「戦場のレクイエム」ダンケルク bunmeiさんの映画レビュー(感想・評価)
戦場のレクイエム
ドイツの侵攻に伴っての英仏軍のダンケルクからの撤退を、ノーアン監督ならではの迫力ある実写映像で描いた作品。
弾丸が飛び交う音、戦闘機の迫り来る恐怖、沈没している船からの脱出、本当に自分がその場にいるような、手に汗握る臨場感は圧巻でした。
但し、役者の演技やドラマ的な要素は影を潜め、やはり死と背中合わせの戦場の怖ろしさを中心に、陸、空、海からのアングルから全面に繰り広げられています。
冷たい、痛い、苦しい…そんな作品でした。
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