「哀戦士たち」レディ・プレイヤー1 Kjさんの映画レビュー(感想・評価)
哀戦士たち
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70歳過ぎた監督の仕事とは思えぬ、ポップな80年代リミックス。トレジャーハントをベースにした単純明快なストーリーであるが、疾走感があり、オマージュ溢れて織り交ぜられる数々のサンプルと共に繰り広げられる展開はただただ楽しい。従来、味付けがしつこい監督だが今回は非常に良い塩梅。最後の方の「入る入らない」のスリルてんこ盛りのくだりなんかは、80年代を代表する自らの作風をセルフカバーしたようにも思えた。
個人的には、最後の大合戦の前のBGMが哀戦士だったら、涙がとまらなかっただろう。
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