劇場公開日 2018年4月20日

  • 予告編を見る

「メカゴジラvsガンダム」レディ・プレイヤー1 うずさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0メカゴジラvsガンダム

2018年4月22日
iPhoneアプリから投稿

これだけ著作権ぶっちぎってつくれるのもスゴイぜ!というのが第一印象で、とても楽しく観られました。

ご都合主義なところはあります。ゲーム中で仲の良いプレイヤー達がリアルで会える距離にいるとか、ドローン無双しすぎとか。でも、ネットから始まったリアルの付き合いってのは現実にあることだし、ドローンの可能性を映像として見られるのは楽しいし、それが熱い展開にもなるのだし、これは家族みんなで楽しめる純然たる娯楽映画だぜって趣旨からいえば、些細なことです。(個人的には、アルテミスがニートのチャックでも楽しめたと思う)

日本人が出てきたりAKIRAのバイクが出てきたりメカゴジラvsガンダムがあったりして、日本人の1人としてケラケラ笑いました。本家ファンが観て「違うから!」って感じるとしても、それを含めたVRの気安さ、胡散臭さが良く出てるんじゃないかなあと。

基本的に無害で善良で安心。ちょっとびっくりするところはあるけど、キューブリック作品でさえ遊園地のお化け屋敷(除:富士急)です。動く椅子に乗って観るのがオススメ。

追記

アバターが人間離れした容姿の人間になってるのは、多分アニメやコミックのデフォルメで目がそっち系になれちゃった人にキャラつくらせるとこうなるぜってことだと解釈してます。実際カスタム幅広いMMOでは目がでかくて顎が小さいアバターがたくさん出来てくる。リアル人間をどこまでCGで再現出来るかって趣旨じゃないから、アバターが我々からみて奇妙(美男美女じゃない)でもOK。

そしてこの作品のメッセージをあえて言うとすれば、俺は映画やアニメやコミックやポップカルチャーが大好きだ、そういうのが一緒くたになった世界で俺も思いっきり遊びたい、でもうまい飯を食えるのはリアルだけだから、リアル死ねとかは思わないよ、程度かと。

私も思いっきり遊びたい。

うず