「緊迫感からの・・・」ダンケルク mzさんの映画レビュー(感想・評価)
緊迫感からの・・・
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戦争の緊迫感を煽る音楽と、カットシーン。それだけで、戦争映画にありがちな、血みどろのシーンがないにもかかわらず、爆撃機の爆撃シーンだけでも、緊迫感があって恐ろしい。戦争の理不尽に翻弄される無力な人間の恐怖が描かれています。ドイツ兵が登場しないのも、逆に不気味です。しかし、希望を捨てない必死な人間の「あがき」がラストシーンのカタルシスにつながります。また、時間軸を微妙にずらして描いているので、うまく各登場人物にスポットライトが当たっています。さすが、ノーラン監督。ノーラン組もさすがの安定感。
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