「『インセプション』的な時間軸のエンターテイメント」ダンケルク HIROKICHIさんの映画レビュー(感想・評価)
『インセプション』的な時間軸のエンターテイメント
感じたことの無い戦争映画でした。
史上最大の撤退作戦ダンケルクの戦いを、4つの視点を1つの時間軸に落し、大迫力のビジュアルと音響で表現したヒューマンな作品。
この4つのエピソードを違和感なく1本の時間軸に落とす事に成功しているのが、ノーラン監督ならではの卓越した編集とドラマチックで迫力ある音楽。
それは始まるなり、命のストップウオッチを押されたかの様な緊迫感によりエンディングに向け刻々と刻まれる。
ワールド感は異なりますが、数人の夢の層を1つの時間軸で描いた作品『インセプション』に共通するエンターテイメント性もあるので、ガチな戦争映画が苦手な方でも楽しめる
クリストファー・ノーランならではの戦争映画、面白かった!
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