「IMAXで見ないなら見なくていいのでは」ダンケルク sonarさんの映画レビュー(感想・評価)
IMAXで見ないなら見なくていいのでは
大画面の迫力が続くので3時間くらいに感じた。空中戦が長く退屈。
敵は「ドイツ軍」ではなく、ただ「enemy」と呼ばれ、最後まで1人の顔も出てこない。血もリアルな死体もなく戦場の生々しさはない。
戦争映画ではなく、戦場アトラクション映像に感じた。
ケネスブラナーとマークライランスだけが物語を感じさせる。決死、というわりにだいたい助かるし。
30万人には見えなかった。せいぜい3万人。スケールの小ささが残念。30万人乗せるには船が少なすぎ、現れた船に逆に絶望感を感じたが。
撤退戦とはいえ、このあと勝つ人たちの映画だなと思う。インパールや硫黄島とは違う。
これは戦意高揚映画なのだろうか?空軍の志願者は増えそうだ。
ダンケルクの影でカレーでは死闘が繰り広げられていたらしい。
感動…は別にしないだろう。なんでも感動をうたうようなつまらない宣伝をしないでもらいたい。
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