「未来へつながるパニック映画!」ジオストーム Macさんの映画レビュー(感想・評価)
未来へつながるパニック映画!
普通のパニック映画だったら、災害要因がなくなって、めでたしめでたしになるが、この映画のラストの少女の語りで、未来につながるものになっている。
映像の目玉のC Gは大スクリーンで見ると意外とお粗末な処理だったが、この映画の本当の見せ場は別にあった。
この映画の見せ場は、
人気のエゴによる人災という人の醜い一面を描いているところ、反発しあっていた兄弟が、ぎりぎりの状態を共有しながら、最後は和解するところ、
宇宙ステーションの責任者の最後の行動、
そしてそして、シークレットサービスのおねーちゃんのカーチェイスからのアクションシーン!
カッコイイ!
この映画を単純にパニック映画だと分類しないで欲しい。
先程も書いたが、パニック映画を見慣れた人なら、
災害シーンはお粗末のため、パニック映画としての評価は下がる。
しかしこの映画は災害を材料に、人間の醜さ、尊さを描いている素晴らしい映画だと思う。
もう一度見る。
コメントする