「ゲームは一週五日間!」レディ・プレイヤー1 k_keitaroさんの映画レビュー(感想・評価)
ゲームは一週五日間!
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「ストーリーはとてもご都合で主人公は始めから何でも知っていて、あまり困難とは立ち向かわない」とか、
「ゲームにうつつを抜かしてるから叔母さんの彼氏に殴られるんだし、叔母さんは爆殺されるんだし」とか、
「アバターと本人に見た目のギャップがない。エイチがすごい美少女とかだったりしたら面白いのになぁ」とか、
「結局、金と女があれば現実は最高!!と言えるでしょうよ」とか、
シナリオに関して思う事は色々あるが、
70歳を越えたスピルバーグの映画を見ている事を忘れるほどのハイスピード展開。
さらに80年代(70〜90年代)ネタの応酬で、ほとんどが一瞬通り過ぎる程度だから目を離す暇がない。
不満を感じる前に映画が終わるので演出力は抜群ということなんでしょう。
アラン・シルヴェストリのいかにも「バック・トゥ・ザ・フューチャー」な劇伴もオジサンホイホイとして完璧に機能している。
2018年に今の年齢で観たからそれなりに楽しめたが、これが30年後も楽しめるかといったら、そんなことはないと思う。
終盤、街中でゴーグルをつけてエア戦争している一団が映る。これぞディストピア。あれは地獄だ。
あと、「この映画に出てこないキャラクターを持ってる企業は金に汚いのかなぁ」とか邪推してしまう僕は汚い大人になってしまったんだなぁと思ってみたりもした。
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