「リアルを体感せよ!」ダンケルク ガーコさんの映画レビュー(感想・評価)
リアルを体感せよ!
とにかくもう、映像の凄さ!
CGとしか思えない映像の数々に、驚きました!
これが全て実際の艦隊を使っているというのですから、ノーラン監督恐るべし!
2Dで観ましたが、IMAXだったらもの凄い迫力なのでしょう!
空中戦のバトル、戦艦の水没、どの映像も鬼気迫るものがあります!
めまぐるしく切り替わる映像の数々に、次はどんな危険が始まるのか、気が気ではありません!
そんな戦闘シーンばかり目立つ作品ですが、目頭が熱くなる瞬間もありました。
ドイツ軍に占められ、ダンケクルまで逃げ込んで来たイギリス兵。
四面楚歌な状態の中、イギリスの商業船が、危険を顧みずに救い出そうとやってきます。
そんな、国民の勇敢な姿に感動しました。
国の誇りのため数多くのイギリス兵を助けた彼らに拍手です。
そして、最後の最後まで兵隊を守り通したボルトン中佐の使命感に感服しました。
欲を言えば、もう少し台詞があると、お互いの状況が細かく分かって、良いかなと思います。
それでも、水にに呑まれる瞬間や、重油の油まみれの中を必死に泳ぐ姿はドキドキが止まりませんでした!
生きたいと願う欲求が強ければ強い人ほど、人は生きながらえてしまうものなのかもしれません。
祖国に帰り、国民たちに笑顔で迎えられた瞬間の兵士たちの安堵に、思わず私も笑顔になっていました( ^ω^ )
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