劇場公開日 2018年4月20日

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「まさにキャラクターの玉手箱」レディ・プレイヤー1 いけいさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5まさにキャラクターの玉手箱

2023年11月9日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

VRに全くなじみがない私には、本作にちゃんとついていけるか不安がありつつも、スピルバーグ監督作品ということで思いきって鑑賞。
予想外にのっけからいきなり目が離せない。さすがはスピルバーグ作品、なかなかの凝りようだ。
特に2045年の世界に80年代のポップカルチャーが融合されているところは、50代男子にとっては本当に涙モノ。そしてその観せ方が絶妙に泣かせる。中でも「ダイトウ」には共感。本作は若者向けと思いきや、なんだかんだおじさん向けか(笑)
CGメインの映像には少々物足りなさを感じつつも、なんと言っても笑って泣いてほっこりしての、あっという間の140分。ノスタルジックな気分にも浸れてまさに大満足。CGもできによっては悪くないものだ。
本作には多くの色々な仕込みがあったと思うが、80年代の記憶がやや薄れてきた今日この頃、見逃してしまったネタもきっと多いはず。ネットのネタバレ解説で復習するのがとても楽しみだ。そして、本作の題材になったそれらの作品を観直してみるのもいいかもしれない。

いけい