ジオストームのレビュー・感想・評価
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一年に一回くらい観たい大バカスペクタクルというジャンル。
底抜け超大作の権化エメリッヒと長年コンビを組んできたディーン・デブリンの初監督作、だそうだ。期待に違わず、盛り上がること最優先のハチャメチャな内容をきっちり形にしていて、エメリッヒよりも手堅いと言っていいかも知れない。
そういえば昔、自然変動を止めるために地球の核に核ミサイルを撃ち込もうとする『ザ・コア』なんて映画もあったが、とにかく広げた大風呂敷をどこまで視覚化できるかがキモで、CMでも流れているブラジルのビーチのシーンも含めていちいちやり過ぎていて気持ちいい。
普段はこの映画はどこがいいだのあそこがダメだの偉そうに食っちゃべっているが、この映画に対してはそういう気持ちにまったくなれない。なんだかアッパレと思わせてくれるだけでいい。毎週こんなのばっかり観てたらバカになりそうだが、バカな娯楽を浴びるように楽しむのもたまには精神衛生上大変よろしいのではないでしょうか。
災害系パニック映画と思って観たらほとんどクライムサスペンスやった。...
災害系パニック映画と思って観たらほとんどクライムサスペンスやった。
災害に襲われるシーンは迫力あるがちょっとやり過ぎかな。
ハッピーエンドみたいに終わってるけど世界中の甚大な被害を考えると手放しでは喜べないような。
アンディ・ガルシア、エド・ハリスはさすがの存在感。
ありがちな内容だが、視覚でわかりやすい良作。
自然の脅威を科学の力でコントロールしようという、誰しもが考えるありがちな設定。お約束の様に暴走し、地球の各地で圧倒的且つ強制的な異常気象が発生、、、こういう展開は堪らなく好き。
すぐに宇宙へ行っちゃったり、みんなが何でも出来ちゃったりというご都合主義はあるものの、悪役が誰だか分からない脚本は丁寧に作られた印象。そしてゆっくり深掘りしていく親子愛と兄弟愛も泣ける。本当にありがちではあるんだけども。
アビー・コーニッシュ演じるサラがとにかく格好良く、芯があって色っぽくて、これは惚れる。
まぁ、良くも悪くも安定のジェラルド・バトラーなので、過度の期待は禁物だが十分に楽しめる。脇を固めるキャストの演技が思いの外に素晴らしく、良かった。
今回も"大統領に振り回される"お約束の立ち位置に拍手。
中国万歳映画
これまた中国資本が隠す気ない作品
中国のシーンいる?
地球の天候を操る設定が衛星ごときで雑すぎるのはだいぶ違和感
天変地異が本筋であるのに天変地異を使った地球規模のテロだとどうにも魅力がなくなりますね
一種の政府批判のように捉えることもできるのでそう思って観ればまぁ。
最後いえーい!!みたいな雰囲気になってますけど、後始末つけられないよこれ
もろもろ設定が雑でした。
昨今のフェミ重視で女の人を過剰に活躍させるのも無理矢理感がすごかった
あと絶対吹き替えで観ないほうがいい。ブルゾンくそすぎ
普通に王道で好き
久し振りにもっかい見た
展開とかストーリーは悪く言えばベタだけど、ベタだからこそ安定に面白い
設定とか舞台とか話のスケールはかなりデカいし、シンプルに地上での大統領関連もドキドキハラハラ
兄弟愛よし 女性陣格好良くてよし 家族愛よし
大統領の結婚しろ!でめちゃ笑ったw
吹き替えでしか観てないけど、あんま気にならないかな
"映画感"を楽しむ為のお手軽キット的存在
パニック映画が好きで地球滅亡シミュレーションのような展開が好み。もうすぐ世界が終わると知って人々はどのように抗い、最後の瞬間を迎えようとするのか。その極限の中で生まれるドラマが見どころな災害系パニック映画ですが。
"思ってたのと違った"
そういう感じのを求めて見たら、思ってたのと違いました。その裏切りがいい方向で裏切られたならまぁ評価は高めるんですけど、別に悪い方向に裏切られたって訳じゃなく「裏切られた」が「裏切られた」以上でも以下でもない作品だったのでこの評価に落ち着きました。
逆にこういうおバカアホマヌケ展開の「みんな!洋画だぜ、ヒャッホーイ!」が見たい人にとってはこれ以上ない作品のようにも思える。なんならこの脚本にこれだけのお金をかけてド迫力な映像を作れることが、日本の映画業界とは根底から違うんだなぁとある種の寂しささえ覚えました
まぁあんまり難しいことは考えずに見るといいかもね。見終わったあとに何か残ってる訳でもないけど、ポップコーンとコーラをほんの少しだけ美味しく頂けるスパイス程度にはなり得るかも知れない。
人間が生み出した災害を人間が食い止める!
今までも数々のディザスタームービーが生み出されてきましたが、今作はいろんな自然災害が組み合わさって一本の映画になっていて、とても迫力がありリアルな恐怖まで感じました。実際、自然災害は映画の中だけの話ではなく、現実でもいつどこで起きてもおかしくないので本当に「ジオストーム」が起きないような世界にしていきたいものですね。
一つ印象的だったのが、地球だけの話じゃないってこと。地球で起こる災害、異常気象を食い止めるために宇宙に飛び立つという何ともスケールの大きな話です。「オデッセイ」とか「ゼロ・グラビティ」みたいな完全なSFではないにしても、ディザスタームービーで宇宙の話まで出してくるんだ、と感銘を受けました。人工衛星とか宇宙ステーションも本格的で、途中でちょっと「これ災害映画じゃなかったっけ」って思っちゃったけど、地球での災害も全面的に出してくれたので、リアルな災害にくぎ付けになりました。それだけではなく、ちょっと感動するような人間ドラマまで描かれていて、ただのパニックムービーでは終わらせていないのも良かったです。やっぱり家族や仲間の絆って永遠に切れないほど強いものなんですね。
ディザスタームービーといえば「カリフォルニア・ダウン」を過去に見ましたが、こちらは地震や津波の映画でした。「ジオストーム」は天気の災害です。どちらも地球が誕生してから何度も起きていることだろうし、これからもいつ起きるかわからないですが、そんなことがないような世界を願うばかりです。
スピード感溢れるサスペンス仕立てのSFパニック
観終わって素直に面白いと思った。本作は、典型的なSFパニック作品だと予想していたが、SFパニックに、サスペンス、アクション、そして、兄弟愛、親子愛などの人間ドラマの要素を盛り込んだ感動的で面白いエンターテイメント作品である。
本作の舞台は近未来。異常気象対策として開発された気象をコントロールする宇宙ステーションシステムが突然暴走を繰り返し、世界各国で異常気象が発生し死傷者が出る。気象コントロールシステムの開発者である主人公ジェイク(ジェラルド・バトラー)は、弟であるマックス(ジム・スタージェス)に調査を依頼され、単身、宇宙ステーションに乗り込み、地球にいる弟と協力して暴走の本当の原因に迫っていく・・・。
序章にあたる気象をコントロールする宇宙ステーションシステム開発までを、ナレーションだけであっさり片付け、物語はいきなり核心部分からスタートし、スピード感ある歯切れ良いストーリー展開で、寄り道せずにラストまでを一気に駆け抜ける。癖のない回りくどさの全くない単純明快なストーリーなので、理屈抜きで楽しめる。
異常気象シーンは迫力十分であり、昨今の世界中で発生している自然災害を彷彿とさせる臨場感がある。宇宙シーンは、宇宙ステーションなどCG技術を駆使した圧倒的な映像美に魅了される。
本作は、宇宙編と地球編に分かれて物語が同時進行していく。宇宙編は、何の前触れもなく暴走するシステムの不気味さ、制御できない科学技術の恐怖が際立っている。一方、地球編は、陰謀渦巻くサスペンス仕立ての現代劇を観ているようであり、先の読めない息詰まるストーリー展開に緊迫感があり、画面に釘付けになる。
本作は、主人公と弟の兄弟愛と確執、主人公と娘の親子愛、など人間ドラマにもなっている。特に、性格の全く異なる兄弟がそれぞれのやり方で原因に迫っていくプロセスは見応えがある。
ラストは予想外であったが、感動的であり涙が溢れてきた。如何にもアメリカ映画らしい結末だった。本作は、詳細分析すれば、荒唐無稽で突っ込み処は多い。しかし、そんな野暮は言わずに、肩の力を抜いて気楽に楽しむ作品であろう。
ジェラルド・バトラーはまた「おバカ映画」に出演してる!
「インディペンデンス・デイ」で脚本&製作のDデブリン監督、ということで「多分おバカ映画なんだろうな」と思いながら見てみた。
予想以上におバカだった。
本作のテーマは冒頭の段階では「環境破壊」かと思った。
それを
「テクノロジーで天気をコントロールする」として大惨事になるので、それを「教訓」とする作品かと思った。
でも全然そうじゃないので、あえて時代に逆行するような内容とも言える。
あとはジェラルド・バトラー。
本作、ハンターキラー、エンドオブシリーズ…
おバカ映画が並んでいるが大丈夫か?
(グリーンランドもそれに近いが、本作が「アルマゲドン」なら、グリーンランドは「ディープインパクト」だ。)
悪い役者じゃないのに、作品選びが悪すぎる。
大金お馬鹿映画
てっきりジオストームが起こって逃げ惑う
デザスターパニック大作かと思ってたら、
前半の宇宙ステーションが何やらおかしいから
始まり政治が絡み、
宇宙ステーションにウィルスを感染させたのは
誰なのか?と言うミステリー風味になり、
なかなかジオストームが起こらない事にがっかりした。
ジオストームはCGに金かかりそうだから、
起こる前に止める話か!と思ってたら
めちゃくちゃCGにお金かけてるスゴい映像でたまげた。
何がたまげたって寒波が襲って来て人間が凍って行く
のに、寒波から逃げ切る女の子とか、
塔が解けるほど熱いのにボケーっとそれを観てる
人たちとか、
お金かけてるのにリアリティーが全くない事に
ガッカリしました。
ディザスター映画はもう物語がテンプレなので、
全く観た事がない超大作ディザスター映画にいつか
巡り会える事を楽しみにしている。
気候のコントロール
は、どこかの国地域の好天は他地域の悪天になるのではないかな。
初めての高温地帯の先の凍った街のように、プラスマイナスゼロ。
科学でなんとかなる、という考えはいかにもアメリカ的。
ダッチボーイっていう名前も陳腐だと思う。
ただ良い俳優が出ている。
吹き替えの俳優、上川隆也と山本耕史は私のイメージではないな。まあ好みの問題なんですが特に兄さんはもっと低い太い声の俳優さんがよかったです。
CGもよい。
嵐を起こせても狙った建物に雷を落とすことはできないだろう。雷でコンクリートが破壊できるとも思えないが細かいことは言わないで、最後のカーチェイスはいい感じです。
午後ロードなので途中から端折られているのだろう、突然自爆モードになるのは不思議。
でもあの後の責任問題ってどうなるのかな。
アンディ・ガルシア大統領
2022年11月12日
映画 #ジオストーム (2017年)鑑賞
地球規模の自然災害ジオストームを防ぐため世界の天気を管理できる気象コントロール衛星“ダッチボーイ”が活躍する世界。ある日ダッチボーイが暴走を始めた。
#ジェラルド・バトラー って #ブルース・ウィリス の後継者かもしれませんね
大風呂敷で娯楽に徹した作品
総合:60点 ( ストーリー:30点|キャスト:70点|演出:65点|ビジュアル:75点|音楽:65点 )
世界をも支配できるダッチボーイという巨大な気象統制体系がある。ダッジボーイの前には熱帯の海の波が一瞬で凍り付く。それなのにダッチボーイには簡単に乗っ取りのためのウイルスを仕掛けられるし、だけどそんな気象統制体系は再起動するだけでウイルスを排除してしまう。しかも再起動するための暗号は大統領が持っていて、その近くにすぐに行ける。
世界規模の大掛かりな設定だけど、その割に物語としては単純で粗い。その意味では『インデペンデンス・デイ』と似ている。前知識無しに大作らしい内容を期待して観ていたら、どんどんと内容の質の低さがわかってくる。ついでに映像も人が走りながら凍り付く場面など粗くて、大作の割にそれほど洗練されたものでもない。いちいち粗探しするのではなく、娯楽に徹したこういうものなのだと思いながら観るべき作品なのかと思う。
良かった
タイトルから自然災害に対して、何らかの対策をする人類の姿を描くかと思っていた。
実際に見てみると、そうではなく、自然災害はキッカケで、兄弟の絆や陰謀を打ち砕く点が中心に描かれていた。
最後の終わり方はあっぱれ!という感じだったので、なかなか見ていて面白い映画でした。
良くあるB級災害モノとしては上々の仕上がり
この手のB級災害系は割切りが大事でその覚悟の上で見るととても良い出来だと思う。細かいところは気にしてはいけないし、話の展開とラストの起承転結は笑ってしまぐらいこのジャンルの映画としては王道に忠実だ。サブスクの見放題映画として家の大画面テレビで見る分には贅沢だ。
サスペンス部分をもっと掘り下げて欲しかった
何度か予告編を見たものの、本編を観たのは初めて。
パニック映画かと思いきや、SFサスペンス。
気象異常の迫力ある映像と、サスペンスを同時に楽しめる。
目の付け所は良いのに、ご都合主義的にサクサク進んでいくので、盛り上がりに欠け短く感じた。
もっとサスペンス部分を丁寧に描き緊迫感を出してくれなら、更に面白い映画になっただろうに。惜しい。
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