「人が人を殺す意義」ダンケルク 機動戦士・チャングムさんの映画レビュー(感想・評価)
人が人を殺す意義
殺せ!殺せ!。この世に罪無きゲルマンスキー(この場合、ドイツの人のことです)は、一人もいない!!。…こんなチラシ作った国が、当時あったそうです。
爆弾。あれ、破裂すると、爆風で人の腕や首がもげて、胴体らしきものだけ、残るそうです。おまけに、爆弾の欠片は、人体を切り刻みながら飛び散るそうです。エンタメ映画で、そんなもの観たくないですが、3Dで映像化したら、戦争映画の見方も変わるのかな。
チラシにせよ、爆弾にせよ、人は人を殺すことに、なんで心血注ぐんですかね。
制海権の無い海の恐ろしさは、新藤兼人監督や、水木しげる氏の逸話がありますが、やはり映像になると、伝わってくるものが違いますね。それに「ブラザーフット」にもありましたけど、強欲と恐怖が支配する世界。正気を保つことさえ大変そう。それでも人は、人を殺し続ける。何のために?。ひとたび放たれた爆弾は、決して元に戻らないのに…。
海の向こうが、きな臭い(あるいは核臭い)この頃、命張って、人を救う覚悟が問われているのかも…。空から、奇妙な金属音がしたら、Jアラートより先に、逃げましょう。人の内臓がこびり付いた砲弾片が、血飛沫あげて飛んで来るのは、3D映画だけにしてほしいものです。取り急ぎ、この国が、ダンケることがないように、祈ります。
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