「若かりしコング。この島は俺がゼッテー守る!」キングコング 髑髏島の巨神 ratienさんの映画レビュー(感想・評価)
若かりしコング。この島は俺がゼッテー守る!
地図にも載っていない島を探検するという昔ながらの怪獣映画に、現代の技術が加わって最高のエンターテイメント作品が完成したって感じです! いやー、何度見ても面白い。
在り来たりなストーリーですね。謎の島に調査に向かったら、未知の生物がいて襲われる。果たして無事に帰ることが出来るのか?
ドラマ部分が薄いなんて、話もチラホラ聞きましたが、怪獣映画なんてそもそもそんなもんでしょう。
むしろ、今回見直して思ったんですが、舞台が1973年のベトナム戦争の頃、冒頭は第二次大戦時ってこともあって、反戦?戦争の虚しさみたいなのを訴えているような気もしました。
怪獣の出てこない部分についても、探検隊に女性がいて、ちょっと露出の多い格好をしてくれたってのが良かったかな。
あ、それからサミュエル・L・ジャクソン。相変わらずの存在感で、鬼気迫る大佐も見ごたえ十分でした。
しかし何より凄いのは、やっぱりあの怪獣たちの映像でしょう。
真っ昼間の明るいなかで、これ見よがしに登場し、壮絶なバトルを繰り広げる。
まぁ、自分的には、アメリカによくある奇抜なモンスターのデザインはあまり好きではないのですが、コングとの死闘にすっかり魅入っちゃいました!ホンっと凄い!大迫力です!
【ネタバレ】
作品途中の会話のなかに、「水爆実験が実はある生物を退治するものだった」なんてゴジラに関連したセリフがあって、思わずニンマリしちゃいます。
エンドロールの後にも次回のゴジラ映画の予告が付いてます。日本でお馴染みの三怪獣でしたね。
「コジラVSコング」も3作目ができるようで・・・
モンスターバースも順調に続いて、怪獣好きオヤジは大喜びです。