ジオストームのレビュー・感想・評価
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未曾有のツッコミが襲い来る…!
地球の気象をコントロールする衛星が暴走。
世界中に未曾有の大災害が起こる…!
驚愕のディザスター・パニック・ムービー!
別の言い方をすれば…
今の時代によく作った!
90年代のディザスター・パニックが今頃やって来た!
呆然失笑のツッコミ・スペクタクル!
色んな意味で話題の本作。
予告編の時点で、こ、これは…と地雷臭がしたが、それはまさしくドンピシャ!
中身ナシ!
リアリティー無し!
あるのは、満載のツッコミ所と、とんでもねぇー!ありえねぇー!のVFXディザスター描写のみ。
ここまでやれば寧ろ、潔く天晴れ!
さすが監督はエメさんの相方!
とは言っても、見所はやはりそのディザスター描写の数々。
アフガニスタンの砂漠(と人)が凍り、
香港ではアスファルトで目玉焼きを調理した後マグマが噴出し、高層ビルがドミノ倒し、
東京にはバカデッカイ雹が降り注ぎ(東京、瞬殺!)、
リオデジャネイロでは大寒波でビーチも人も一瞬にして凍りつき、
インドに無数の巨大竜巻が発生し、
モスクワを雪が溶けるほどの熱波が襲い、
ドバイをメガ津波が襲う…!
そして、地球規模の同時多発大災害“ジオストーム”まで後90分…!
ハラハラドキドキ!ノンストップ!
出し惜しみナシ! これでもか!というくらいのド級のディザスター描写の連続。
何だかんだ言って、これらディザスター描写にはワクワク興奮させられた。
残念なのは、ドラマ部分。
確執ある家族、政府の陰謀などステレオタイプ。
衛星の暴走は故障か、故意か…?
陰謀者の正体なんて顔に出てるくらいすぐ分かる。
確執あった兄弟の絆、再び…は、ドラマの軸で一見熱いが、驚くほど薄っぺらく、クッサイ。
お決まりのように、父(兄の方)の帰りを待つ娘。
これまでのディザスター物のイイ処取り悪い処取りなのか分からないけど、こういうの何回観たよ!?
聞けば本作のアイデアは、デヴリンの娘の一言だとか。
…いや、その娘の一言は「気候をコントロールするマシンは作れないの?」というディザスター描写の方のアイデアなので、ドラマ部分のヘッポコさはデヴリンに才が…。
ジェラルド・バトラー、エド・ハリス、アンディ・ガルシアら一流スターたちもどんな思いで真面目に演じてたんだろう…?(ちょいと気の毒)
ツッコミ所は挙げたらキリ無いので、一点だけ。
世界を襲った自然大災害に対処する為に、世界中が手を取り合って開発した気象コントロール衛星。
人は、自然をも操れるという思い上がり。傲慢。(ハリウッド版ゴジラでのある台詞を思い出した)
その暴走は、結局は人のあさましさ。
こんな奴らが政府に居て、衛星をコントロールしている。
ツッコミと言うより、説教臭い押し付けがましいメッセージに、辟易。
えっへん、良い事いった…と、ふんぞり返るデヴリンの顔がちらつく。
だから、何なんだよ!?
…まあ、頭空っぽにして見るにはそれなりに楽しめる。
たまにはこういうの、見たくなるんだよね~。
にしても、この“ダッチボーイ”という衛星の名前が…。
どうしても“ダッチワ…”…おっと、これ以上は!(>_<)
アルマゲドン的な要素
最新テクノロジーを搭載し天候を制御できる気象宇宙ステーションを開発する。
それにより、もはや災害は過去のものとなっるが運用開始から2年後、地球を守ってきた“宇宙ステーション”はウィルス感染により大暴走する。
地球に猛威を振るい始め不可解な異常気象を次々と引き起こす宇宙ステーションの暴走は止まらず、銀座のど真ん中で降り注ぐ巨大 なひょう、同時多発しすべてを飲み込むインドでの巨大な竜巻、リオデジャネイロでは常夏の海が瞬時に氷結化、香港の地底マグマによるビルのドミノ倒しと様々な超異常気象を作り出しやがてそれら災害が同時多発で起きてし まう地球壊滅災害“ジオストーム”の発生まで残された時間はわずか。
人類滅亡までのカウントダウンが始まる中、宇宙ステーションの暴走を止める為に立ち上がったのは、その生みの親である天才科学者のジェイクとジェイクの弟でマックス、ジェイクをリーダーとした世界中の科学者が集まった宇宙チーム、そしてマックスを中心とする地上チームはこの地球の危機を救う。
やっぱりアルマゲドンを思わせてしまうけど…なかなか私は面白く観ました。
マックスの彼女がカッコよかった!
普通のディザスタームービー
地球の気象をコントロールしてる衛星をめぐっての下らない陰謀はともかくとして、金を掛けたB級作品としては完成している。
ちょっと観る分には楽しめる。
しかし、もはや小綺麗なCGによる映像で特殊効果を見せられても、驚く観客は少ないし、少々つじつまが合わない展開も気になる人には気になるのだろう。
幾らかかるんでしょ…
気象変動版アルマゲドンみたいな設定で始まる映画ですが、その解決策が壮大過ぎて気候変動で死ぬ前に世界中の人が増税で死ぬんじゃないかと思うほどです。
実世界ではSpaceXがせっかくロケットの再利用を成功させているのに、映画では高コストのシャトルをこれでもかと並べてますし、地球を覆う○○に無駄にデカイ宇宙ステーション…などなど、とにかく気の遠くなるような資源とお金を投じるというありえない設定には心穏やかならぬものがありました。
しかも世界中の街が壊滅寸前になり宇宙ステーションも粉々になっているのにラストでは誰一人金の心配をしてません。普通に考えたら世界中の国が財政破綻するでしょうから、ハッピーエンドには相当な違和感が…という映画でした。
天候は自由のままで
ある日、天候を支配できるようになると言う未来的な映画でまさか大統領の部下が操っていたとは!!とてもびっくりしました!(笑)
迫力はすごくあり、また兄弟の友情はとても良いものだなと思いました!!
勢いで見せます!
ストーリーは滅茶苦茶です。
大統領の座を狙うエド・ハリスは、
衛星を自爆させて、
ジオストームを発生させたら、
自分が大統領になっても収拾させられないんじゃない?
てなことはさておき、
とにかく迫力映像で畳み掛ける。
CG満載の異常気象シーンが中心だが、
カーアクションも、衛星内外の宇宙のシーンも、単品単品の演出は上手い。
編集でテンポよくまとめた。
と言うか、省いた。
アクション担当を女性にしたのは良いアイデア。
アビー・コーニッシュのちょっとプックリ感と、機敏な動きのギャップがいい。
語りを務めた娘と、一瞬しか現れない別れた妻を加えて、三人の金髪が美しい。
映像のクオリティの高さは最初から予想できたけど、アルマゲドン系かと...
映像のクオリティの高さは最初から予想できたけど、アルマゲドン系かと思いきや意外とストーリー性もあり、けっこう楽しめたかなと。ジェラルドバトラーはアクは強いけど実はいい奴なおっさん役は似合ってる
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