「幾らかかるんでしょ…」ジオストーム Jesus of Nazarethさんの映画レビュー(感想・評価)
幾らかかるんでしょ…
気象変動版アルマゲドンみたいな設定で始まる映画ですが、その解決策が壮大過ぎて気候変動で死ぬ前に世界中の人が増税で死ぬんじゃないかと思うほどです。
実世界ではSpaceXがせっかくロケットの再利用を成功させているのに、映画では高コストのシャトルをこれでもかと並べてますし、地球を覆う○○に無駄にデカイ宇宙ステーション…などなど、とにかく気の遠くなるような資源とお金を投じるというありえない設定には心穏やかならぬものがありました。
しかも世界中の街が壊滅寸前になり宇宙ステーションも粉々になっているのにラストでは誰一人金の心配をしてません。普通に考えたら世界中の国が財政破綻するでしょうから、ハッピーエンドには相当な違和感が…という映画でした。
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