劇場公開日 2017年9月9日

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「戦争映画の本来あるべき姿」ダンケルク 白鳥の歌さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0戦争映画の本来あるべき姿

2020年3月22日
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泣ける

悲しい

怖い

最初観た時「ノーラン作品だし期待してたけどなんかイマイチだなぁ。」と思った。
1回しか観て無かったらおそらく⭐︎3か3.5だろう。
しかし2回観た。
ノーランだからそんなはずない!と思い。
結果2回目はヤバイ!
何故か知らないがすごく感動した。
2回目だと兵士の表情がよく観れるからか戦争の残酷さがよく分かりおまけに観てらんなって涙腺がムズムズしてきたし。

映画は娯楽だ。
じゃあ戦争映画は娯楽か?
答えはYESだ。
我々は刺激を求めてお金を払い映画を観ているのだし。
じゃあ戦争は娯楽か?
答えはNOだ。

このダンケルクはどの戦争映画より最もリアルに戦争をリアルに描いている。
戦争が面白いはずない。
すなわちこの映画は面白くない。
だがこれはエンターテイメントとして。
戦争映画としてのこの映画は最高な仕上げになっている。
やっぱノーランスゲェー!
この映画は2回目を観て本質を理解できる傑作だ!

Pegasus