劇場公開日 2017年1月21日

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「暴力は性に合わない。が…」ザ・コンサルタント ROKUxさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0暴力は性に合わない。が…

2017年1月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

問題を暴力で解決するのは性に合わない。
しかしフィクションとなれば話は別だ。
観終わった後、とてもスッキリした気分になった。
悪いやつを仕留める瞬間の小気味よさ。
最後の最後、いろいろな謎(伏線)が一気に解決するときの小気味よさ。色っぽいシーンが全然ないのも好感。
ただ、世界の裏社会を相手にしている人物像のはずなのに、あんまりグローバルな感じじゃなかったのが難点といえば難点かも。

ふと思ったのだが、もしかすると監督は「自分が周りと上手くいかないのは自分の努力が足りないからではなく、発達障害のせいなのだから仕方がない」と考えたがる風潮に喝を入れたかったのじゃないだろうかね。
世の中みんな多かれ少なかれ障害をかかえているんだから、甘えてばかりじゃダメなんじゃないのって。みんなが暮らしやすい世の中にするために、障害の大小にかかわらず、みんなできるだけの努力はしないといけないんじゃないのって。

ところで、アナ・ケンドリックって、ケネディ前大使に似てるよね。

ROKUx