「解放」レディ・プレイヤー1 たろっぺさんの映画レビュー(感想・評価)
解放
豪華絢爛の画面と音楽。
役者の演技は、まあ酷い。
自慢のおもちゃ箱をひっくり返して見せびらかす所から始まり、そんな自分を眺める所に行き着き、次世代のオタクに説教じみた事を言いながら、羨ましさを押し込めて扉を閉める。
スピルバーグの遺書の1ページ目として相応しい。
しかし、世界中の人間がOASISにアクセスしているという途轍もない環境下に、あの程度のギミックが5年間誰も到達出来ていないという設定は詰めが甘いと言わざるを得ない。
サマンサの脱出についても同様の疑問を持った。
ハリデーの過去。
強制的に自己投影させられて、非常に悔しい。
だが、こちらこそありがとう。
次のゲームが待ち遠しいよ。
御指摘ありがとうございます。
論理的で無いのは承知ですが、私はOASIS自体の広大さよりも、貧富を問わず世界中の人間がOASISにアクセスしているという環境の方にスケールを感じた為、あの簡単なギミックが5年耐えられるとは思えなかったのです。
公開されている限り、何処ぞのオタクの目には触れている筈ですから。
誤解されている方が他にも多数いらっしゃるようなのですが、5年という歳月は、無数のエリアから成るとてつもなく広大なオアシス世界の中から「難しすぎるレースゲームのエリアがあるらしいけど、そこに鍵があるのでは」という結論に至った期間であって、皆が血眼で「レースゲームの世界」に参加してきたのは最近のはずです。
全世界の人間が5年をただレースだけに費やしていた訳ではなく、様々なエリアを探索しまくった結果かと思います。
オタクが必死に弁解してお見苦しいと思いますが、申し訳ありません。
長文失礼いたしました。