「ある意味楽しめた。 戦場の悲劇っていうよりも、戦場ってこうなの?っ...」ダンケルク ずんさんの映画レビュー(感想・評価)
ある意味楽しめた。 戦場の悲劇っていうよりも、戦場ってこうなの?っ...
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ある意味楽しめた。
戦場の悲劇っていうよりも、戦場ってこうなの?っていう発見。
はじめからそう。
道歩いてて、いきなり銃撃されるが、あんな風に逃げんの?っていう驚き。
今まで何となく見てきた戦争映画だと、物陰に隠れて、どっから撃ってきたか周り見て撃ち返したりする。
これはそんなの関係なく、脇目も振らず、横にいたやつが撃たれようと、とにかく走って逃げる。
浜辺でも、爆撃されているときは、みんなとりあえず頭抱えて地に伏すだけ。
桟橋ではその場にしゃがむだけ。
あっけないというかこれが戦場なのか?
主人公が声を荒げたりしないので余計にそうなのか?
今までにない戦場。
時間軸を3つ。
空と海と浜辺で、一時間一日一週間と、時間の進みかたを変えて、最終的な決着地点に向かわせるという技巧。
これは巧かった。
映画の技巧として秀逸だと思う。
この作戦がどういう背景のもとで行われたのか、どう戦局に影響したのか、それは知らない。
ただ、戦場の一場面は見れた。
そんな感想。
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