「出し惜しみ感、ゼロ‼︎」キングコング 髑髏島の巨神 だいきつさんの映画レビュー(感想・評価)
出し惜しみ感、ゼロ‼︎
昔っからの「怪獣映画ファン」
というわけではない私。
日本版のB級感満載のポスターから
勝手にわちゃわちゃした映画を
想像していたのだが。
いい意味で裏切られた。
とにかく出し惜しみ感ゼロ!
日本のTV番組にあるような
「答えは・・・CMの後すぐ!」
みたいなもったいぶりは皆無。
本当にすぐにコングが出てくる(^^;;
加えて怪獣たちのアクションが
非常にわかりやすい。
プロレス的な「見せる」演出と
CGの進化が相まって
スピーティなのにわかりやすい!
アクション映画によくある
「えーと、今のアクションって
何がどうなって、そうなった?」的な
「置いてけぼり」を感じることもなく
あっという間にエンディングまで運んでくれた。
これは監督・演出陣の技だと思う。
前回観た「ゴーストインザシェル」が
思いの外「消化不良」で終わったので
その胃もたれをコングが
スッキリ解消してくれた。
「小ネタ」感想としては(^^;;
MIYAVIに若き日の坂本龍一を感じた。
ジョングットマン、年取ったなぁ。
ニクソン大統領(かな?)の
バブルヘッド人形のカット割りは
個人的には大好きな演出。
コングの「○○の踊り食い」
には笑った(^^;;
コングとサミュエルLジャクソンとの
顔面ドアップ対決には、もっと笑った(^^;;
サミュエルの「コング感」が強すぎて(^^;;
あの科学者役のアジア人女性は誰?
最近、小難しい映画が続いているあなた!
そんなあなたにオススメ!
できるだけ、頭空っぽで
できれば大画面の劇場で見て欲しい。
コングの「鼻息」ごと体験できるのは
DVDではなく映画館しかないから。
あと、皆さんも言っている通り
エンドロールが始まっても帰らないで!