「これが戦争の姿。圧倒的スケールで描かれる、真実の物語。」ダンケルク 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
これが戦争の姿。圧倒的スケールで描かれる、真実の物語。
【賛否両論チェック】
賛:過酷な戦火の中、命を助けるために奮闘した人々の姿に、戦争のむごたらしさや命の尊さを教えられるよう。重なり合う重厚なストーリーや、圧倒的なスケールでの描写も見事。
否:急な銃撃等、思わず驚いてしまうシーンも多いので、苦手な人には向かない。
第二次大戦下、実際に起きた救出劇。その模様が、“1週間”“1日”“1時間”という3つの時間軸が重なり合いながら、重厚に描かれていくのが印象的です。
そこで浮き彫りになるのは、情け容赦ない戦争の悲惨さと同時に、自らの犠牲をいとわず、同胞を助けるために奮闘した人々の姿です。命の儚さや尊さが伝わってくるようです。
さすがノーラン監督だけあって、その描写にも圧倒されます。是非劇場でご覧になってみて下さい。
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