劇場公開日 2017年9月9日

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「息のつまる106分」ダンケルク honさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5息のつまる106分

2017年10月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

鑑賞前、戦争ものは苦手なのですが、クリストファー・ノーランが手がけたのでとても興味ありました。
大阪で見たかったのですが、さすがに映画一本のために大阪まで行くことができず、通常上映を観ました。

最初の最初から、最後の最後まで安心することができず、途中で何度も自分の息が荒くなるのを感じました。
各シーンの繋がりや状況の描き方はさすがでした。見ているときは、とても緊張していてたのですが、何がそうさせたのかうまく説明できません。思うところで、今回は、敵側のシーンが一切出ませんでしたが、それがまた見えない敵という感じでドキドキを加速ささせたように感じます。実際、その現場にいる人たちは敵側を見ることがないので、よりスクリーンの中に吸い込まれていったのだと思います。

独特の時系列の描き方ですが、過去の作品よりは、実話に基づくもので、かつ最初に文字による解説が少しあったので、いつもよりわかりやすかったです。

hon