「誰もが主人公」ダンケルク しろくろぱんださんの映画レビュー(感想・評価)
誰もが主人公
防波堤、海、空とあらゆる角度から
storyが進む
リアルな臨場感あふれる作りに
音楽も大きく関わっている
常に音楽がその場面に応じた音が
心情を表す様に鳴り響いている
空からの映像が素晴らしくて
空の青さと海の青さのコントラストが
美しくて戦争映画なのにと思ってしまうほど
兵士の
人間模様も生きるか生き残れるかの
選択に選択させられる緊張感と
死と向き合いながらの緊迫感
…生きて母国に帰る!
兵士の誰もが強い意思あって
そこから脱落してしまう兵も沢山
兵士たちの生きるための闘い
この兵士たち全員が主人公
どこまでも
諦めない覚悟が皆にある
運よく奇跡的に帰国できた
撤退してきた兵士は
住民からの温かい言葉が掛けられ
また国を守るため新たな戦いに出る
遊覧小型船の船長は
海をことをよく知っていて
人の命を一番としている
……心惹かれる
…戦争を
淡々と描くことで
誰に対しても
客観的に観ることができる
ノーラン監督の史実物としての作品。
上手く作られています
しろくろぱんださん
コメントへの返信を頂き有難うございます。
数分後には自分が命を落としているかも知れない、そんな過酷な状況が延々と続く。
生きたい気持ちを同じように持ちながら、生き残る事が出来る者と、無惨にも命を失ってしまう者。
その対比が、リアルでしたね。
本作もノーラン監督の鋭い感性を感じる作品でした。
しろくろぱんださん
ラスト迄引き込まれました。
フィオン・ホワイトヘッド、エマ・マッキー共演作「 Emily 」、日本での上映も期待したいところ、なのですが … 👀