また、仮想と現実の切り替えが、それぞれ別世界の世界なのに、やっぱり繋がってる演出は上手いです。
メカゴジラvsガンダム
これだけ著作権ぶっちぎってつくれるのもスゴイぜ!というのが第一印象で、とても楽しく観られました。
ご都合主義なところはあります。ゲーム中で仲の良いプレイヤー達がリアルで会える距離にいるとか、ドローン無双しすぎとか。でも、ネットから始まったリアルの付き合いってのは現実にあることだし、ドローンの可能性を映像として見られるのは楽しいし、それが熱い展開にもなるのだし、これは家族みんなで楽しめる純然たる娯楽映画だぜって趣旨からいえば、些細なことです。(個人的には、アルテミスがニートのチャックでも楽しめたと思う)
日本人が出てきたりAKIRAのバイクが出てきたりメカゴジラvsガンダムがあったりして、日本人の1人としてケラケラ笑いました。本家ファンが観て「違うから!」って感じるとしても、それを含めたVRの気安さ、胡散臭さが良く出てるんじゃないかなあと。
基本的に無害で善良で安心。ちょっとびっくりするところはあるけど、キューブリック作品でさえ遊園地のお化け屋敷(除:富士急)です。動く椅子に乗って観るのがオススメ。
追記
アバターが人間離れした容姿の人間になってるのは、多分アニメやコミックのデフォルメで目がそっち系になれちゃった人にキャラつくらせるとこうなるぜってことだと解釈してます。実際カスタム幅広いMMOでは目がでかくて顎が小さいアバターがたくさん出来てくる。リアル人間をどこまでCGで再現出来るかって趣旨じゃないから、アバターが我々からみて奇妙(美男美女じゃない)でもOK。
そしてこの作品のメッセージをあえて言うとすれば、俺は映画やアニメやコミックやポップカルチャーが大好きだ、そういうのが一緒くたになった世界で俺も思いっきり遊びたい、でもうまい飯を食えるのはリアルだけだから、リアル死ねとかは思わないよ、程度かと。
私も思いっきり遊びたい。
あまりに濃密な世界!
ぶ…ぶぃてぃあーる?
文句なしの至福の時間
エンターテイナー・ナンバー1
こんなに楽しいスピルバーグ映画は久し振り!
改めて、当代きってのスーパー・エンターテイナーだと再認識した。
別の言い方すれば、元祖オタク少年。
ここまでスピルバーグのオタク心が爆発したのも初めてではなかろうか。
最近シリアス続いたが、スピルバーグのエンタメ精神、永遠のオタク少年心、万歳!
ストーリーや登場人物描写は、良く言えばエキサイティングなゲーム感覚、悪く言えば平凡でそこまで面白くはない。
少なからず格差社会や貧困層の立ち上がり、ヴァーチャル世界の入り浸りはダメ、現実世界に目を向けて…などのメッセージ性やハートのこもったドラマも込められてはいるものの、あまり期待しない方がいい。
最も、本作を見るほとんどの人がそれらには端から期待していないだろう。
もし、それらに深みや重みがあったら、本作の最大の醍醐味に集中出来なくなってしまう。
本作の最大の醍醐味とは勿論言うまでもなく、多くの映画やアニメやゲームからのキャラの登場だ!
すでに知られてる予告編や事前情報だけでも…
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のデロリアン、『マッドマックス』のインターセプター、キングコング、アイアン・ジャイアント、『チャイルド・プレイ』のチャッキー、自身の映画からあの恐竜まで!
嬉しいのは、日本のサブカルへのオマージュ。最近、ギレルモ・デル・トロや『パシフィック・リム:アップライジング』のスティーヴン・S・デナイトが熱烈な日本サブカルLOVEを公言してるが、スピルバーグも正真正銘その一人。
ガンダム、『AKIRA』の金田バイク、『ストⅡ』からあのキャラこのキャラ、登場人物の一人のアバが三船敏郎…。
さらに、私の神映画の一つである世界に誇る某日本映画から、あのキャラとあのテーマ曲が! この○○○○○vsガンダムなんて、夢の対決!
(そのキャラと音楽に関して、スピルバーグがスッキリで言っててメチャ興奮したが、出来れば知らずに劇場で観てワーオッ!!と言いたかったなぁ…)
他にも、気付かなかっただけで、まだまだ沢山のキャラが登場してるだろう。本当に、瞬き&一度のみの鑑賞厳禁!
正直、ほとんどのキャラが顔見せ程度。
でも、ガッツリ見せるより、5回10回見る楽しみやマニア心をくすぐるってもんよ!
序盤から大クラッシュの近未来カーレース。そういや、『激突!』の監督だったね。
様々なキャラやロボやメカが入り乱れるクライマックスのバトルシーンは、得意の戦争映画もしくはプロデュースの『トランスフォーマー』的。
カーレースのシーンはカーチェイスが有名なあの名作アクションを彷彿させ、かの伝説的ホラーのシーンが舞台になったり、キャラ以外でもマニアックな映画ネタがわんさか。
そこに、80年代MUSICをぶっ込み。
私なんぞより日米サブカルに詳しい方にはもう堪らんだろう。
本当はもっともっと、あのキャラあの映画を言いたいが、さすがにそれはNG!
某映画の予告編ナレーションに掛けて言うなら、
「残念ながら、『レディ・プレイヤー1』の楽しみについて語る事は出来ない。自分の目で確かめろ」
それにしても、本作のようなエンタメとシリアスな社会派『ペンタゴン・ペーパーズ』を同時に撮ってしまうとは…。
どっちがスピルバーグ映画っぽい?…じゃない。どちらもスピルバーグ映画なのだ。
今後も『インディ5』や『ウエスト・サイド物語』のリメイクや歴史宗教ドラマや最新情報によるとアメコミの企画もあるという。いずれも難なく作り上げてしまうだろう。
『インディ5』は勿論楽しみだが、個人的には老齢集まっての老インディより、若々しく新鮮な『レディ・プレイヤー2』を是非とも見たい。
続編求ム!
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